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道枝side


なんとか楽屋へ戻ったら、長尾はいなかった。俺が来たことに気づいた流星くんがこちらへ近づいてくる。

嫌な予感がした。

流「……みっちー」

やっぱり。

駿「長尾に、何かあったんですよね」

流「何かあったってわけやないねんけど…」

駿「言ってください、お願いします」

流「わ、かった」


流「あのな…もう、謙杜と関わらないで、ほしいんや…」



___は?



駿「意味、わかんないんですけど」

流「おれもわからん。頼まれたんや、謙杜から…やから、お願い…」

駿「長尾どこですか」

流「わからない。怒らせちゃったかもしれん、ごめんみっちー」

駿「流星くん」

流「なに?」

駿「それは、俺にはできません」

流「でも、な」

駿「無理なんです、俺には。すいません……いってきます」

ガチャ

流「みっちー…。謙杜…」


長尾が、俺に関わるな、なんて言うはずない。ゲイだからって、そんなに嫌わないよ、きみは。だから、わかるんやで、長尾。



屋上で、血を流してる、って…。

好きなひとには好きなひとがいて。

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コメント

2

ユーザー

はーい!

ユーザー

(((o(*゚▽゚*)o))) やばい、、、、天最高…! 続き待ってます(´இ□இ`。)°

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