乱数→🍬

幻太郎→📖

帝統→🎲

※死ネタ※転生

始まります⤵︎ ︎

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 ただ、ただ生きたかった。

人間として。

愛した人と結婚して、子供も作って。

普通が欲しかった。

あぁ神様、なんで僕にはこんな運命を与えたのですか？

何も、、、何もしてないのに。

ごめんなさい、生まれてきて。

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🍬『ねぇ、帝統、幻太郎、、、僕と一緒に死ん                 でよ』

もうウンザリなんだ。こんな世界。

中王区の「所有物」として働く毎日が。実験で死んでいく僕達を見るのが。辛いんだよ。

📖『、、、わかりました。小生も御一緒しましょう。』

🎲『俺も幻太郎と同意見だ。』

予想外だった。こいつらなら僕を止めると思ってた。でも悲しくはない。

ひたすらに嬉しかった。止めないでいてくれたことが、一緒にいてくれる事が。

📖『止めるとでも思いましたか？』

🎲『何処までも着いてくぜ！リーダー！』

🍬『、、、アハッ、ほんとーに僕のポッセはサイコーだねっ！』

もう後戻り出来ない。出来たところでしないだろう。だってこんなさサイコーな仲間達といけるから。

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その後、僕達は事務所の屋上で何気ない話をして朝を迎えた。

🍬『、、、そろそろ逝こうか、』

🎲『俺不思議となんも怖くねーや。』

    『お前らと一緒だからだろうな！』

📖『手でも繋いで仲良く行きましょうよ。』

🍬『いいね！』

(手を繋ぎ

🍬『じゃあ、また、、、』

📖・🍬・🎲

『来世で。』

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ｈ歴元年から何世紀か後。言の葉党は崩壊し、マイクが出てくる前の日本へと戻っていた。

📖『乱数、この後駅前のカフェ行きませんか？』

🍬『いーねー！帝統もさそおーよ！』

📖『そうですね。』

🎲『よぉ！何話してんだ？』

🍬『あ！ダイスいい所に！』

📖『駅前のカフェに行こうと思いまして、貴方を探そうとしてた所ですよ。』

🎲『あー、わりぃ俺この後補講だわ、』

🍬『アッハハ！帝統ってばおバカさんだなぁ』

🎲『う、うるせぇ！』

📖『ちなみになんの補講なんですか？』

🎲『歴史』

🍬『え！僕歴史大好きだから一緒に行くー！』

📖『、、、しょうがないですね。小生も御一緒しましょう。』

🍬(ビクッ

🎲『乱数、どうした？』

🍬『う、ううんなんでもないよ。早く行こ！』

幻太郎も帝統も変わらないなぁ。

(📖、、、わかりました。小生も御一緒しましょう。)

同じような事言っちゃってさ。

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幸せだなぁ。

やっと叶った。

やっと掴み取った。

『普通』を手に入れた。

今世はしっかり人間として生まれた。

好きな人もいる。帝統と幻太郎とまた一緒にいる。一緒に暮らしてる。

この幸せがこれからもずっと続きますように。

                                              end

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