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ども、主です。それでは本編どうぞ!
ー💜side
それから十数年、俺は🧡さんと結婚し、子宝にも恵まれた。国王の座を受け継いだ🧡さんは毎日仕事で大忙し。俺も、その補佐を務めていたため、充実した日々を送っていた。
なな「母さん!またれんが執事さんの顔にパイ投げしたんよ!なんか注意してや!」
れん「いいじゃねーかよーパイ投げぐらい。」
🧡「二人共〜ケンカはアカンで〜れんも、パイは食べるもんやから、あとで執事さんに謝ってきぃや。」
れん「は〜い」
💜「(平和だなぁ)」
そんな日常を抱え、毎日を気楽に過ごしていた。でも、時々夢の中で気になる会話が頭の中でリピートされていた。そのことで考え込んでしまうときもあるけど、あまり気にしなかった。この幸せな日々が途切れなければいい。そう思っていた。でも、その思いは今消えようとしていた。
ある日、仕事が最近忙しかったせいで体調を崩してしまったのか、激しい頭痛が襲ってきた。まぁ、数時間ほどすれば治るだろうと考えていた。🧡さんには「💜くんは少し休んどきぃや。倒れられたら俺困るで?」なんて言われたが、首を横にふって、「大丈夫だよ」って返した。でも、痛みがなかなかおさまらず、夜にはかなり唸るようになっていた。
???『思い出して!貴方の本当の目的を!!!』
その声にハッとした。そして、痛みがとれると同時に、すべてを思い出した。なぜ自分が今ここにいるのか。どうしてうさぎの姿で🧡さんと出会ったのか。🧡さんと出会うことはあの人によって仕組まれたものだったという大切なことを、どうして忘れていたんだろう。でも、時間がない。一刻も早く、ここを出ていかなくちゃいけない。申し訳ないけど、、、🧡さんに国のすべてを任せなくちゃいけない。俺は急いで置き手紙を書き、土砂降りの雨の中、王宮を飛び出していこうとした。
なな「母さん?」
ななが起きてきた。こんな真夜中なのにと思いつつも、俺は冷静さを保った。本当は置き手紙を読んでほしかったけど仕方ない。俺は、ななを抱きしめた。
なな「母さん、、、?」
💜「なな、ごめんね。お父さんの迷惑にならないようにね。れんともしっかり仲良くするんだよ。」
なな「母さん?どこ行くの?いつ帰ってくるの?」
💜「ん〜どこだろうね。すぐ帰ってくるかもしれないし、ずっとあとかもしれない。、、、それじゃ、元気でねっ!」
なな「待って!母さん!母さああああん!!」
💜『行かなきゃ、あそこへ。』
はい!いかがでしたでしょうか?いいねやコメント、フォローよろしくおねがいします!それじゃ、おつてぬ〜
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