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💛 side
🩷「雑誌の撮影久しぶりだな〜」
💛「この3人あんまり無くない?」
💙「確かに」
「こちらの撮影は以上です」
💛「あ、ありがとうございました〜」
佐久間と翔太と3人での雑誌の撮影が終わった。
撮影中も辰哉の事が忘れられなかったから、2人に聞いてみることにした。
💛「ねえ、辰哉大丈夫かなぁ」
💙「なんで?」
💙「別れ話とか?」
🩷「2人に限って流石にないでしょ〜 笑」
💛「いやいや、そうじゃなくて」
💛「辰哉元気無いからなんか知らないかなと思って」
🩷「元気無い?」
💙「そんなことなくね?」
💙「心配性じゃん 笑」
💛「えぇ…」
2人は気付いていなかった。
あんなに元気が無い辰哉を見たことなかったのに気付かないなんてあるか?
💛「ほんとに元気ないから話してみろって」
💛「輪の中にも入ってこないじゃん」
🩷「ほぼ寝てるじゃん」
💛「いいから、話してみて」
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💙 side
照によるとふっかの元気が無いらしい。
そんなことはあまり感じなかったが、もしそうなら流石に放っておけないから話してみることにした。
💙「ふっか」
💜「ん?どした?」
💜「めっちゃ怖い顔してる 笑」
💙「え〜あ、そう?」
💜「うん」
💜「まあなべはいつも怖いからな〜 笑」
💙「……」
💜「…え、なに?」
💙「あ、いや、……なんだっけ〜」
💙「やっぱなんでもない」
💜「なんだよ 笑」
いつものふっかだった。
ただ、初めに顔を合わせてからふっかはずっとスマホを弄りながらの会話になっていたことが少し気になった。
いつも、会話をする時は相手の顔を見ながら聞いているはずなのに、なんだか今日は違う。
…いや、今日だけだったか?
💛「どう?」
💙「うわっ、びっくりした」
💙「…どうって、」
💛「元気無かったよな」
💙「あからさまにってわけじゃないけど…」
💙「まあ、目は合わせてくれなかったかな」
💙「ずーっとスマホだぜあいつ」
💛「スマホ?」
💛「ああ、わかる…俺が覗こうとしたらすぐ隠されたんだけど」
💙「エロ動画に夢中にでもなってんじゃね」
💛「いや…そんなわけないよ」
💛「いつもと全然オーラも違うし」
💙「…それは照にだけじゃない?」
💙「俺と話してる時普通に笑ってたし」
💛「…え、もしかして嫌われてる?」
💙「はぁ?」
💙「そういう事じゃなくて、そっちが素なんじゃないの?」
💛「…素?」
💛「なら尚更心配になるんだけど」
💙「あーあーあーもううぜえうぜえ」
2人で話していると、横から佐久間が割り込んで来た。
🩷「またふっかの話?」
💙「うん」
💙「照まじ心配性すぎ」
🩷「そんな気になるなら他のメンバーにも聞いたらいいじゃん」
🩷「あ、じゃあ久しぶりに飲み会しよーー!!」
💛「飲み会?」
🩷「うんうん」
🩷「飲み会がてらその話したらいいじゃん」
🩷「ふっかにバレないようにね!!」
💛「え…」
💛「あんま乗り気じゃないんだけど」
💛「8人だけで行くってハブってるみたいじゃん」
🩷「結論ハブってないじゃん」
🩷「ふっかのためにやる飲み会だから」
💙「何言ってんの?」
🩷「おーい、納得してくれぃ」
💛「まあ…いいかもね」
💛「辰哉のためになるならだけど…」
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💜 side_
今日はSnowMan全員で雑誌の撮影の日だった。
全ての撮影が終わったあと、どこからか密語のようなものが聞こえた。
「今日ふっか以外全員で飲み会で集まるから」
「お願いね、来てね」
動揺した。
なんで?
俺には言えないような内容の話をするのか。
それとも、俺のことが嫌でただはぶろうとしているのか。
💛「辰哉」
💜「…あ、照」
💛「なんか…照れるね」
💜「なにが?」
💛「昨日の今日じゃん」
💛「…」
💜「…昨日なんかあったっけ」
💛「…恥ずかしいから言わない 笑」
💜「そっか」
💜「…ねぇ、照」
💛「ん…?」
💜「今日の夜、予定ある?」
💛「…あ、えっと…無い……かなぁ?」
💜「…わかった」
💛「……?」
嘘をつかれた。
照は嘘をつくのが下手だ。
わかりやすすぎる。
なんで嘘をつかれたのかわからなかった。
俺の事そんなに大切じゃなかったのか。
照に嫌われたら終わりだ。
俺の生き甲斐は照しかないのに。
💜「俺、帰る…」
💛「辰哉…、?」
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┊︎飲み屋
💛 side
💛「それで…今日集めた理由は辰哉のことなんだけど」
💚「ふっか?」
💚「なんかあったの?」
💛「まぁ、そんな感じかな」
💛「ここ最近ずっと元気無いんだよ」
🤍「全然気付かなかった…」
🩷「ほら、やっぱり照の勘違いじゃない ?」
💛「ほんと、ほんとだって!!」
💛「全然笑わないし輪の中にも入らないしスマホに夢中だし…」
💛「翔太ならわかるよ」
❤️「ほんと?」
💙「…まあ、言ってることは合ってるけど別に笑わないわけじゃないし元気はある」
💙「でも目を合わせなくなって前のふっかとはなんかどこか違う…みたいな?」
💛「ほら、ほら!!」
💛「ほんとに…みんななんか知らない?」
🖤「俺はわかんないっすね…最近は忙しくて話せてないし」
🧡「……」
🧡「んー…」
🩷「康二なんかあるの?」
🧡「いやぁ…、気の所為かもしれんけど最近思ってたとことあんねん」
🧡「俺達が楽屋とかで騒いでる時ふっかさんに睨まれてる感じがして…」
🧡「前はふっかさんも一緒にみんなで話してたのに」
🧡「なんか…最近は俺達が耳障りみたいな感じで」
🧡「怖くて声掛けられないんよ」
💚「全然気付かなかった…、」
❤️「なら、俺達に問題があるってこと?」
💛「そうなのか…」
🩷「まあまだわかんないけどねぇ」
🤍「一旦は距離置く…とか…」
🩷「えぇ、もし勘違いだったらどうすんの!!」
🤍「確かに…」
🤍「ごめん、軽い発言だったね」
💛「…じゃあ様子見でお願いね」
💙「…あいつもあいつで頼ればいいのに」
💙「なんで照にすら言わないんだよ」
❤️「ほんとにね」
💚「いつも俺ら第1なのは嬉しいんだけど自分のことも大切にして欲しいよね」
💚「1番お世話になってるし…、」
💛「…うん……」
💛「俺も頑張ってみる」
💛「今日はありがとね、みんな忙しい時に」
🖤「大丈夫っすよ」
🩷「いえいえ〜」
💛「あ、辰哉には絶対バレないようにしてね」
💛「ハブってると思われたら嫌だから…」
💙「わかってるよ」
💙「俺らも嫌だし」
❤️「じゃ、飲もっか」
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