テラーノベル
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※ご本人様とは関係ありません。
※全て妄想です。
※創作が多く含まれます。
※なんでも許せる方向けです。
※「はじめに」を読んでいただくことをおすすめします。
※センシティブ表現あり(激しいものではありません)
🦍→「」
🍆→『』
目が覚めた。
『…ん…あれ?…あぁ、そうだった…』
ご飯を食べた後、眠くなってしまったことを思い出した。
『ドズルさんが、運んでくれたんだっけ…』
横でまだ寝ているドズルさんを見る。
『…世話になってばかりだな』
起こさないようにベッドから起き上がり、
ゆっくりドアを開け、リビングへ向かう。
ソファーに座り、ボーっとする。
「ぼんさん…」
ドズルさんが起きてきた。
『ドズルさん…ありがとう…その…俺のわがまま聞いてもらって』
「わがままだなんて思ってませんよ…好きな人のお願いは聞きたいので…」
ん?今、何て??
『す、すきなひと??』
何を言ってるんだ?
「そうです…好きな人です。ぼんさんの事ですよ」
『…..』
少しの沈黙の後、
溢れた思いが行動になり、ドズルさんに抱きついていた。
「…ぼんさん」
『…俺を、好きって、言ってくれるの?』
「はい、僕は、貴方が好きです」
『うっ…んっ…ぐすっ』
流れてきた涙は、悲しいものでも疲れの所為でもない。
これは、嬉しい涙。
涙を拭い、俺の気持ちを伝える。
『おれッ…どずるさんがッ…すきッ…』
やっと、気づいた。
やっと、言えた。
抱きしめる力が強くなる。
ドズルさんも抱きしめ返してくれる。
身体を離し、顔を見合わせ、
どちらからともなくキスをする。
心が通じ合う感覚が、温かい。
唇を離し、ドズルさんを見つめる。
「…ぼんさん、そんな可愛い顔で見つめないでください…」
『どんな顔してるのか、俺には分からない…』
「とにかく…抑えがきかなくなりそうなくらいには、可愛いです…」
何かを我慢して、耐えている。
この顔、前にも見たな。
ただのいたずら心。
少し意地悪したかった。
俺は、ドズルさんの耳元に顔を近づけ、
『…今日は、酔ってないよ』
と、囁いた。
「…..!!」
ふふっ、と笑い、ドズルさんを見る。
今の俺、悪い顔してるのかな…?
「…貴方って人は」
欲と熱を抑えるのに必死になっている顔。
少し息が荒い。
『…もう、我慢しなくて…いいよ』
ダメ押しのひと言。
「…ぼんさんッ…!」
名前を呼ばれたその瞬間、
もう、全てを捧げると決めた。
ソファーに押し倒され、深いキスをされる。
苦しくなる程、長い。
唇を離すのが名残惜しい。
『はぁ…どず…さんッ…』
「ぼんさんッ…もう、我慢しない…貴方を抱かせてください…」
『…いいよ』
指を絡め、手をぎゅっと繋ぐ。
手から伝わる、温もり。
もっと感じたい。もっと…。
…〜〜♪
2人の間を割くように、無機質に鳴る電子音。
「….」
『…電話、でないの?』
「でたくない…やだ…」
まるで駄々をこねる子供みたいに、頭を横に振り拒否している。
『….でた方がいいんじゃない?ずっと鳴ってる』
「….いいんですか?」
眉を下げ、申し訳なさそうな顔をする。
『俺は、大丈夫だから』
笑顔を見せ、ドズルさんを安心させる。
「….すみません」
身体が離れていく。
さっきの温もりが冷めていく…。
大丈夫と言ったものの、本当は嫌だった。
ひと呼吸置き、ドズルさんは電話に出る。
少し話した後、電話を切り、
俺の方に向き直る。
はぁ…、とため息をついている。
「…ぼんさん、すみません。職場から呼び出しがありました」
『そっか…』
「後少ししたら行かないといけなくなって…」
『うん…』
「本当に、すみません…」
『…大丈夫、仕方ないよ』
ドズルさんを玄関まで見送る。
「本当に、すみません…この埋め合わせは、必ず…」
『また謝ってばかりだな…w俺は大丈夫だから…』
「はははっ…本当だ(^^;)じゃあ、また」
『うん、また…』
ガチャリと閉まるドアの音だけが響く。
鍵を閉め、
ドアを背にして、
自分自身を抱きしめる。
『はぁはぁ…』
浅くなる呼吸。
俺は、足早に寝室へ向かった。
コメント
2件
結ばれたーーー❤️読んでいて嬉しくなっちゃいました😆✨おあずけがいじらしいてすね😁