「」:亜月 『』:晴也
今回の話の目線:亜月
今日はあまり元気がない
みんな家にいないからだ、ちょっと寂しいって感じ?
その時、ドアの開く音がした
『ただいま〜』
「あ、おかえり」
晴也が帰ってきてくれた、私を思ってかな?いやそんなわけないか笑
『なんだ?元気ないな』
「え、あ〜いや元気だよー」
晴也には見抜かれていた、元気じゃない姿なんて見せたくない
『嘘バレバレだよ』
「ひゃっ!冷た、何すんの!」
冷えたジュースを私のおでこにあてたのだ
『あのな、本当は俺も今日は家にいたかったけど、奴らが遊びたいって話になって』
「そうなの?」
やっぱ私よりあの3人が大事だよね
『なんかお前一人家にいそうだなって心配になって抜けてきた』
「え?…私のために」
うそ…私のこと思っててくれたの、そう言いたかった
だけどあまりの優しさに声が出なかった
『まだあいつらも帰ってこないしちょっと暇してよ』
「…うん!」
私と晴也は少しの間幸せな時間を過ごした
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