🖤「阿部ちゃん!来てくれたの?今日遅くなるって」
💚「ん、早く終わったから。どうしたの?翔太」
阿部ちゃんがこの光景に少なからず驚いている。そりゃそうだろう。
🖤「岩本くんと喧嘩して家追い出されたみたい。玄関で立てないくらい泣いてさ、ちょっと可哀想で」
💚「そう…」
阿部ちゃんはしょっぴーに近づいてそっと撫で、顔を覗き込んだ。
💚「いっぱい泣いたんだね」
🖤「うん」
💚「翔太、照が大好きだもんね」
🖤「そうだね、でも仲直りできるかわからないって不安がってた」
しょっぴーをソファに降ろして阿部ちゃんを抱きしめる。
🖤「岩本くん、愛想尽かしたとかないよね」
💚「たぶん大丈夫だよ」
🖤「ほんとに?」
💚「ん。さっき照から連絡あったから」
もうちょっと早く終わってたんだけど、照と電話してたから遅くなったと阿部ちゃんは言う。
💚「照は言い過ぎたと思ってるみたいだけど、俺は気持ちわかるよって。だから、1回ちゃんと話しなって言った」
🖤「そうなの?」
話がてら迎えにおいでって言っとくよ、と岩本くんとメッセージのやりとりをしてからもう一度俺に収まる阿部ちゃん。
💚「めめと翔太が仲良いのは止めないし、やましい事がないのもわかってるけど、俺たちがどう思うかには2人とも鈍感だから」
🖤「鈍感」
💚「そう。ただ仲良いから気にしてるんじゃなくて、時間の割き方とか、ウェイトの置き方とか、そういうとこね」
そこが俺たちの思いと、めめと翔太の思いで食い違ってるんだよ。と、阿部ちゃんは俺から身体を離して言った。
🖤「そっか…」
💚「めめはこうやって一応話を聞いてくれるから、俺はあんまりモヤモヤしなくて済んでるだけ」
翔太は聞かなさそうだから…と困ったように笑い、軽くキスをして離れしょっぴーをもう一度撫でると『お風呂いただくね』と阿部ちゃんはリビングを出て行った。
コメント
12件
あべちゃん💚大人
阿部さんと照さんの仲良しも気になりますけどwww