Prolog
「早く、楽にさせてー。」
彼は縄を首にかけた。そして、
彼は宙に浮いた。首を苦しめた。
やっとこれで死ねる。そう思っていたのにー、
縄が切れてしまった。
「げ”ほッごほ”ッおぇ”」
「なんでッ…」
「なんで、夏は俺を置いていくの…」
彼は夏に見捨てられた、死にたくても死ねない
可哀想な少年。
明日は俺の誕生日!楽しみだなぁ
それに、ずっと会えてなかったお父さんにも会える…
早く帰って寝なきゃ!
…ッない!
『え?』
そこの少年!危ない!!!
『…あ』
そこには、信号無視をしたトラックが、俺の目の前に突っ込んできていた。
そのまま俺は、夏休み最終日に
死んでしまった。
二学期初日の朝、俺は重い体を持ち上げ学校に行く
もう、行きたくないのに。
でも、家族に心配はかけられない
他の死に方はないのかな、と考えていると、
ある神社を見つけた
太陽の光がてらてらと反射した赤い鳥居
森の奥にあり、どんな神社かは分からない
「どうせ学校に行くなら、」
俺はその神社に、足を踏み入れたー。
ここから、俺とーーの長い夏休みが
始まったんだ。
【キャラ紹介】
1.茸赤 でい
あることが原因で死にたいと思う少年
いつもなにかの不運で死に損なう
ある神社を見つけ足を踏み込む
2. らお(苗字まだ不明)
青春を楽しむきらきらの高校生
ある日、信号無視のトラックに跳ねられ死亡する
未練があるため、ある神社に住み込んでいる
今日はお客さんが来たみたい?
【お話】
初めての普通の小説投稿ですが頑張ります
温かい目で見てください
コメント
1件