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こんにちわ。
今月忙しいとか言ってた割に、なんだかんだここが息抜きになっててそこそこ投稿してますw
いつも♡ありがとうございます!
皆さんのおかげで頑張れるよぉ(´;ω;`)
お化け屋敷から生還し、ぐったりしている仁人に舜太がニコニコしながら近づいてくる。
「仁ちゃんお化け屋敷がんばったからさ、俺がアイス奢ったるな!」
その一言に、さっきまで魂が抜けてた仁人が
「えっ、いいの!?」
とぱぁっという効果音が聞こえてきそうなほどの満面の笑みで目を輝かせる。
その反応に舜太は思わず
「仁ちゃん、可愛ええなぁ……」
とぽろり。仁人が、顔を赤くして
「……うるさい///」
と小声で返すと、舜太の笑顔はますます柔らかくなって、そのまま2人でアイス屋へ。
数分後、仁人は抹茶アイスを手にベンチに座って幸せそうに一口。その横で、アイスを買ってあげた舜太が
「美味しい?」
とやさしい声でたずねる。
「ん、うまい……」
と口元にアイスをつけながら返す仁人。 少し離れたベンチで自腹で買ったアイスを食べていた勇斗と柔太朗が、舜太と仁人の様子を見ながら顔を見合わせる。
「舜太やばいね」
「ダークホースだわ……」
仁人争奪戦に舜太も加わったことで、2人の中に緊張が走る。
一方、そんな修羅場など知る由もなく、太智は仁人争奪戦にそこまで興味がない様子。
「へぇ〜、舜太やるじゃん」
とか言いながら、アイスを頬張りつつ、2人の会話に適当に相槌を打っていた。しかし、そんな態度とは裏腹に目線は仁人の様子を探っていた。
早々に食べ終わった太智はトイレ行ってくるわ〜とその場を離れ、ある場所へ向かう……。
アイスを食べ終えた頃、園内も徐々に夕日に染まっていく。そろそろ戻る時間も近づき
「最後に何か乗る?」
と話していると、
太智がポケットから何かを取り出す。
「そういえば、マネージャーさんから観覧車のチケットもらってたわ」
と言いながら広げると、そこには4枚のチケット。
「仁人、高所恐怖症やから乗れへんやろって4枚だけくれてん」
その言葉を聞いた仁人は
「え、マジで!?ラッキー!!」
と、笑顔でベンチの方へ歩き出す。
「じゃあ俺、待ってるから〜〜!!」
と嬉しそうに見送ろうとする。
しかし、その瞬間太智が仁人の手首をガッと掴む。
「まあ、まあ、まあ〜〜」
と笑顔で引き戻す太智。
「え?な、なに……?」
と不安そうに苦笑いする仁人に向かって、悪魔のような微笑みを浮かべて、こう言った。
「最初から“仁人だけ乗れない”とか、可哀想やん?ジャンケンで決めようや?」
太智の発言で察したメンバーたちは
「うわ〜〜太智最高w」
「確かに、それがフェアやな〜」
と一斉に仁人を囲んで圧をかける。
「え、えっ!? ちょっと待って!?俺高いとこほんとにダメで!!」
「いや、やっぱ公平じゃないと!」
「ジャンケンしよーや!」
と畳み掛けるメンバー。4人からの圧に勝てる訳もなく
「……ちくしょう……」
と小声でつぶやきながら、しぶしぶジャンケンに参加。勝った人が乗ることに決まり、いざ勝負!!
結果——
仁人、見事に勝利。
そして、負けて残ることになったのは柔太朗。
「まぁじ?、、俺今日ツイてなくない??」
とショックを受ける柔太朗の横で、仁人は信じられないという顔でしばらく固まったあと、観覧車へ向かうテンション高めな勇斗たちに引っ張られていく。
「えーーーー!! マジぃーーーーー!?」
仁人の苦痛の叫びが園内に響き渡った。
第3話ありがとうございました!
今回はそのじんでした。
アイス食べたあと太ちゃんはどこにいったのかな???(すっとぼけ)
吉田さんがあまりにも可哀想w
柔ちゃんまた不憫な立ち位置でごめんな( ; ; )
YJ推しの皆さま、もうちょっと待っててね!
ではまた´ω`)ノ