『プロローグ 終わりから始まる物語』
…
…
ダンガンロンパは終わった
【???】
?「大丈夫か?」
誰かが、俺を呼んでいる
?「死んでる…?」
?「おーい!」
目をゆっくりと開く
視界が、あけてくる
?「あ、起きた!大丈夫か?」
俺は地面で寝てたようだ
体が痛い
?「…あぁ、ここは?」
?「それが…わからないんだ」
?「わからない?」
?「起きたら何故かここにいて…俺たちの他に12人ぐらいいるらしい」
?「…」
唖然とする
あたりを見回す、五つのビルと二階ほどの高さの建物。見た事ない場所だ
?「…本当に大丈夫か?」
?「…大丈夫。まだ、状況が掴めないだけだ」
?「そりゃあそうだよな。急にこんなとこに連れてかれて」
荒「俺の名前は荒川瑞稀。よろしくな」
秘「俺は秘田ハナビ、よろしく」
お互い自己紹介をした時だった。
?『オマエラ、今すぐパーティホールへ集合ー!』
軽快な声のアナウンスが聞こえた
秘「パーティホール?どこだ…?」
荒「…あ、あっちじゃないか?」
瑞稀は標識を指差した
秘「そうみたいだな、急いで向かおう」
荒「だな!」
【パーティホール】
パーティホールのドアを勢いよく開けると、そこには
瑞稀の言うとおり、12人ほどの人がいた
?「貴方達も、ここに連れて来られたの?」
秘「あぁ…」
?「災難でしたネ、でもダイジョーブです!ワタシがきた!…デスよね?」
?「地味に違うな!」
?「誰がこんなところに…」
?「マジでふざけんなよ!今から学校だったのに!」
?「…」
?「待って、何かくるよ」
秘「え?」
パーティホールの真ん中から何か音がする
何かが上がってくるような
?「…下がって!」
?「え…」
次の瞬間、ものすごく大きな音がして床に穴が空いた
?「嘘でしょ!?…これ、弁償しなきゃなのかな」
荒「いや、俺たちは見てただけだし」
?「やぁやぁオマエラ、初めまして」
穴から出てきたのは
モノクマ「モノクマ復活です!盛大な拍手をー!」
白黒の熊。モノクマだった
荒「モノクマ!なんで…!」
モノクマ「なんとなんと!ボクは死にませーん!」
?「ど、どうする…モノクマが来たってことは」
モノクマ「もうお分かりだね?コロシアイを始めまーす!」
秘「なんで…なんで俺たちが」
モノクマ「でもでもツマラナイオマエラにコロシアイは似合わない!てことで」
モノクマはボタンを取り出し、勢いよくボタンを押した
その瞬間、パーティホールには煙が充満した
?「ば、爆破スイッチ!?」
?「これ死んじゃうよ…!」
モノクマ「うぷぷ、しばしの間おやすみ〜」
俺は徐々に意識を失っていった
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