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プロローグ:抗争の火種
枢軸マフィアの力が強大になりつつあった頃、周囲の組織は焦り、密かに手を伸ばしていた。
資金、影響力、支配地域――どれもが争奪戦の対象になり、弱い者から奪うのではなく、強い者同士がぶつかる戦いが始まろうとしていた。
「ここまで来たら、もう後戻りはできない」
ルートヴィッヒが重い声で言った。
フェリチアーノが少し眉をひそめ、慎重に周囲を見渡す。
「皆が信用できるわけじゃない、裏切りをする人が居るかもしれないね!」
そんな中、日本(本田家)は独自の存在感を放つ。
家族の絆、武家として培った剣術、強さにこだわる信念――そのすべてが、他組織にとって脅威だった。
桐「兄弟で戦うことになるかもしれない」
桜「でも、家族を守るためなら……」
梅「えぇ、弱い者をいじめるマフィアなんて興味ないわ」
そして事件は起こった。
枢軸側の小規模抗争が、一気に大規模抗争=第二次世界大戦規模の抗争へと発展する。
フェリやシーザーリオの裏切り、他組織の侵攻、家族を守るための戦い――すべてはこの日から始まったのだった。