テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
何でも許せる方のみお進みください。
※腐要素あり
マフィアパロ
暴力表現等あり
??? side
《巡り 逢って 存在 描く〜セカイ 共鳴らせた〜なら〜
ねぇこのままで、このままでいられる〜かな〜》
「〜♪」
スマホから心地よい音楽が流れ出す。
それと同時に指を動かして連打していくと、『perfect』という文字が表示される。
やっぱ音ゲーに限る。
「おい。お前が例の侵入者やな」
「ちょ、待ってください。今いいとこなんでーって、あ゛ッ」
画面に『Miss』と表示される。せっかくの記念すべきマスター解放後のプレイやったのに。
「どうしてくれるんすか……貴方」
不機嫌そうに見上げた先には、真っ黒なスーツを羽織った男が立っていた。
「…いや知らんがな」
「……あれ?貴方もしかして此処の統領?」
「……さぁね」
ワイは立ち上がると、取り敢えず軽く会釈した。
「あんたを殺しに来ました。ついでに相棒も回収しに来ました〜」
「……ほぉ?相棒………もしかしてciのことか?」
「そうですよ〜。ま、死んでもろて」
そう言って拳銃を取り出す。
まあ伊達にマフィアの統領な訳やないやろうし、絶対強い。
ってことで早いもん勝ちや。
この様子やと、ci、捕まったんかな?
世話の焼ける後輩だこと。
銃弾を避けると統領さんはワイの後ろに視線を向けると
「今や!やれ!鬱ッ!」
と叫んだ。
まずいッ、後ろに居たんか⁉︎
気配なかったぞー
慌てて後ろを見ると、誰もいなかった。
「残念〜ッ!俺一人や!」
そう言って地面に押し倒され、身動きが取れなくなった。
「っち」
油断してた………。
「じゃあな。」
そう言って統領さんはワイに拳銃を突きつける。
「最後に言い残す言葉は?」
「アイディスマイルフルコンしたかった」
「ちょっと何いってんのか分からんわ」
突如、何処からかciの声が聞こえた。
あたりを見渡しても誰もいない。
「あ〜あ………、やってもうた……」
ciの声を発するそいつは天を仰ぐと、もう大に溜息を吐いた。
「もしかしてお前………ci ⁉︎」
「正解やで。shp!」
ばっ、と変装を解くと、見慣れた水色の髪が現れる。
「折角ドッキリにしようとおもたのに………」
「これだからオレは半人前なのよ………」
可笑しそうにciはけらぇらと笑って、拘束していた手を離す。
「ci…………お前寝返ったんか?」
「おう!」
元気よく笑う相棒。相変わらずみたいだ。
「……ふぅん、お前がいるならワイもこっちいく」
「ええで〜!てか勧誘すんのオレのセリフやのに………」
大袈裟に肩を落としているciの手をつかんで、歩き出す。
「せや、ci」
「ん〜?なに?」
「流石詐欺師や。騙されたで」
そう言って笑ってやると、ciは固まった。
「……………………へ?」
回覧ありがとうございました。
いんや。これ書くの楽しいね。
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コメント
10件
コメントだけ遅れました( ;∀;) shpくんも加わってますます尊くなる予感が...! てかもうすでに尊いが 溢れてる...!!(* >ω<)✨ 続き楽しみにしてます!
んぐ・・・新人組が解釈一致っすぎて尊い・・・!! 唐突なアイディスマイル笑いました