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こんばんは💓
❤️🤍続きです。
🤍視点です。
start
下を向いたままの舜、ニヤニヤしてる仁ちゃん、オロオロして何も言えない俺。
…どうしよう。
曽野「あ〜、アレやな。いきなり本題みたいなのはナンセンスやで!まず食べよや〜?」
山中「…そ、 やな!うんうん!」
吉田「いいけど、俺は有耶無耶にしねーからな?後で絶対に、この話題また出すからな?」
曽野「も〜!仁ちゃんたら、前のめりさん!笑」
吉田「前のめりさんは、普段のお前のことなんだけどな。笑」
曽野「ほんまやな〜?仁ちゃん今日はどしたん?笑」
…
…
それなりに楽しく飲み食いしていたら、 もう。日付が変わりそうな頃だ。
山中「ちょっと…トイレ行ってくるわ…」
曽野「柔、何回目や?お腹痛いん?大丈夫?」
山中「だ、大丈夫…」
吉田「もうこんな時間か。柔が戻ったら、俺そろそろお暇するわ」
ドギマギがおさまらない俺は、明らかにトイレが近くなってて。 ちなみに、あの話題は未だに出ないまま…。
なのに、 仁ちゃんが帰るとか言い出した。
トイレから戻って、俺らが飲み食いしてた個室を覗くと。ちょうど仁ちゃんがアウターを羽織りながら立ち上がってる所だった。
吉田「舜 太!そんなんじゃアイツ気付かねーぞ。男、見せろ!」
バシッ!
曽野「いったぁ!!…そんな叩かんでやっ!笑」
吉田「じゃあな!頑張れよな。」
…何やら、じゃれている。
声デカいんだから、聞こえてるっつの。
俺に何か言うことがあるのかな…。
仁ちゃんが、舜の肩をバシッと叩いてから、 コチラにくるりと振り向いた。
吉田「あぁ!柔おかえりぃ。俺は先帰るわ。金、置いといたから」
山中「ありがと…」
後ろ姿でヒラヒラと手を振って、去って行った 。
…かっこつけやがって。
曽野「柔、体調よくないん…?」
山中「大丈夫だよ…何もない」
曽野「なら、ええけど」
山中「ねぇ?仁ちゃんと何の話してたの?」
曽野「あー…仁ちゃんに、柔と付き合っとるんか?って聞いたんさ。」
山中「は!? 付き合ってねぇわ!!笑」
曽野「仁ちゃんも同じ事、言っとった。笑」
舜…やっぱ、仁ちゃんのこと好きなのかな…?
曽野「…俺な。実はな。柔のことが…その、大好きやから、ずっと今の、仲良しの関係が続いたらええなって…思っとるんよ?…//////」
山中「ふーん…?」
今の関係が続いたら…か。
それって、俺と付き合うとかは考えてませんよって意味?気ぃ遣って言葉、選んでくれてんだぁ。
優しいなぁ…本当に。
曽野「なんや、反応うっすいなぁ…めちゃくちゃ思い切って言ったのにっ…!」
山中「舜、ありがと。俺も大好きだよ?」
曽野「…ほんま?両想い?」
山中「ん〜?そだよ〜?」
曽野「…たぶん、ちゃうなぁ。俺の方が愛が重いんよなぁ…」
山中「えぇ?もしかして恋愛的な意味?笑」
曽野「そぉやで…!?」
え…いやいや。笑
ほんとに…?いや、まさか。
山中「舜、からかうのナシな?笑」
曽野「ホンマなんやけどなぁ…」
目線が下に落ちて、悲しそうな顔。
唇も少し尖らせてる。
…あれ。なんだろ。もしかして本当なの?
山中「…だ、だって舜ってさ、俺のこと………あ、なんか…あっつくなってきた………」
やばい。なぜか急に汗が噴き出してきた。
慌ててパタパタとTシャツで扇ぐけど、全然涼しくならずに。頭皮から首に汗が1滴、2滴、と鎖骨に向かって落ちてくる。
曽野「………ねぇッ…//////」
山中「…え、舜…ッ…………!? 」
それを見た舜 太が、いきなり。
俺のこと、 二の腕を掴んでバッと押し倒してきて…
後ろの座布団に、ボフッと頭がぶつかる。
山中「…んわぁぁッ!?……//////」
曽野「じゅうぅ〜…なんで…?いつもいつも…俺の告白、流してまうん…?それって本当は、好きなんかじゃないんやろ…?」
山中「へぁ…?」
涙が溜まった、うるうるの瞳で。
俺の、鎖骨に落ちる前の、雫になった汗を舐めてきた。
曽野「柔ぅ…」ペロ…
山中「へ…!あ…汗…ッ……舐め……ッ…!?//////」
曽野「あっっ!!…ごめんっ…ま、まだキスはでけへんから…なめてもうた…ごめんっ…じゅう、ごめんっ…」
山中「なにっ…どーゆーこと!?キスより…舐めるほうが重罪じゃないのぉ…?//////」
曽野「も、もぉ…抑えられへんかったの!じゅうのバカ…!」
そのまま、上から舜 太が降ってきて。
潰れちゃいそうなくらいに、ギューッと強く抱きしめられる。
山中「しゅん、たぁ…くるしぃ…!」
曽野「じゅう…大好きなんやで…?俺…ほんまに…」
山中「わ…分かったから…!一旦、離して…苦しいよ」
俺を床に押しつける両手はそのままで、ゆっくりとカラダが離れていく。
離れてみて初めて分かったけど…舜 太の顔、今にも泣き出しそう。うるうるの瞳に溜まった涙がこぼれ落ちそうなくらい…
それを見たら、なぜかもっともっと暑くなる。
汗が…また止まんない…やばいかも。
いつも汗なんてかかないタイプなのに…変だな。
山中「………はぁ、はぁ…」
なぜか息も上がってる。
長い前髪が汗に濡れて視界を狭める。
汗だくの前髪をかきあげると、視界に舜 太の泣きそうな顔がまた映る。
舜 太のその目を見たら、切ない気持ちになってくる。
曽野「………あかん、俺もぉ…」
山中「やめろ舜 太……どけって…」
曽野「バカ…!」
山中「ちょッ…!コラ…舜…!!//////」
ベリッと、俺のTシャツを裾から捲くられる。
上半身が完全にあらわになってしまう。
曽野「……………ッ…//////」
山中「………なっ…なに?」
咄嗟に目を閉じてカラダを縮こませてしまうけど。
数秒、何も起こらない。
恐る恐る目を開けると、舜 太が息を呑んで口元を抑えてた。
曽野「じゅう………綺麗…やな」
山中「はっ…?//////」
曽野「………あかんよな。こんな綺麗やのに、俺なんかが触って汚したらあかんよな…ごめんな、じゅう…」
そう言って、トップスを元通りに戻してくれる。
最後にぽんぽんと、裾を払ってくれた。まるで小さい子に服を着せてあげたときみたいに。
曽野「じゅう…チューしたらあかん…かな?」
山中「…………」
曽野「あかんよな…やっぱ、あかんよなぁ…」
山中「…あ…えと……こんな所じゃなくて…ちゃんとした所じゃなきゃ…ダメ…」
…やばい。
良いって言ったのと同じだよ …
このままじゃチューされちゃう。
ほんとに…いいのかな。
曽野「ちゃんとした、所って…?」
眉と目をグッと近付けて泣きそうだった顔が。
眉がクッと上がって目を開いてる。
山中「…こんな、見られちゃマズイような所じゃない所だよ…」
ここへきて舜 太は、すごすごと腕を引っ込めた。
俺のカラダがフリーになった。その隙に上体を起こして舜 太の隣から、テーブルを挟んだ向かい側へ移動して逃げる。
曽野「………」
山中「………」
コンコン…
お店の人「お客様、ラストオーダーのお時間です。扉を開けてよろしいでしようか?」
山中「すみません。注文はもう大丈夫なので、お会計お願いします 」
…
お会計は、仁ちゃんの置いていったお金だけでもお釣りが来た。
次、会ったときにお礼言わなきゃ…
お店の外に出ると、外気が涼しい。
Tシャツの首元から、風が入ってきて気持ち良い。
山中「はぁ…涼しい」
曽野「柔。俺の家に…きてくれん…?」
もう子供じゃないんだから、お互いに。
だから、もう…
なんで舜 太がこんなこと言い出したか、分かってる。
ヘラヘラして、ボケっとして、ただ付いていく事もできたけど…
もう…後戻りは不可能ってこと…
山中「…いいよ」
舜 太は返事をせず、にこっと微笑むだけ。
なぜかすごく…見ていられなくて。
目を逸らす。
曽野「じゅう………手、繋いだらダメ…?」
山中「いいよ…?」
はい、と手を差し出すと。
指を絡めてきて。まるで恋人同士みたいな繋ぎ方。
舜 太の顔をチラッと見ると。
いつものくしゃっとした笑顔でもない、でも真顔でもない。
少しだけ口角が上がった、 余裕のある“大人の男”の顔だった。
すごく心臓が高鳴るのを感じる。
こんな舜 太は見たことない。今までずっと一緒にいたのに。
ずるい、そんな顔。
end
続きます
コメント
16件
もう天才すぎます🥹🥹 次も楽しみです‼️
うわーーーん😭😭 こんなのありですかぁぁ???? いつもありがとうございます😭😭 やばいですーーーーー
