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ー恵まれなかった不幸ー
私は高校2年生の黒川月。
学校に向かう電車の隅でふと目の前に入ったのは同じ高校の子達だった。
別にいつもと何も変わらない。
けれどこうやって時間が過ぎていく度に私の不安は大きくなっていった。
その理由は私は心臓に病を持っているから。
そんな恵まれていない私の目に映る世界はとても暗かった。
いつ死ぬか分からない。明日が無いかもしれない。そんな事は思うしか無かった。
「はぁ…」
私は思わずため息をついてしまった。
〜○○駅に到着致しました。お忘れ物のないようにご注意してください〜
というアナウンスと同時に電車のドアが開いた。
そして私は学校へと歩いて行った。