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白川の新たな異能「天壌無窮」は、あらゆる呪力を自らの周囲に無限に拡散し、再構築する能力だった。この力により、彼は自身の攻撃を無限に増幅させるだけでなく、敵の呪力を取り込むことさえ可能だった。
朱音はその圧倒的な力を目の当たりにして、驚愕の表情を浮かべる。
「これが…白川の力なの…?まるで、呪詛そのものを支配しているかのよう…。」
白川は微笑みながら答えた。
「俺はもはや、この戦いのためだけに存在している。そして、敵も味方も関係ない。すべては俺が決める。」
そんな白川の異変に対し、神風は冷静ながらも挑戦的な目つきを崩さずにいた。彼はおちゃらけた態度を少し崩しながら、笑みを浮かべて言う。
「おいおい、白川。仲間じゃなかったのかよ?今更そんなこと言われても困るぜ?」
白川は神風の言葉を軽く受け流しながら、静かに答えた。
「仲間?俺にそんなものは必要ない。俺の力がすべてを決める。」
神風は微笑みながら頭をかき、冗談交じりに言った。
「ま、いいさ。お前がその力を試したいなら、俺が相手になってやる。」