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『スミレは…………死んじゃったよ。3ヶ月前に。』



(…え?)



汗が額を走らんとばかりに湧いてくる。え?いや、なんで?



…なんで私は自分の死を宣言されているの?



 時を遡ってみると、全ての始まりは母から譲ってもらったガラケーの携帯番号を、メル友や電友を募集するための掲示板に貼り付けたことだったろうと思う。


ただの好奇心というのもあるが、暇つぶしがしたかったのだ。だって大学の夏休みだもの。暇で暇でしょうがない。…え?課題はどうしたって?…そんなのが終わっていなかったら掲示板で火遊びみたいなことはしていない。私は嫌なことは初めに終わらせておく派なのだ。まあ、親友という名の例外はいたりするが…。


なんてことは置いておいて。そこからしばらくして、イタズラ電話がかかってくることにも慣れてしまった時に、不思議や不思議。自分と繋がったのだ。


なにを言っているかわからないって、こっちだってまだ理解し切れていない。起きてしまった状況を噛み砕くところで終わっている。飲み込めない。完全にSFだ。こんなのあり得ない。そう思ったのもしょうがないと思う。なぜかって、繋がったのは同姓同名とか、ドッペルゲンガーとかそういうのではなく、未来の自分だったのだから。




最初のうちは、わからなかったんだ。ただ、久しぶりにイタズラ電話じゃなくまともな電話がかかってきたから話をしていっていただけで。

ただ、ある日気づいた。相手が生きている年代が違うのではないか?と。

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