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咲希視点
静まり返ったスタジオの中で言葉をこぼす。
咲希「し、しほちゃん…何であんな言い方…」
志歩「仕方ないでしょ…あんな言い方しかできないんだから」
穂波「しょうが、ないよね…私達から離さないと…一歌ちゃんが危ないから…」
確かに、そうでもしないといけないのは分かる。だけど…
咲希「本当に、これでいいのかなぁ…」
?〘良くないんじゃない?あれだと〙
静かなスタジオの中に一歌ちゃんの大好きな声が響く。
志歩&穂波&咲希「ミク/ちゃん!」
ミク〘どうして、あんなこと言ったの?本心じゃないでしょ?〙
志歩「…実は――」
その日の昼休み、アタシ達――いっちゃん以外は校舎裏に呼び出されてたんだ。
志歩「…なに?」
モブ「あっ!来てくれたんだぁ!」
いっちゃん以外の3人が、モブを見つめる。
モブ「…一歌ちゃんから離れて?」
穂波「えっ⁉ど、どういうこと…?」
思わずほなちゃんが聞き返した。
モブ「www」
咲希「わ、笑い事じゃない!!なんで?理由くらい教えてよ!!」
モブ「理由?そんなの無いけど」
嘘でしょ?絆を絶とうとしてるのが分からないの…?
モブ「じゃないと…ね?(*^^*)」
志歩&咲希&穂波「…っ!」
モブ「頑張ってね」
そう言って退出した。
志歩「うそ…なんで?」
穂波「私達には…無理だよ」
咲希「いっちゃん…」
志歩「――っていうことがあったの。言わなきゃ駄目だなって思ってたけど…同時に距離を離さないと行けないって思って」
ミク〘…そうだったんだ〙
ミクちゃんがうつむいて言った。
ミク〘3人はどうしたい?このままでいいの?〙
志歩&穂波&咲希「そんなのいやだ!」
アタシ達は口を揃えて言った。
咲希「いっちゃんは、入院中に何回もお見舞いに来てくれて…アタシのことを一番に考えてくれた!」
志歩「私も。せっかく孤独から抜け出したのに逆に一歌が孤独になるなんて嫌」
穂波「一歌ちゃんのお陰で【Leo/need】があるの…!」
でも、こんなことになるなんて、分からなかった