テラーノベル
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⚠️M!LK、3080のBLとなっております。
今回はほのぼの系で🔞要素はまったく無いです。
地雷の方は今すぐブラウザバックすることを推奨します。
🩷→攻、『』
🤍→受、「」
5人組アイドルグループ M!LK。
5人体制になってから約6〜7年。
今人気がぐんぐん上がってきているグループだ。
そのメンバーの一人、山中柔太朗はスタジオの床に寝転がっていた。
「つかれた…」
ダンス練習が終わったばかり。
他のメンバーはもう帰り支度をしている。
そのとき。
『まーた床で寝てる』
上から影が落ちた。
見上げると、同じグループの佐野勇斗が立っていた。
『柔、風邪ひくよ』
「だいじょーぶ」
『だいじょばない』
勇斗はしゃがみこんで、柔太朗の額を軽くつつく。
『今日、振りミスってた』
「うるさい」
『サビのとこ』
「知ってる」
柔太朗はむっとして顔をそむけた。
勇斗は少し笑う。
『拗ねた』
「拗ねてない」
『顔見ればわかる』
柔太朗はむくっと起き上がる。
「勇ちゃんさ」
『ん?』
「ファンの前では優しいのにさ」
『うん』
「なんで俺には厳しいの」
勇斗は一瞬きょとんとして、それから少しだけ声を落とした。
『…逆だよ、』
「?」
『柔太朗にしか、こんな言い方しない』
柔太朗の心臓がどくっと鳴る。
「…なにそれ」
『だってさ』
勇斗は柔太朗の肩にタオルをかけた。
『好きなやつにはちゃんと言う』
柔太朗の耳が赤くなる。
「声小さくしろばか、」
『メンバー帰ったよ』
柔太朗は周りを見る。
本当に誰もいない。
広いスタジオに二人だけだった。
沈黙。
勇斗が少し近づく。
『今日さ』
「ん」
『泊まり来る?』
柔太朗が目を丸くする。
「急だね」
『明日オフ』
「それは知ってる」
『ゆっくり話したい』
柔太朗は少し迷ったあと、ぽつっと言う。
「…いいよ」
勇斗の顔が少しだけ柔らかくなる。
『よかった』
そのまま二人はスタジオを出た。
夜の街を歩く。
少し距離を空けて。
アイドルだから、誰かに見られたら大変だ。
信号待ち。
柔太朗がぼそっと言う。
「ねえ」
『ん?』
「この前アップしたYouTubeの」
『うん』
「ファンのコメント見た?」
勇斗が笑う。
『見た』
「また言われてた」
『なに』
「俺ら付き合ってそうって」
勇斗は少しだけ肩をすくめた。
『まあ』
「まあ?」
『半分ほんと』
柔太朗の顔が一気に赤くなる。
「外だよ」
『知ってる』
「バレたらどうすんの」
勇斗は少しだけ体を寄せた。
『バレない』
「根拠」
『柔太朗しか見てないから』
柔太朗は完全に黙った。
勇斗はくすっと笑う。
『かわいい』
「うるさい」
恥ずかしがるように柔太朗は言う。
そうこうしてる間に家に着いた。
勇斗の家は広くて静かだった。
柔太朗はソファに倒れこむ。
「はー」
『風呂はいる?』
「あとで」
勇人は水を持ってきて渡す。
「ありがと、」
柔太朗が飲もうとした瞬間。
勇斗が隣に座った。
距離が近い。
『なあ』
「ん」
『柔太朗』
「なに」
『こっち向いて』
柔太朗はしぶしぶ顔を向ける。
勇斗はじっと見てくる。
「…なんだよ」
『好き』
柔太朗の思考が止まる。
「急に言うな」
『ほんとのこと』
勇斗は手を伸ばして、柔太朗の頬に触れた。
『赤くなってんじゃん』
「黙れ」
『かわいい』
柔太朗は照れたように顔を隠す。
勇斗は笑いながら、その手を軽く引いた。
『隠すな〜』
「見んなっ」
『無理』
二人の距離が少しずつ近くなる。
静かな部屋。
柔太朗の心臓がうるさい。
勇斗が小さく聞く。
『キス、していい?』
柔太朗は目を閉じたまま言う。
「…一回だけ」
勇斗は少し笑って
そっと唇を重ねた。
短くて、優しいキス。
離れると、柔太朗は完全に顔を真っ赤にしていた。
「もう無理」
『なにが』
「恥ずい」
勇斗はくすっと笑って、柔太朗を軽く抱き寄せる。
『今日はもう寝よ』
「…うん」
『隣で』
柔太朗は小さくうなずいた。
夜の部屋は静かで
外の街の明かりだけがカーテン越しに差し込んでいた。
勇斗は柔太朗の髪をなでながら、ぼそっと言う。
『明日も一緒にいよう』
柔太朗は勇斗に寄りかかったまま答える。
「…当たり前じゃん、」
これで以上です、、、!
初めてですこし難しかったですが楽しんでもらえたら嬉しいです。
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