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#真相と追っ手
莉犬「るぅとくんの闇がどれだけ大きくても、今更逃げる気なんてないよ」
俺の言葉に、るぅとは涙を零しながらも、どこかホッとしたような表情を浮かべた。
しかし、俺たちが本当の「共有者」になったその瞬間から、世界の歯車は急速に狂い始めた。
翌日の放課後。
俺とるぅとがいつものように旧校舎の階段を下りていると、背後からピチャリ、と奇妙な足音が聞こえた。
振り返っても誰もいない。
だけど、確実に誰かの視線が俺たちの背中にへばりついていた。
莉犬「……るぅとくん、今の…」
るぅと「……いえ。
莉犬、気づいてしまいましたね」
るぅとの顔から血の気が引いていく。
その日の夜、俺のスマホに見知らぬ番号から1通のメッセージが届いた。
『るぅとに近づくな。お前も消されるぞ』
添付されていたのは、今日の放課後、俺とるぅとが並んで歩いている盗撮写真だった。
鳥肌が立ち、心臓が嫌な音を立てて跳ね上がる。
るぅとが言っていた「前の学校で人が消えた」という事件。
それは決して、オカルトや比喩なんかじゃない。
現実の、生々しい犯罪の匂いがそこにはあった。
次の日、学校へ行くと、るぅとの席の周りに何人かの大人が立っていた。
警察ではない。
仕立ての良いスーツを着ているが、その目はひどく冷酷で、獲物を探す猛獣のようだった。
るぅとは怯えたように俯き、俺と目が合うと、小さく首を振った。
――巻き込みたくない。逃げて。
彼の瞳がそう訴えていた。
だが、時すでに遅し、だ。
スーツの男たちの一人が、ゆっくりと俺の方へ振り返り、じっと凝視してきた。
光が大きければ闇も大きい。
るぅとという強烈な光を追って、彼を縛り付けようとする本物の「闇の追手」が、ついに俺たちのすぐ後ろまで迫っていた。
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椎名遥陽~はるひ~
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コメント
1件
ああ……このエピソード、めっちゃ心臓にきた🥀 るぅとくんの涙とホッとした表情が切なくて、でも莉犬くんの覚悟がすごく綺麗だった。 盗撮写真と“消される”ってメッセージ、背筋が凍るようだったよ…… るぅとくんの“逃げて”の瞳が、もう胸に刺さって抜けない。 闇の追手がここまで迫ってるって、想像以上に重い現実で、でもだからこそ、この2人の行く末が気になって仕方ない。 続き、静かに待ってるね🌙