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『二章 勇ましき愚者共のファイターズ』
羽「えっ…あっ…え、えっち!」
飯「うぅ…」
瑞稀が全裸で半泣きの飯田橋を抱えていた
兎「…ヤってたんですか?」
飯「ち、ちがうよ…」
猪「…バカなんじゃねぇの?」
蛇「それには私も同意です。」
音「そーだそーだ」
飯「僕の意思じゃないんだよ…」
天「おい」
荒「お、由鶴!頼まれてた任務は完了したぞ!」
天「確かに俺はどんな状態でもいいって言ったけどな…」
天「流石に…」
秘「どうしてこうなったんだ?」
飯「お風呂入ってたんだけど…突然入って来て…」
確かによく見れば飯田橋はびしょびしょだった
秘「…そのままだと風邪引くぞ、一旦戻ったほうがいい」
音「でも、もし飯田橋がクロだったら部屋でこっそり証拠隠滅しちゃうかもよ」
飯「僕は犯人じゃないよ…」
猫「なら拙者がついて行くでござる!」
荒「じゃあ俺もついていくよ!」
音「そっか、じゃあいってらっしゃい」
天「猫又と瑞稀だったらいいのかよ」
音「ほら、アホそうだし、共犯とかしなさそうじゃん」
コトダマ→全裸の飯田橋
飯田橋たちが出て行った後、俺たちは捜査を再開することにした
羽「…なんで壁に希望って書いてあるのかな」
壁には血で書かれたであろう、希望の字があった
秘「…希望が関わってるとか?」
羽「ていうか光ちゃんもそうだけど、なんでそんなに希望が好きなのかな?」
秘「…やっぱり、希望っていう言葉は聞こえがいいからじゃないか?」
秘「闇の中に人匙の希望が見えるとか、聞こえがいいだろ」
羽「へぇ、頭いいんだね!…ていうかこの希望、漢字間違ってるし!」
秘「本当だ…」
羽「希望が好きならちゃんと書けばいいのに…」
コトダマ→希望の字
蛇「……」
秘「どうしたんだ?そんな真剣に剣を眺めて」
蛇「いえ、この剣…」
吾郎が見せてくれた剣には持ち手部分にラインストーンがついていた
秘「…ネイルパーツか?」
蛇「ですよね。しかもこれ、紅葉さんの爪についていたやつじゃないですか?」
秘「よく覚えてるな」
蛇「このパーツは私が選んだ物ですから」
秘「そうなのか!」
コトダマ→剣についているラインストーン
秘「…大体現場は調べ終わったかな」
羽「おっ!てことは…」
秘「全員にアリバイ調査だな」
羽「そうそう!これを待ってたんだよね!」
羽「私、忍ちゃんと飯田橋君と瑞稀君に聞いてくるね!」
秘「わかった、頼む」
エソラは一目散で下へと降りていき、俺は一人でアリバイを聞いていくことになった