テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
マンションの駐車場に車を停めエンジンを切る。
本当は今直ぐにでも抱きしめキスをして押し倒したい…!
が、 ここは駐車場と自分に言い聞かせ堪える…。
ふっと隣の涼太に目をやるとすでに降りて、 エントランスへと歩いている
翔|…えっ?あっ…おい!待って!
慌ててシートベルトを外し車から降りる。
翔|涼太っ!
涼|もう何してるのー?
置いてっちゃうよー?笑
俺の事をクスクス笑いながら
ガラス張りのエントランスへ吸い込まれていく涼太。
翔太は慌ててキーロックをかけ、自動ドアが閉まる寸前に滑り込んだ。
翔|…はぁっ…はぁ…お前…
肩を上下させて息を整える
涼|ふふっ…翔太は慌てんぼさんだねぇ?
翔|…いやっ…!
(ポーーン)
言い返そうとした所で タイミングよく
エレベーターの扉が開く
二人で乗り込み自分達の部屋がある階を涼太が押す。
そのまま涼太の手を掴みエレベーターの隅に押し込む、、
逃げ場を奪うよう 涼太の脚の間に自分の脚を差し込み両手を壁につく翔太。
翔|…お前っ…俺の事煽りすぎ…!
低く響く声に涼太は怯えるどころか艶やかに微笑んで天井の隅を指差す。
涼|ふふっ…いいの? 監視カメラ…回ってるよ?
翔|(…っ、クソ。……誰か見てんのか?)
チラリと監視カメラの方に視線を向け
理性がブレーキをかけた。
だけど、目の前の涼太がその視線に気づいてわざとらしく口角を上げる。
涼|…ねぇ。見られちゃうよ?……いいの?
潤んだ瞳でさらに翔太を煽るように囁く
翔|…っ、うるせぇ……!!
そう吐き捨てると
監視カメラの事など構う事なく翔太は涼太の顎を強引に引き寄せ、 深く…貪るように唇を塞いだ。
(…ん…ッチュ…グチュ……ンはぁっ…クチュ…)
狭いエレベーターの中
互いの舌が熱く絡み合い二人の水音だけが耳に響き渡る。
(チーーーン)
エレベーターの扉が開き
現実へと引き戻される。
涼|…もぅ…着いちゃったぁ…
まだたんなぃ…翔太のこと…
そう言って首筋にそっと指を這わせる。
涼|……ねぇ、翔太?
エレベーターの中じゃなくて俺のナカが良くない…クスッ…?
翔|……っ、お前……マジで、、!!
涼太の腕をひったくるように掴むと、翔太は荒々しい足取りで、廊下の先にある自分達の部屋へと踏み出した。
コメント
2件
27