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??「ねぇ〜おきてよ」ユサユサ
🇯🇵「ん、んぅ〜…」
??「ほら、さっさと起きるアル」ベシベシ
🇯🇵「んっ…んぅっ?」パチッ
重たいまぶたを開け、そこにいたのは…
「へっ?」
??「やっと起きた〜!」
??「遅いネ」
??「…… 」
🇯🇵「え?なっ、ここどこ??」
??「僕らのアジトだよ?」
「初めましてだね、日本!!」
🇮🇳「待ちくたびれちゃったよ♡」
🇨🇳「♡つけんな、キショいアル」
🇷🇺「…………おい」
🇮🇳「ん?」
🇷🇺「兄貴はどうした」
🇨🇳「そう心配しなくても、もうすぐ着くはずアルヨ」
え?え?どいうこと??兄貴?ボス?
ていうか、アメリカさんたちは?
一体誰なんだこの人たちは…
パリーン
🇯🇵ビクッ!?
隣の部屋で何かがぶつかった音とともにガラスが割れる音が部屋中に響き渡り、 びっくりして思わず体が反応してしまった
🇮🇳「おっ!噂をすれば…」
ガチャ
乱暴にドアノブに手をかけそこから出てきたのは巨大の大男でヨロヨロしながらこっちへ来る
その男とは、
蘇「あ”〜〜…やっぱウォッカじゃなきゃダメだ」
「こんなんただの甘い水だろ…」
このアジトのボスであろう、ソ連だ
さっき割れたと思われるボロボロの酒の瓶を指でつまみながら揺らして床に投げ捨てた。
僕のことは見向きもしないで、ため息をつきながら長椅子に座り懐からウイスキーを取り出し飲み始めた。
🇷🇺「おい、兄貴ご所望通り日本を連れてきたんだ。俺にも酒寄越せ」
蘇「あ”ぁ”?やらねぇよ、自分で買いやがれ」グビグビ
ちなみに、ロシアは先程まで酒を大量に飲んでおり飲み干した瓶が部屋のそこら中に置いてある。いつまで飲む気なのだろうか
「あ”~~~」
「おい、日本」
🇯🇵「っえ?」
蘇「お前日帝の弟だろ、居場所知らねぇのか?」
何回目だろうか、またこの質問だ…
🇯🇵「知りませんよ………兄は死んだんですから」
蘇「……」
🇷🇺グビグビ
🇮🇳「あっロシア!!なに飲んでんの!?それ俺が買ってきたやつなのにーー!」
🇷🇺「まぁまぁだな」グビッ
🇮🇳「なんでお礼も言われずそんな事言われないといけないんだよ💢💢」
ギャーギャー
ワーワー
ロシアとインドが酒のことで口喧嘩を始めた。どちらも大の大人なんだから…
🇨🇳「おい…いい加減にするアルお前等ガキか」
そんな中、中国が喧嘩を仲裁する
🇨🇳「それに日本、もし嘘ついてたらどうなっても知らないアルヨ」
この言葉…前も言われたような気がするのは気のせいだろうか
🇯🇵「だから!…僕は何も知りません。」
この質問にまた答えないといけないのかとうんざりし、顔を顰めた。
僕が顔を横に背け、少し苛立ちながら発言した後インドがすかさず口を開いた
🇮🇳「君のお兄さんって可愛いよね〜」
🇯🇵「、、、は?」
ロシアから奪い返した酒を飲みながら続きを話した
🇮🇳「ボスから教えてもらって前会ったことがあるんだけど…すっっっごい顔がタイプで声も綺麗だったんだ〜♡」
🇮🇳「もう一回会って話したかったんだけど死んだって聞いたときは驚いて…
胸が痛んだよ」
🇯🇵「……」
最初は、目をハートにしながら微笑み楽しそうに話していたが今は目に光が宿っていない
だが、インドは日本にとってこの後信じられないことを言う
🇮🇳「でも死んだってことになってるけど、本当は日帝は生きてるんだよね」
🇯🇵「え?」
🇨🇳「○△✕地域って知ってるか?」
🇯🇵「え、えぇ確か私の家から5kmぐらい離れてる土地では」
🇨🇳「そこで、日帝らしき人物の目撃情報が入ったんだ。」
🇯🇵「…… 」
🇨🇳「しかもそこを調査したら生活後が残っていてその指紋が日帝のと一致したことが分かった」
「今もどこかで監視の目かいくぐりながら逃げているだろうな」
なんとなくアメリカたちの質問や話を聞いていたら兄さんがもしかしたら生きてるんじゃないかって予想はついたけど…本当だったとは、
だから、アメリカたちは僕に何度も聞いてきたんだ…家に帰っていないか?とか匿っているのか?とか
あの人たち僕には質問するくせにこっちが何聞いても喋ってくれないから全く知らなかった…
🇯🇵「そうですか…」
🇮🇳「日帝の居場所を知らないんじゃ話にならないよね、さて…どうしよっか?」
インドが日本を横目で見ながらソ連に尋ねた
🇮🇳「日本は今の所何も知らないし、なんにも役に立たないと思うけど」
「いっそのことお家に返しちゃったら?ずっとこのままじゃ可愛そうだし」
🇯🇵(え!?家に返してくれるの!?
なら今すぐにここから…)
🇷🇺「いや、役に立たないことはないだろ」
先程から黙っていたロシアが口を挟んだ
🇷🇺「日帝が生きてるってことは必ず何処かで日本と会う機会を伺ってるはず」
「なら、ここに置いておくほうが吉だろ」
蘇「そうだな、彼奴なら探しに来るはずだ 」
あのロシアとかいうやつのせいで折角の逃げる機会がなくなっちゃったじゃないか!!
…アメリカたちとまた、おんなじことの繰り返しか
あぁ、助けて誰かここから出して…
兄さん…一体どこに居るの?
次回お前は俺の物