朝。
🌟「よし!」
🌟「今日もお客さんを最高の笑顔にするぞ!!」
いつも通り
店のシャッターを開け、電気をつけ、
食材を並べ始める。
天馬司は、カフェを経営している。
店で1番人気なプリンを作っていると、
材料が少なくなっていることに気づいた。
🌟「お客さんが来て新たに作ることも考えると、買い出しに行った方が良さそうだな」
そう言い、店を後にした。
🌟「よし、こんなものか」
🌟「早く帰って作業を続けるぞ!!」
そう思っていた矢先__
🌟「…なっ、!!」
人が倒れていた。
急いで駆けつけて、声をかける。
🌟「大丈夫ですか?!」
「……」
返事がこない。
意識がないようだ。
🌟「ちょっと揺れますよ。よいしょっ…」
迷わず背負う。
買い出しした荷物もあって重いが、
そんなの関係ない。
今すぐ、この人を助けないと。
🌟(思ってたより背高いな…)
🌟「着いた…」
ふぅ、と一息ついたのもつかの間。
すぐに部屋へ行き、ベッドに横たわらせる。
🌟「何をすればいいだろうか…」
そう考えていた時。
瞼が、少し動いた。
🌟「…む、」
「……、ん」
🌟「…! 起きたか?!」
「…、誰……」
🌟「自己紹介がまだだったな!オレは天馬司だ。」
🎈「……ツカサくん…」
🌟「お前はなんという?」
🎈「……ルイ」
🌟「ルイか!よろしくな!」
🌟「腹が減っているだろう?オレが世界一美味しいプリンを作ってきてやるからな!」
🎈「………え?」
🌟「そう疑うな!必ずお前を笑顔にしてみせるからな!!」
🎈「…………?」
🌟「何があるか分からないから、ベッドから出ない方がいいぞ!安静にな!」
ガチャッ、バタン
🎈「…行っちゃった……」
🌟「よし!こんなものだな」
🌟「では、ルイに持っていくか!」
ガチャ
🌟「ルイ!またせたな」
🎈「……」
🌟「見ろ!オレ特製、食べた人全員を笑顔にする最高のプリンだ!!」
🎈「………」
🌟「ほら、食べてみろ!!」
🎈「………要らない」
🌟「なぜだ?!?!?!」
🎈「…気分じゃない」
🌟「な、……っ!?気分だと?!」
🌟「気分で決めつけるのは良くないぞ!1口食べれば、気持ちも変わりさらに食べたくなることだろう!!」
🎈「……じゃあ…」
🌟「どうだ?!」
🎈「……おいしい、と思う」
🌟「ふふん、そうだろうそうだろう!!」
🌟「………って!?!?!」
🎈「…?」
🌟「思いっっきり真顔ではないか!!!」
🎈「………なにが?」
🌟「なにが?ではない!!!オレの作ったプリンで笑顔にならない奴など初めて見たぞ!! 」
🌟「なぜだ?!なぜなんだーーー!!」
🎈「……………悪魔は、笑わないから」
🌟「え?」
🎈「悪魔は……笑わない」
🎈「僕は、君たち人間とは違う。
悪魔だ。」
🌟「は?」






