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メリーさんの執事【R.s.༗】

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メリーさんの執事【R.s.༗】

85 - 《偽王の幻夢境編》第85 - 緋色の訪問者

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2025年01月18日

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記録物語-R.s.༗《レェズ》メリーさんの執事《偽王の幻夢境編》の続きでございます…では、続きをご覧下さい。作者より。



……場面は変わり……


旅冴「あ〜、… olleH,eht rehtaeW si elbirret yadot. 」(こんにちは、今日の天気は最悪ですね。)…

ネャリー「 ylsuoireS, s’taht yllaer gnisserped……ww」(ほんとマジで本当に鬱……ww)

ネャリー「あはは…流石だね妾は、本来なら教えれば、み〜んな…これくらいできて当然なのに…」…

旅冴「……」軽くネャリーの背中を撫でる…すると、また無意識に〈ゴロゴロゴロ〉と喉が鳴り尻尾も左右に振れている…

画像


ンビータ「あ!見つけましたよ!…そんな所でダラシなく………イヤラシイ!」

……何故だか、わからないが顔を赤て…そのまま旅冴はビンタされる…

ネャリー「突然ビンタするのは良くないぞ…妾は正直とても良かった!」

ンビータ「ネャリー様のドヘンタラ!ま…まさか…無知な人に変な事を教えて……だとしたらワ…私……」急ながら旅冴の方を見ると、頭が無い…

ンビータ「きゃ〜!!」

旅冴「大丈夫、生きてるから安心して」隠れてた顔を出す

ンビータ「ひゃ〜ぁぁ!!」

ネャリー「フハハッ、な〜面白い子だろう?妾の祈手」

旅冴「…それより、その子が言ってたのが気になるんだけど……」

ネャリー「……」

旅冴「……?」

ネャリー「…その発言は、妾を危機に追いやる言葉だ…やめろ」…

……忙しない足音が近づいてくる、

ベネット「助けてください〜、何か生意気な子とヴェカーンが〜……って、びっくりした…誰か倒れてる!」

ネャリー「気にするな…時期に起きる、ほれ行くとしようか」

旅冴「ネャリー様も来るんです?」

ネャリー「猫の気まぐれみたいなモノよ、いちいち他人の考えに掴まる実用無かろうが…聞くな……」…

旅冴「……行こう」

ベネット「はい……」道を案内するが、途中チラリと背後を見て…本当に置いてって良いのだろうか…と思ってそのまま置いて進んでいく…


・・・ポツンと残されるンビータ、そこに同じ国のパネッセル・ディビーがやって来て兎耳をピクピクし呆れたかの様にンビータを背負い何処かへ行く……


……場面は移動し……


旅冴「これは…僕でも困ったな…」…

……目の前には、アルキス・ネロパルド・ヴェカーンと見知らぬ女性兵に、摩訶不思議探偵団のマープル ・C・ロジェスとシャーロット・エルキュールが居た。


マープル「シャーラップ!黙りなさ〜い!あぁ〜〜地味に痛い所つきやがって」

シャーロット「わからされるね〜……どうでもいい事に…あ、惨めな人」ベネットに手を振る

ベネット「な…なんで……」


ゾルドナー「どうも…こんにちは、お見苦しい所を見せてしまって…私はゾルドナー・ ヴェカーンです」見知らぬ女性兵がよって挨拶して来る…

旅冴「僕は旅冴とお呼びください…」

ネャリー「呑気だね、どうするのアレ」

シャーロット「あのまま放置すれば、時期に解決しますよ。…マープルが泣きじゃくって別の問題が起きてしまいますが、分かりきった事ですよね…貴方なら」

旅冴「はい、何年ぶりですかね…シャーロットさん」

ベネット「えっと…お知り合いで?」

旅冴「知り合いも何も、摩訶不思議探偵団の方です……まぁ、この世界なら知らなくて当たり前ですよね」

シャーロット「そろそろ声が震えてきてる感じだし泣いて戻って来そう」口喧嘩している2人の方向を見る…

……アルキスの表情はピクリとも変わらず次々と反論と正論をマープルに言いつけ、段々とマープルは涙目になる…

マープル「で…でも、でもー!」

アルキス「国を背負う者と、お前みたいな自己愛と感情で動く奴の差は……既に分かりきった事だろう…それとも言い足りぬか?……ザコザコ の凡人が」

マープル「マープルの…ん〜……」…涙しながらこっちに来る…

マープル「うわぁぁん!真似ざれだ〜、アイツが…あ〜〜」

ネャリー「当たってるようだな」

シャーロット「ヨシヨシ、もう黙ろうか…」

マープル「うん……」…

ルーデル「よお!国王とリーダー揃って何やってんだ!」馬鹿でかい声で現れる

…それに驚いたマープルはビクっとする…

……大声を出してやってくるその人の後にも数人が少し『またやってしまったな』と思った表情で少し離れて寄って来る……

旅冴「…あ、戦場で元気にしてた人」

ルーデル「そういう君は、名の知らぬ者だな!顔は覚えている…他の人達はどうした?別か?戦士の帰還と言うのに…か〜…褒めて貰いたいものだね」…耳を傾けて、いかにも崇め褒めと求める…

アルキス「ルーデル ・ティーガー!」

ルーデル「はい!」急な大声に驚き凛とした姿勢に直す…

アルキス「カルティア!」

カルティア「はっ!」美しく姿勢を直しとても良い声で返事をする…

アルキス「ダスリヒ ・クリフ!」

ダスリヒ「はい!」同じく姿勢を直し威勢よく返事をする…

アルキス「レオパルト!」

レオパルト「はい」緊張しながらも姿勢を直し同じく返事をする…

アルキス「ペルード ・フェンテ!」

ペルード「はい!」同じく姿勢を直しきっちりと返事をする…

……最後にアルキスはゾルドナーに視線を合わせる、ゾルドナーは理解したかの様に横に立ち一呼吸をする…

ゾルドナー「お前ら!国王からのお言葉だ!心して聴く様に!…」…

ゾルドナー「お兄様…」後ろに下がる…

アルキス「良く生きて帰った!害獣駆除はさぞ大変だったろぅ。…だが!次なる敵が動き出した!この意味がわかるな!……邪魔な虫ケラを潰せ!本来なら我らの手元には神を制し!決断を下すはずだった……裏切りを働いたウッドマン、シェス・マサース=エルドを直ちに連れて来い!生死は伴わん!期限は7日間をやる…ヴェカーン傭兵軍の名を持って行動せよ」…

アルキス「と言いたいが……今日は休み明日に向けて体力を温存しろ」

傭兵達「はっ!」「はい!」

ゾルドナー「……お兄様、気遣い…ありがとうございます」

アルキス「必要無い…お前には、子守も押し付けるからな…頼んだぞ」…

……そうして、アルキスは地下のある方へと向かって歩いて行く…

ゾルドナー「子守…」そう呟いてマープルの方に目を向ける…

マープル「……な…何見てんのよ!」

シャーロット「わがままな子だけど、よろしくお願いします」

ゾルドナー「構いません、わがままを受けるのは慣れています」

マープル「ちょ!シャーロットもマープルとそんなに変わらないでしょ!」

シャーロット「私の方が歳上です」

マープル「うぅ……ねぇ!見てないで何とかしてよぉ〜!」

旅冴「僕には対処できなそうかな」

ネャリー「諦めて受け入れる事も、また一つの選択だぜ…」

マープル「うぅ……お前はいいや…」

ベネット「ですよね…」


シャーロット「さて、旅冴…何故 貴方が居るかは聞かずに、彼が言っていた犯人を探す事に協力してくれますか」

旅冴「はい、ご協力いたします」

シャーロット「…現場収集から行きましょう」

ゾルドナー「それでしたら、会議室と地下室の方に行ってみましょう……地下室の方は他の国方が居ますので気おつけて」…


……場面は変わり……

…ゾルドナーは傭兵達を留守番させ、シャーロット達と共に同行する…

シャーロット「……妙に綺麗な割れ方をしてる、これは確実に細工してる、それに…微かに妨害魔法が施されている…計画的犯行なのは確かの様ね……」

旅冴「そう言えば、シャーロット達は何でこの世界に?」

シャーロット「湧き出てくる魔物や穢人、それに国際問題だって、大抵の事は今居る人材達で解決できるから別に摩訶不思議探偵団が必要な事は無いでしょう。」

旅冴「確かに、ロアとアズラトが色んな方達を連れて大半を解決してくれてましたからね…墓威も代理人として」

シャーロット「……暇な間に深月[ミツキ]くんを生きた人間として元の生活に戻して上げる方法を彼らとザインゾレイン達と模索して居たんだけども……混合世界になった原因で次元の裂け目は各国で発見されてね、その中の一部を調査してたんだけど」

シャーロット「……慣れ果てや穢人の数が多くて、犯人が金呪眼、存在証明を所持している可能性が高いと思ってサーチしたの」

旅冴「それで結果は……」

シャーロット「大当たり、でも…状況はハズレのハズレね……相手が緑青い瞳の金呪眼、アリアの存在証明の方を持ってたの、流石にアリアの一部を相手するのは私達でも苦戦はするし相手が手慣れなら尚更[ナオサラ]…とても厄介だったわ」

旅冴「……何でアリアのが?」

ネャリー「おい、話は大体わからんが…アリアってのがそんなに強いのか?」

シャーロット「……強いも何も魔神や神が頂点を総取りしてた時代で、その2種族が怯える神殺しと呼ばれる幻影の存在に選ばれた最初の幻閻の使徒、始祖。端的に言えば、扱えるなら世界規模の兵器ね」

ネャリー「ふ〜ん、妾に並ぶくらいの地位を持ってる感じか」

マープル「……同じ言うならこの現状を救う行動を何でしないの?このデブ猫」

ネャリー「な!何だこのガキ!四法幻獣のネャリー様だぞ!やんのか?やるのか〜!シャーーー!」威嚇する…

ゾルドナー「四法幻獣…この世界では高い魔力を保持する獣が…こんな猫だったのですね…初めて見ます」

ネャリー「おい、こんなって何だ……時と場合が合わなきゃ本来の姿になれねぇんだよ……好きで可愛くなってねぇんだよ、ぶりぶりしてるお子様がよ」

マープル「はぁ、私の方が可愛し」

……ネャリーとマープルが口喧嘩しだす…

シャーロット「意外にも似たモノね」

ゾルドナー「1つお聞きします、その時に遭遇した相手が今回の主犯である可能性とかあるのでしょうか?」

シャーロット「ある可能性が高い、記録してあるわ……こんな見た目な奴がね」

……少し探り出し写真を見せる、そこには例のウッドマンが写っていた。だが少し違うのは、顔は仮面であった。…

ベネット「最初から奴が」

ジャンヌ「場所は?場所は?」

旅冴「2人とも来たんだ」

テットラ「来た!」

……ひょっこりと出てくる2人、

シャーロット「場所ね…今はわからない、何か手掛かりになる物が無ければ…髪の毛一本でも魔法の痕跡とか見つかれば」

ジャンヌ「痕跡…それなら地下にあると思います……話によれば生物が生み出したゲートで消えた様なので」

シャーロット「行きましょう、そこに案内してくれる」…

ジャンヌ「はい」

……シャーロットはジャンヌに地下まで案内してもらい、全員移動する…口喧嘩中のマープルとネャリーは行く途中でも喧嘩をしていた……


……場面は変わり…地下に……


ベール「何かわかりましたです?」奥の部屋からやってくる…

シャーロット「……四法幻獣だったけ?何となく貴方と同じオーラがあるわ…特異能力の分類ね…普通のゲートだと行き先を指定してリンクさせるのだけれど…逃げ先が本能的な仕組みだから完璧には行かないけれど、特定はしたわ…」…

ベール「それはよかったです」

旅冴「ネャリー様の他に四法幻獣がいる様ですが、このタイプって」

ネャリー「神出鬼没のコルモだな…、あの小僧はバカでも臆病で他人には飼い慣らされないはずだが、その奴に飼い慣らされている様だな!フハハハハ」

シャーロット「……コレは簡単に見つけれそうね……旅冴、穢れし神纍の痕跡が見られるけれど、何か知ってる?」

旅冴「……ウッドマンと言う者が、アダムとイヴの2人を降臨させる事に成功した様で…もう1人のエバは大丈夫だったんですが…その時と一緒に墓威が攫われて……」

シャーロット「そのウッドマンって奴が私達と遭遇した奴なら有り得る事ね……地図ある?出来るだけ細かいのが欲しいわ、写真もあれば尚更もっと」…

ベネット「僕の自室に沢山ありますが…瓦礫の下なので皆さん取り出すのに手伝ってくませんか…」

ゾルドナー「手伝ます、休んでいる者も連れて来るので先に外に行きますね…」そう言い地上に向かう…

ダイラー「人手は多い方がいい、お前らも手伝ってやれ…退屈だろう?それにアルキスの部下も気を利かせて瓦礫の処理わしている」急に動き出したダイラーが2人の付き添い人に言いう。

パーネス「どうする?」

fe.「国王の命令とならばやるまで」

ベネット「…ありがとうございます」

ダイラー「礼を言えたなら、次は成果を出せる様に励む事だな」

ベール「一旦、ダイラー国王様は休まれたらどうです?」

ダイラー「必要無い。休む暇が有れば、精々解決策を見つけてからにするんだな……何を行動しようとも…どの道、ペルペトゥスの力は必要不可欠になる」

ダイラー「王の命令だ!。お前らが今できる事を成せ!一つ二つの重なりが崩れず山積みになれば目に見える結果となるだろう…足掻き回れ」

シャーロット「……結果は直ぐに出しますので、任せてください」…



続く→





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