テラーノベル
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今日は一日寝てろとチャラ先に言われ、渋々寝た
次の日
なんだかスッキリとした気持ちでいた
胸のざわつきが少しおさまったからか、気分がいい
教室に入ると少しざわついていたのが急に静まりかえっていた
「?」
みんなこっちをずっと見つめている。
誰も喋っていなかった。
ーーいや違う。
喋れなかったのだ
目の前の一ノ瀬四季の様子がいつもと違ったから
時が経つにつれて、仲間の本性も大体わかってくるもの
四季はいつも笑っているけど、それが作り笑いということには薄々みんな気づいていた
でも
教室に入ってきた四季は、今まで見たことない表情をしていた
目を細めて、幸せそうに、妖艶な笑みを浮かべていた
その衝撃からか、矢颪は顔を赤くして固まってしまった
「???おい、皇后崎ぃどうした?」
四季が皇后崎に顔を近づける
「お、まえっ…バカか‼︎、ちけぇんだよッッ!/////」
それがあまりに近かったからか、赤面したまま言い放つ
「??んだよ、ひどくね?」
言葉の割にはずっと笑っていて、それが子供のように可愛らしかった
「い、一ノ瀬さん、なんかいいことでもあったんですか…?あ、私にこんなこと聞かれても迷惑ですよね。ごめんなさいごめんなさい」
「いや土下座⁉︎、まぁいいこと?はあったと思うけど…」
「な、何があったの?」
ロクロが口を開く
「うーん」
「ムダ先に告られた」
「「「「は?」」」」「「え?」」
また教室が静まり返る
ガラガラガラ🚪
「お前ら早く席につけ、時間の無駄だ」
「おい無陀野ぉ、お前四季に何吹き込んでんだ」
「…」
ムダ先が俺の方を見る。
「あれ?言っちゃいけないヤツだった?」
「…嫌、べつに大丈夫だ」
ムダ先が俺の頭を撫でる
…嫌じゃない
皇后崎達がムダ先を睨みつけていたけど、なんかやったのかな?
…夜はまだこわい。どうしても思い出してしまう。
「…眠れねぇのか」
「‼︎」
布団から顔を出した皇后崎がこっちを見ていた
「…起きたのかよ」
皇后崎は昔から警戒心が強く、少しでも物音をたてると起きてしまう
「悪ぃ、うるさかったか」
「…お前が謝るとか気持ち悪ぃ」
「あ゛ぁ?ぶっ飛ばすぞオメェ」
皇后崎が俺のベッドにすわる
「…なんか、あったのか」
心配…してくれてる…?
それが嬉しくて、皇后崎の隣にすわる
「…っ///」
…まだ、ムダ先にしか話したことない。
皇后崎にも、本当のことを言わなきゃ
でも嫌われたら?
拒絶され、たら、?
いや、皇后崎達はそうゆうことしない
「皇后崎っ、俺…本当はッッ」
どうしよう
声が出せない
息が苦しい
ギュッ
「えっ…?」
皇后崎が突然俺を抱きしめた
あまりに急だったのと、普段絶対こうゆうことをしない
ため、固まってしまった。
「こ、皇后崎?」
「…言いたくないなら、言わなくていい」
夜になり、静かな部屋に優しく声が響く
「大丈夫、全部言うって決めた」
思い出す
今までの全部
“愛”を知らない自分に、手を伸ばしてくれた
突き放すことはせずに、そばにいてくれたこと
怒って、泣いて、笑って、呆れて、誰も離れなかった
「あのね、皇后崎…」
「おう…」
皇后崎は最後までしっかりと聞いてくれて、俺のことを抱きしめた。
「…あんま無茶すんなって言っただろ」
前に皇后崎に言われ言葉だ。
…嫌じゃない
皇后崎とも話して見て思ったが
嫌と思うことが少なくなった。
もうすぐで少し騒がしい戦争が始まる
ミーティングをしていた
「四季ぃ、お前最近なんかあったか?」
紫苑さんに聞かれた、前もこんなことがあったような
「ムダ先に告られた」
「「「「「「「は?」」」」」」」
「おいテメェ無陀野、一体どうゆうつもりだぁ?」
「ダノッチ、流石に抜けがけはダメだよぉ」
「いくらでも無陀野先輩でもそれは許されんですかぁ?」
「…に、にゃっ⁉︎」
「まさか、先に告白されるとはゴハッ」
「…え、なにそれ尊」
「おめでとうっ‼︎‼︎」
カオスだ
ムダ先はいつもより死んだ目をしていた
「ふっあははっ」
面白くてつい笑ってしまう
急に静かになる
「…なに?」
こう、急に静かになるのはビックリするのでやめてほしい
真澄隊長はムダ先の胸ぐらを掴んでいた右手を外し、俺の方を見た
「…心配、かけさせんな」
真澄隊長が…あの、人のことなんてあまり褒めない真澄隊長が、声は小さいけど、たしかにそう言った
その一言で分かってしまった
あぁ
胸の奥の感情に、名前がつく
逃げられないくらいハッキリと
(コレが…)
四季はゆっくり顔をあげる
全員の顔をみる
自分をじっと見つめている
そこにあるものは、もう疑いようがなかった
”愛”だ
「…そっか」
ぽつりと四季は呟く
「俺…」
言葉がうまく出てこない
でも、言わなきゃと思った
心が決まった
初めて自分から
ゆっくりと息を吸う
そしてーーー
「ムダ先っ!みんな‼︎」
……「”愛してる”」
その言葉はその一言は小さくて、不器用で
でも、たしかに
まっすぐだった
全員が固まる
次の瞬間
「四季っ」ギュッ
ムダ先が俺を抱きしめる。力強い、なかなか離してくれないようなハグだった。
「し、四季くんっ‼︎‼︎」ギュッ
チャラ先も涙目で俺の背後から抱きついた
「お前いきなりそれはッッ/////」
珍しく紫苑さんが顔を赤くしていた
みんなも泣きながら俺に抱きついた
それが面白くて、少しだけ笑った
「コレが”愛”か…」
「アンタらがくれたやつ」
ロクロと屏風ヶ浦は泣いたまま笑って
皇后崎と馨さん達は目を細めて
真澄は小さなため息を
もう二度とこの感情を手放したくないと思った
今はまだ、それだけで充分
四季はもう無理して笑うことはなくなった。
Epilogue…一ノ瀬四季は”愛”を知った
最終話です!なんとか無理矢理終わらせました!
ここまで見てくれてありがとうございました‼︎
小説書くの大変ですね…日本語が難しいです😓
またお会いしましょうね♪
コメント
6件
尊いが詰め込まれた作品で最高過ぎますって!!泣 ありがとうございます!!!
やばい、もう涙が止まらないです笑 最高すぎました!

あれなんか目から水が出で来て止まらい、最高でした!