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これは、d!様の二次創作(軍パロ)です。
ご本人様には一切関係ございません
エセ関西弁、捏造注意
その他の注意書きはプロローグを参照ください
でははじまります
誰かが、路地の奥をうかがうように立っている。
えー、ヤバい人なんかな?だったらマズイんやけど…
でもあの服にあの身長。
sho「……。え、rbr!?」
rbr「!?!?っっっ、おおおお!?」
びっくりしたー、とため息をつきながら奴はこっちを向いた。
rbr「shoか…、」
sho「何、してんの」
隠し事、あるみたいやな。
rbr「いや、調べ物してたらなんか怖そうな人たちが路地に人連れ込んでて、通報しようか悩んでた」
sho「えー、そうなん?大丈夫そ?」
rbr「でも学生っぽくって、いじめとかだったら通報したところで、さ」
sho「てかこんな時間にこんなところで調べ物って何してん」
rbr「調べたいものがあんねん」
と言って、図書館から借りてきたであろう本を見せてきた。
『零蛇地域の伝承』
と落ち着いた字体で書かれており、辞書並みの厚さがあった。
sho「うっわ、分厚…。てかお前こういうの興味あったんやな」
rbr「うーん、興味あったっていうか、最近調べたくなった、みたいな」
sho「はえー、こんなに伝承ってあるんや…」
rbr「何気に古い街やからな。神社に関する話だけで100超えるらしいで」
sho「何の話調べとるの」
rbr「神社関連」
sho「どんなやつ?」
rbr「猿の像」
sho「は?」
rbr「猿の像に関する話があんねん」
sho「へ、へえ〜…」
rbr「理解してへんか」
sho「いやそんなん知らんよ?」
rbr「まあ、せやろな。てかお前こんなにだべってて大丈夫なんか?」
sho「え、」
空はもう赤みを少しだけ残してほぼ夜に呑まれている。
sho「やっべ!?あ、じゃあまた学校で!!」
急いで走り出す。母さん心配かけてごめん!!
やっぱ前例がないんよな…、猿の像が行方不明になるなんて。
慌ただしく駆け出したあいつの背中を見ながら反対方向に足を進める。さっきの学生たちはどうなったんだろうか。そんなもの関係ないけどな。
てか、思ったより調べ始めたら奥が深く、そろそろ手を引かないと引きずり込まれそうだ。
rbr「…、あかんわ…」
鬼なんて、伝説じゃなくても、そこらにおるやろ。
圧倒的な力で弱者をねじ伏せ幸せを奪う。
もしかしたら、あいつらの誰かでも鬼になる…、
いやいやいや、そんなこと、あってたまるか。
rbr「と、とりあえず、また明日神社に向かうか」
一瞬頭に浮かんだ光景。それを振り払って足早に道を進む。
rbr「腹減ったな〜、今日の飯なにかな〜」
星がちらちら見え始め、パトカーと救急車のサイレンの音が遠くで鳴っていた。
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骨折したことなくて詳しくわからないタイプの人類です。なんか変なところあったらすみません。
学校はもう残りわずかですね。来年もあるけども。
春休みの宿題少ないといいな〜。
それではさようなら〜