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〜🤍side〜
🧡『…誰やお前…。』
『…全員ではないが分かるぞ。…貴様たちの力を認めなくてはいけないらしいな。』
💙『…急になに?』
❤️『褒めてくれても嬉しくないけどね。』
黒い氷のような攻撃をしてしょっぴーと舘さんを病院ごと攻撃してきたおそらくというか確実に彼奴が犯人。
彼奴からなにも感じない。
能力の通りに心も何もかもが冷たい男だ。
💚『…なんでこんな事…』
『お前たちSnowManを倒すために決まっている。』
🤍『…だからってここは病院なのに…』
俺たちは迷惑にならないように病室は別にしてくださってるけどもちろん多くの人たちがいるはずなのにみんな巻き込んで…
『…安心しろ。貴様たち以外の人間共は皆、眠らせた。』
💙『そういう事じゃねーよ!』
『悔しかったら俺を倒してみろ。ダークホールの3幹部であるこのフリーザーを。』
❤️『3幹部!?』
🧡『なんでそんな奴がここにおんねん!』
💚『それに3人いるって事はあと2人はまさか俺たちのところ以外に…!』
🤍『岩本くん、ふっかさん、めめ…。』
オフで家にいるはずのふっかさんも仕事でそれぞれの場所にいる岩本くんとめめが襲われてたら…。
💙『…くそ。あと佐久間は無事なんだろうな!?』
フリーザー『そのような者は知らぬ。』
❤️『…お前…』
フリーザー『ロギ様に捕らえられたのであろう?無事でないことくらいは分かってるはずだ。』
顔色を全く変えずに冷静に話してくるフリーザー…
やっぱり全部が氷のように冷たい男…
けど彼奴は闇の幹部だ
5人いるけど簡単に倒せる相手じゃない
それに奴の言葉を信じてはいけない。
岩本くんもふっかさんもめめも…そして佐久間くんもきっと大丈夫だ。
メンバーの事は信じてる。
フリーザー『話は終わりだ。ゆくぞ!』
一言呟いたフリーザーは両手に扇子?のような武器を出して煽った。
すると空気がたちまち凍てついた。
❤️『氷なら俺の炎が有利だ!』
🧡『俺の岩も行くで!大量に出されたら意味ないやろ!』
フリーザーが使う氷とは相性抜群の舘さんの炎と康二くんが出した大量の砂によって凍てついていた空気が収まっていく。
フリーザー『ふん。炎と砂か。褒めてやる。』
自分の攻撃が止められたのに動揺することもなく至って冷静な態度を取っているフリーザー。
💙『お喋りとは余裕だな!』
💚『その余裕な態度崩す!』
🤍『闇の奴に褒められても嬉しくはないしね。』
そしてしょっぴーと阿部ちゃんと俺で刀を出してフリーザーに向かっていく。
フリーザー『技を止めたからなんだ?それだけで俺に勝てると思っているのか?』
そんなことは思ってないし今までだって油断なんてしたこともない。
けど3人で斬りかかってるのにフリーザーは両手に持つ扇子で受け止めている。
フリーザー『こんなものか!』
💙💚🤍『うわっ!』
🧡『しょっぴー!阿部ちゃん!』
❤️『ラウール!』
フリーザーの動きについて行けなかった俺たちは吹っ飛ばされていた…
フリーザー『消えろ!』
🧡『させへんで!』
❤️『止める!』
フリーザーの攻撃を受けて動けずにいた俺としょっぴーと阿部ちゃんの前で炎と砂の壁を作ってフリーザーの攻撃を止めてくれている舘さんと康二くん。
…けど…
❤️🧡『ゔわああああああああああああぁぁぁ!』
2人の技を簡単に打ち破ってそのまま舘さんと康二くんを氷漬けにしてしまった。
🧡『…うっ…』
❤️『…くっ!』
🤍『康二くん!』
💚『舘さん!』
氷が割れてそのまま地面に倒れそうになった2人を受け止めたけど身体が冷たすぎる…
フリーザー『俺の氷をまともに喰らってまだ意識を保っているとはな。』
倒れてる舘さんと康二くんを見つめながら静かに呟いたフリーザー。
これが幹部の力…
💙『…お前!許さねーぞ!』
フリーザー『ふん。無駄な足掻きだ!』
怪物『ぐわああああああああああああああぁぁぁ!』
💚『翔太危ない!』
💙『なっ!』
怒ったしょっぴーがフリーザーに向かって行ったけどフリーザーは巨大な熊のような怪物を生み出した。
阿部ちゃんの声を聞いて間一髪怪物の攻撃を避けたしょっぴー。
🤍『…なにあの怪物…。』
💚『大きすぎる…。でも何とかしないと…』
怪物は腕を振り下ろしたり、口から光線を打ったり、強力な攻撃を次々と放ってくる。
能力を使いながら怪物の攻撃から交わしたり、逃げたりして何とか直接はしてないけど少し当たっただけでもダメージが大きい。
❤️『…俺たち…の事はいいから…。戦ってくれ…。』
🧡『…せや。…それに俺も…まだ動ける…で。』
🤍『…舘さん、康二くん。』
フリーザーの攻撃を受けてしまった舘さんと康二くんは動くどころか、意識を保っているだけでも苦しそう…。
それでも俺たちを気にしてくれて…。
💙『くそ!喰らえよ!』
💚『はあ!』
🤍『……………………!』
怪物は巨大だからこそ俺たちの方が動ける。
与えるダメージは少なくても絶対に倒せるはず…。
避けながらも攻撃を続けていく。
フリーザー『…無駄な攻撃だ。もういい。やれ!』
怪物『ぐわああああああああああああああぁぁぁ!』
💙💚🤍『ゔわああああああああああああぁぁぁ!』
フリーザーの言葉を受けた怪物が口の中から放った強力な一撃を受けて吹っ飛ばされてしまった俺としょっぴーと阿部ちゃん。
フリーザー『もはや動けまい。』
💙『…まだ…だ…!』
🤍『…っ!』
ボロボロの身体にムチを打って何とか立ち上がろうと歯を食いしばる。
こんな所であんな奴に負けるわけにはいかない…!
💚『…っ…。』
🤍『阿部ちゃん!』
💙『…涼太!…康二!』
❤️『…ゔっ。』
🧡『……………………。』
ロギから受けた攻撃の傷が完全に回復していなかった阿部ちゃんも舘さんも康二くんももう限界だ…
フリーザー『すぐに楽にしてやる。』
フリーザーは両手に黒い光を出して俺たちに向かって歩いてきている。
💙『くっ!』
🤍『やらせない!』
俺としょっぴーで立ち上がってフリーザーに向かっていく。
3人にはもう無理はさせられない。
俺としょっぴーの2人でフリーザーは無理でも怪物を倒すんだ…!
怪物『ぐわああああああああああああああぁぁぁ!』
近づいた俺たちにフリーザーの命令を受けて怪物がまた腕を振り上げた。
💙『好きなだけ攻撃して来いよ!全部止めてやる!』
🤍『俺たちは負けない!』
フリーザー『威勢は十分だな!良いだろう!ならばお望み通りにしてやる!』
怪物の腕が俺としょっぴーの真上に迫ってくる。
💚『翔太、ラウール!走って!』
💙🤍『………………!』
阿部ちゃんの声が聞こえたと思ったら怪物は植物の枝に拘束されていた。
❤️『サポートは任せろ!』
🧡『最後を頼むで!』
阿部ちゃんに拘束されて動けなくなってる怪物に炎と岩を落として攻撃してくれている舘さんと康二くん。
💙『…っ。ラウール行くぞ!』
🤍『…うん!』
俺たちよりもボロボロなのに無茶をさせてしまった…
だから俺としょっぴーで必ず倒すんだ…!
💙🤍『はあああああああああああああああぁぁぁ!』
能力で攻撃してても倒せない。
そして3人はもう限界だ。
ならどんな生き物でも急所であるはずの首にしょっぴーと2人で刀を振り下ろした。
怪物『ぐわああああああああああああああぁぁぁ!』
怪物は大きな声を上げながら消えていった。
💙・🤍『…はぁ…はぁ…はぁ…はぁ…』
ここまでの力を使ったのは初めてだ…
乱れる息を必死に整える。
まだフリーザーが居る…
フリーザー『認めてやる。貴様たちの力を。』
俺たちのことを静かに見つめていたフリーザーは短く呟くとそのまま後ろを向いた。
💙『…待てよ…!逃げるのかよ!』
フリーザー『逃げる?笑わせるな。我々の力はこんなものじゃない。貴様たちのこともすぐに闇に落としてやる。』
俺たちに鋭い視線を向けてきたフリーザーはそのまま消えていった。
…もはや戦える体力なんて残ってないし正直助かった。
🤍『3人とも大丈夫!?』
復帰出来る状態まで回復していたけど相手は闇の幹部。
無傷ですまなくて3人はさらにボロボロに…
❤️『ああ。問題ないよ。』
🧡『…かっこよかったで…!2人とも…!』
💙『…無理すんなよ。』
💚『それは翔太とラウールも言えないからね?』
首をコテンとしながら可愛く言ってきた阿部ちゃんに何も言えなくなった…(ˆˆ;)
こんな時でも阿部ちゃんはあざとい…笑
その後目を覚ました皆さんはめちゃくちゃになってる病院を見てパニックになっていた…
驚かせてしまって申し訳ない…
でもそんな中でも傷を負った俺たちを治療してくださった。
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