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1 - ◎孤爪研磨

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2025年07月30日

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◎孤爪研磨

今日は、音駒高校の合宿1日目の夜。

私と研磨くんは、晩御飯の担当だったので、調理室でカレーを作っていた。

「🍊ちゃん。これ、どうすればい?」

人参を片手に聞いてくる研磨くん。インドア派だから、あまり料理はしないのかな?

「あ、それ私がやるよ。研磨くんは、こっちやって。」

他愛のない話をしながら、料理を進めていく。

「ねぇ。」

研磨くんが後ろから、話しかけてくる。

「ん?なに?」

呼ばれたと思った直後、研磨くんが、私を後ろから包み込む。

研磨くんの口が、耳に近づく。

「ちょ、危ないよ。包丁持っているのにぃ。」

私に抱きついたまま、少し沈黙が続いた。すると、ゆっくりと研磨くんが話し始めた。

「、、、ねえ、🍊ちゃんってさ、好きな、人いる?」

急な質問に、戸惑う。

「え、まあ。」

実を言うと、私の好きな人は、研磨くんだ。なのに、その本人に聞かれるなんて、、、。

「だれ?」

「んっと、まあ、ね。」

焦りすぎて、あやふやに答えてしまった。

すると、研磨くんは、私の耳元で、囁くように言った。

「おれ、🍊ちゃんのこと、す、好きだから。その、、、。」

告白!?

二人だけの調理室に、また、沈黙が流れる。

がらがらと音を立てて、ドアが開く。

「あーら、お二人さん、イチャイチャしてます(笑)?」

急に黒尾さんが入ってきた。

二人ともびっくりして、固まってしまった。

「お邪魔でしたかぁ。んじゃ。」

冷蔵庫の中に入っているスポドリを取って、戻って言った。

「、、、ごめん、なんか。今のは、、忘れて。」

そしてまた、調理室は沈黙に包まれた。


🍊🧡


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