テラーノベル
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思い出したらダメだ。
思い出してしまわないように、
心を閉ざして、
綺麗な言葉を出して、
暗いところを隠して、
明るいところを見せないと。
琴音『…あ、終わった?』
角名『あぁ…うん、今休憩中。』
琴音『へぇ、遅いね。』
侑『なんやと…』
角名『怒る気力もないじゃんw』
琴音『………そっか。私はそろそろ帰らないとダメだし、帰るよ。』
侑『送るわ。』
角名『なら俺も。』
銀島『え?あ、俺も…?』
治『俺も…』
琴音『…はぁ、』
琴音『…ならお願いする。』
琴音『お邪魔しました。』
ダメだ。
私は幸せになんかなるな。
人が……
????『お前のせいだ。』
????『お前のせいで…ボクは…』
琴音『……………』
角名『?どうかした?』
琴音『…別に、なんでも。』
侑『そうか?』
琴音『…そう。』
銀島『琴音、今日元気無いなぁ。』
琴音『…だって、曲を作る時間を無くした。』
角名『それにしては途中パソコン触ってたけどね…』
琴音『…あ、もうすぐ着くから、もういいよ。』
侑『そうか?ならここでわかれるか。』
治『そやな。』
角名『それじゃ、おやすみ』
銀島『おやすみやな!』
琴音『うん、おやすみ。』
夏休みが終わり…
琴音『………私は別にいいですけど…』
侑『いやダメや!』
琴音「いや、1泊だけでしょ…」
侑『だとしても!相手高校女子マネおらんのやろ?!』
侑『女子一人だけで泊まるとかあかん!!』
北『侑。意見を言うのはええけど、声は下げろ。』
侑『はい…』
こっから小声です。
侑『嫌ならいかんくてええねんぞ…?』
琴音『嫌じゃないから行くだけだけど。』
侑『………サム!角名!誰か説得してくれや…!』
角名『え………』
治『別にどうでもええんやけど…』
琴音『どれだけ説得しようとしても無駄。』
琴音『それに、相手高校は相当な強豪やろ。侑とか治が喧嘩ふっかけたら北さん大変やん。』
角名『まぁ、そうだね。』
侑『角名!?』
治『ツムと同じにすんなや、』
侑『サム!喧嘩売ってんのか!』
治『売ってへんわ。』
角名『……』
琴音『……あ、北さん。今度の合宿なんですけど〜〜〜〜〜〜〜』
北『そうか。それでええよ。』
琴音『はい、ありがとうございます。』
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琴音ちゃんってあれなんすよね、
体が特別強いって訳でもないんであんま出かけてないし運動してない琴音ちゃんはよく風邪ひきやすいんですよね。
なのでよく風邪をひきます。
それじゃ!
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