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#BL
れんこん@めいど化
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緑茶。
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ハッピーエンドの殺し方 -2話 ノンフィクション-
「蓮斗さん ! おはようございます !」
桜都立海山高等学校の生徒、小鳥遊春は、声変わり時期の掠れた声で大学生の隣の住民、依田蓮斗に挨拶をした。
蓮斗は歩こうとした足を止め、春の方に体を向けた。
「おはよう。春くん。」
“あの時”と変わらない、低く穏やかな声。
あの声がずっと好きだった。
春は毎日のように蓮斗に挨拶をしては、距離を縮めていた。
「今日は何か予定でもあるんですか?」
エメラルドを埋め込んだ様な瞳で蓮斗をまっすぐに見つめる。
「今日も元気だね。」
蓮斗は春を弟のように可愛がっている。
「今日はサークルの集まりがあってね。少し見た目に気を使ったんだ。」
男も…..いるのかな……。
春の脳内に泥混じりの汚い思考が今日も積み重なっていく。
蓮斗さんは忙しいんだ。忙しい…..だけなんだ。
そう、毎日自分に言い聞かせる。
「春くん?どうしたの?」
何も考えていない、雲の様な声が春の脳内に響く。
春は慌てて言葉を紡いだ。
「ぃっ、いや、なんでも……。」
「ふふっ、そっか。」
“あの時”もそうやって笑っていた。
曇り一つない、純粋な笑顔。
僕は…………。
こんなにも汚れているのに……..。
春は拳をぎゅっと握った。
その時だ。
タッタッタッと軽快な足音が聞こえる。
それと同時に、規則正しい荒い息も。
「お~い!!」
鈴を転がした様な心地よい、高い声を響かせるのは、きっと俺の幼馴染であり、大親友の言ノ葉紬だ。
トンッ
「はよ~ !!春 !!」
紬は俺の肩をトンッと叩き、俺はここにいなければならないかのように俺の隣に立った。
「あッ!!もうこんな時間!!春くんとその友達!!ばいば~い!!」
蓮斗さんは珍しく遅刻しそうになったのか、焦った声をだしその場から走って立ち去った。
俺はその背中を一人の恋する乙女かのように見つめていた。
「……….なぁ、春。」
紬が意地悪にニヤニヤと笑いながら言う。
「お前、もしかしてあの人のこと好きだったり……?」
顔がりんごのように真っ赤になったのがわかった。
(そんなに分かりやすかったか….!?俺…….!!)
「ぅ……ぁ……./」
「ぃ…..や…….ちッ、ちがぅっ、からっ………!!//」
必死に否定はしてみたものの、上手く言葉が出ない。
こんなのほぼ確定みたいなものだ。
冗談のつもりだったのか
紬は口をあんぐりと開けたままだ。
そして紬は金魚のように口をパクパクさせ、やっと言葉を発した。
「ぇっ…..あっ……まじ…….?」
「……..」
返答のない俺を見て、紬は一瞬暗い顔をしていた。
だが、数秒後にはいつものように花火の様な明るい笑顔に戻り、共に学校へ向かった。
「そんじゃな!!」
授業が終わった下校時間。
紬は相変わらずご立派なタワマンを背にし、俺へ手をぶんぶん降る。
まるで機嫌の良い犬のしっぽだ。
「ただいま~。」
紬と別れた3分後に、俺は昔ながらのオンボロの家へ帰宅した。
ジャー……..
俺は小学5年生までは、帰宅しても手を洗っていなかった。
でも、蓮斗さんのせいで、手を洗わざるを得なくなった。
その手を洗う理由が、俺の秘密だ。
ガチャ…..。
ベッド、勉強机、本棚。そして………。
蓮斗さんの写真。
ジー
ズボンのファスナーを下ろす。
黒の大人びた下着を脱ぐ。
蓮斗さんの、写真を目を前に貼る。
ティッシュを準備する。
これが、俺の秘密だ。蓮斗さんと話すたび、俺の下部がびくびくして、帰宅して下着を脱ぐ頃には、”白いもの”が付着している。
そして、俺の陰部に手を触れる。
「んッ……./」
シュッシュッ
「はぅっ、ッ、あッ、」
シュッシュッ
「ぅッ、んぅッ、//」
ぐちゅぐちゅ、ぬちゅぬちゅ。
乾いた音から、どんどん生々しい音に変わっていく。
「あッっ/♡ん~ゔっッっ/」
ぬちゅっぐちゅっ
「んッ/ぁんッ、//♡」
「い”ぐッ♡/蓮斗さッ、んッ…♡///」
「んお”っ、イクッ!!イクっ//♡」
そろそろ、”溜まったかな”。
ぐちゅっっ
白い液が出てくるところを強く押す。
その瞬間、溜まっていた白い液が勢いよく飛び出す。
「ぉ”ッ、♡んぐぅ”ゔッ!!//」
「んぉ”お”ぉ”お”お”ぉ”ッっっ!?///♡♡」
ビュルルルル……….
「はっ…..はぁっ…….」
熱く妖艶な吐息。
「あっ、やばっ、また汚れたっ…….」
大事そうに貼っている蓮斗さんの写真は、俺の粘液で白く汚れている。
蓮斗さんを隠れて”盗撮”した写真を使ってオナニーをするなんて….。
俺はなんておかしいんだっ…….。
毎日のようにオナニーをして、毎日のように背徳感と罪悪感に襲われる。
オナニーを続けている理由は、蓮斗さんと”一緒になった感覚”がするのと、粘液がある程度溜まった時、強くペニスの先端を押すことで、勢いよく出る気持ちよさが癖になるからだ。
「…….手、洗ってこよ……..。」
「ふ~ん、春、やっぱりこんなことしてるんだ~。」
「まぁ、好きな子ができたらやるもんだよね~」
暗闇でパソコンを見ている一人の少年。
それは、まさに紬だった。
「いやぁ~、春の家に仕掛けたカメラ、いい役割してくれてんね~」
「おかげで俺も抜けちゃった~♪」
そう言って不敵に笑う紬は、静かにパソコンを閉じた。
パソコンを閉じた大きな手には、春がオナニーをする姿を撮ったスマホが手に握られていた。
まるで、絶対に春を放さないと言うように。
やがて紬は春がした今朝の”あの反応”を思い出した。
あの反応を春がした途端、紬の中の何かが音を立てて切れていた。
中学一年生の3学期。肌寒い風が吹き荒れる日。
紬の目には、風よりも冷たい、蓮斗と春への怒りが宿っていた。
「絶対に…….放さないよ。春。」
第二話「ノンフィクション」 おしまい
第二話、どうでしたでしょうか。
1時間、かなり頑張りました……….。
打つのにまだ慣れていなくて、スピードは遅いです。。。😁
今回初めて喘ぎ声というものを書いてみました~
本当に書くの楽しかったです。
「ハッピーエンドの殺し方」少しでも面白いなと思っていただけたら、いいねとコメントお願いします。
次回は、怒りが爆発した紬がまさかの行動に出ます。
お楽しみに!
次回・三話▶︎♡=30
コメント
5件
うわ……第2話、めちゃくちゃ重かったです……。 春くんの蓮斗さんへの想いが、純粋で一途なのに、その行き場が♡♡♡行為になってるのが切なすぎる。それに、そんなプライベートな瞬間を紬くんに見られてるってのが一番怖いですね……。幼馴染の“執着”が表面化してきて、これからどうなるんだろうって背筋が冷えました。 喘ぎ声の描写、初めてって言うのに関わらず生々しくて、春くんの背徳感とか罪悪感がすごく伝わってきました。次回、怒りが爆発した紬くんの行動がもう怖いけど楽しみです……! 執筆お疲れさまです、ちゃんと受け取りました🥀