テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
3月23日
卒業式が終わり
卒業生が校門から出てきた
「 先輩 」
「 .. 待ってたん ? 」
「 少し歩きませんか 」
勇気を振り絞って誘った
多分、声は震えていたと思う
「 そうしよか 笑 」
「 長かったな 」
「 私は短かったです 」
「 もう卒業だなんて 」
「 それもそうやな 」
「 .. ぁ、桜 」
1本だけ桜が咲いていた
それは、季節外れだが美しかった
「 先輩 」
「 なんや 」
「 また、逢いたいです 」
「 俺もや 」
「 .. 好きです 」
いきなりの告白に先輩は足を止めた
それもそうだろう
そんな素振り見せたことないんだから
「 すいません 」
「 迷惑をかけるつもりは無いんです 」
「 ただ伝えたかっただけなので 」
「 ありがとうな 」
貴方の笑顔が見れる事が無くなると思うと
胸が苦しくなる
本当は こんな事言うつもりもなかったのに
「 また今度会おうや 笑 」
「 .. はい、逢いたいです 」
「 じゃあ 」
「 気ぃつけな 」
「 はい 」
「 あーぁ 終わっちゃった 」
そう思うと 涙が止まらなくなって。
きっと今、醜い顔してる
でも そのぐらい
貴方のことが好きだったんです 。
𝐅𝐢𝐧 .
コメント
1件
投稿サボっててすみません🙇♀️ ですがその分、ちゃんと期末テスト 終わって戻ってきました!!✌️ それと、誰か私にfmの案を下さい。