コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
あ~あ。好きな人からは嫌われたし、もう生きる意味がわかんないよ…。w
私って本当にこの世で生きてていいのかな?誰か私のことを楽にしてよ…!
今、もしも誰かが私のことを助けてくれようとしたら、私はこう聞いてしまうよ。
「なぜ、私のことを助けたの?」
もう嫌だよ。楽にしてよ。お願いだよ。
私の目からはたくさんの涙がこぼれ落ちる。
しばらくの間目を瞑っていると、誰かの優しい温もりを感じた。
目を開けると、私は康二くんに抱きしめられていた。
○○『康二…くん…?』
康二『何があったかは分からんけど、翔太くんと何かあったんやろ?』
康二くんはやっぱり私のことをお見通しだ。何でもわかられてしまう。
○○『どうしてその事が分かったの?』
私はこぼれていた涙を一生懸命拭き取り、そう質問した。
康二『やって、あんまり泣いてるところ見たことない翔太くんが泣いとったもん。』
なんで…?なんであなたが泣くの…?泣きたいのは私の方だよ…
思わず涙がこぼれてくる。さっき拭いたばかりなのに。
康二『これ、翔太くんに見つかったらヤバいかもしれへんけど、もう少しこのままでおらせてくれへん?』
私も今はずっとこうしていたい。康二くんの温もりが感じられる。
私、翔太くんとの恋、諦めて、康二くんと恋しようかな…?
私はビルの屋上で新しい恋を始めようとしていた。