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謙杜×○○
板垣○○:事務所スタッフ
後輩「板垣せんぱぁぁい、、」
目の前のパソコンからひょこっと顔を覗かせたのは、私の後輩の山下くん。結構慕ってくれてて嬉しいんだよね。
「どうしたの!」
後輩「やらかしちゃったかもしれないです、」
「えぇ!?ちょっと見せて!」
先輩「板垣さん」
「はい!」
先輩「またマネヘルプ入ってもらえる?」
「分かりました!」
マネヘルプとは、マネージャー職のヘルプのこと。たまに呼ばれることもあって、このときは焦ってたし、どこのグループかとかも見ずに承諾した。
「…え」
山下くんのデスクから帰ってきて、机の上に置かれたスケジュールを見てみると、マネヘルプ“なにわ男子”と書かれてあった。
「あ、あの、、先輩、」
先輩「ん?どした?」
「これ、、」
先輩「何か間違いとかあった?」
「いえ、、代わってもらったり出来ないかなぁと、、」
先輩「え、もうグループにも連絡入れて他も予定組んでる、」
「あっ、そうなんですね」
先輩「何か問題でもあった?」
「いえ!」
さすが先輩。仕事はやい。今回だけは、、遅くあってほしかった、、
「はぁ、、切り替えよ、大丈夫、、」
山下「先輩ヘルプどれくらいなんですか?」
「んーと、1ヶ月、かな?」
山下「長!!」
山下「先輩とそんな会えないなんて僕、死んじゃいますよ、、」
「まぁでもこっちにも顔出すから大丈夫!」
山下「ほんとですか?」
「うん!」
「えーっと、ヘルプで入りました、板垣○○です。よろしくお願いします、」
謙「お願いしまーす!!」
あれ?
丈「ごめんなさいね、うるさくて、w」
「いえ、、w」
マネ「じゃあ打ち合わせしてきましょっか」
「はい」
謙「あ、何かゴミみたいなの、ついてます。」
「え」
そう言ってグイッと手を引かれて耳元で囁かれる。
謙「打ち合わせ終わったら会議室で待ってるから」
「っ、」
謙「はいっ!取れましたー」
「ありがとうございます、」
え、何なの?ぜっったい行かないからね
「え、ほんとに待ってる、」
ちょっと気になって、チラッと会議室を覗くと、スマホをいじって待ってる。
あれ、電話するのかな
📞𓂃 𓈒𓏸
「えっ」
ちょ、何でこのタイミングで電話来るの、!
急いでスマホを出す。
ガチャ
…え?
顔を上げると耳にスマホを当てて、こちらを見下ろしてる長尾くん。
バチッと目が合って、走るようにその場から立ち去りながら電話に出る。
「もしもし、板垣です」
?「もしもし?俺やけど。」
「…え」
?「今の酷ない?待ってるって言ったやん。w」
え、電話の相手私だったの?
謙「今どこ?走って逃げるの無しやろ、w」
長尾くんの息遣いが聞こえる。え、もしかして探してる?
「えっと、仕事の用?」
謙「まぁ確認みたいな感じ」
「…メンバー皆さんアンケート来てるから、なにわ男子の部屋にいて。」
謙「えぇ?」
「いいから。」
ガチャ
「失礼します」
謙「待ってたでー」
ヘラヘラ笑って手振ってる。
「皆さんアンケート来てて回答お願いします」
和「りょーかーい」
✏
謙「なぁなぁ」
服の裾を引っ張られる。あざとい、
「っ、何ですか長尾さん」
謙「ここさぁ、あの日、」
何を言おうとしてるのか分かった私。
「っ、あー!!」
駿「わっ!?何!?」
大「びっくりしたぁ、w」
恭「ビビった、」
「あっ、すみません」
こっそり睨むと、ニヤニヤしてる。
丈「なぁなぁ。w」
「何ですか?分からないことでも、」
丈「いや。w 2人、知り合いか何かなん?w」
「へっ?」
2人。それが私と長尾くんを指してることに気付いて、、
「いえいえいえ!!!」
謙「あー、」
「知り合いじゃないです!!」
全力否定。
マネヘルプに入って1週間。
他のメンバーさんに気付かれそうで怖い。
和「板垣さん!」
「何ですか?」
和「明日のみんなの予定分かります?」
「明日は、藤原さん、道枝さんがオフ、西畑さんと高橋さんが午前雑誌撮影、大西さんが遠征、大橋さんがロケで、謙杜が映画の撮影です。」
流「えっ?w」
「え?何か間違いありましたか、?」
大「いや、、w」
謙「ははっww」
丈「なーあー、やっぱ知り合いやろ!!w」
「え?」
謙「実はそうなんですよ〜。なっ?○○?」
「ちょっ、名前、」
謙「○○から言い出したんやでw」
「え?言ってないよ?」
謙「言ってましたよね?w」
丈「言ってたw」
大「言ってたなぁ。謙杜は〜って。」
「うそ、」
無意識だった、、
「や、やだなぁ、皆さん、冗談ですって!」
和「いや無理ある無理あるw」
流「どういう関係なん〜?」
「ちょーっと仲良くなったくらいですよね!」
謙「いや、お」
「ちょっと長尾さんいいですか??SNS用の撮影しましょー。」
何か言いかけだったのを遮って別の部屋に連れ出す。
「さっき何言おうとしたの」
謙「好き。」
「…え」
謙「俺は、今も○○が好き。」
「、」
謙「○○は?」
真剣な表情の謙杜。
「…私も、」
「って、、だめだめ、」
危うく言ってしまうところだった。
謙「俺は、○○の気持ち聞いてんの。また“事務所スタッフ”としてフるん?」
「…、」
謙「俺は、別れよって言われてからも、ずっと好きやった。○○は?」
「私、、は、、」
「私も、好きだよ。ずっと。今も。」
謙「じゃあ、俺ともう1度付き合って下さい」
「…私でいいの?」
謙「○○じゃなきゃ嫌よ」
「じゃあ、、よろしくお願いします」
謙「よかったぁ、」
そう言って優しく抱き締められる。久しぶりの謙杜の匂い。
謙「久しぶりや。この感じ」
「私も今思ってた」
謙「ほんま?」
ガチャ
「あ、ねぇ、メンバーの皆さんにも内緒だからね??分かってる?」
謙「分かってますー」
「ならいいんだけど。」
「私スタッフルーム寄っていくから先戻ってて」
謙「はーい」
「んーと、これとこれ、、OK。」
山下「板垣先輩〜、、」
「山下くん?どうしたの?」
山下「先輩今日飲み行きません〜?」
「え?あー、、2人で?」
山下「はい!」
「今日は予定があって、、ごめんね?」
山下「そっか、、分かりました!」
ヘルプも残り1週間。
謙「あ、○○〜」
「ちょ、事務所だから!」
謙「ごめんw」
「それで何ですか?」
謙「これ。」
「…鍵?」
謙「家の合鍵。」
「え、いいの?」
謙「ええの。もらって?」
「ありがと、」
大「おはようございまーす」
謙「やば、隠して隠して!」
「わっ、うんっ」
丈「ん〜??2人怪しいなぁ?w」
「あやっ!?怪しくなんて無いですよ!!」
「さっ!仕事仕事ー、、!」
流「…○○さん、分かりやすすぎん?」
大「それな?」
「どこやしたっけ、、?」
丈「あれ、戻ってきた。」
「謙、長尾さん、私のノートパソコン知りません?」
謙「え?あー、その山の中埋まってるんちゃいます?」
「ですかね、、」
「重っ、誰ですか、こんなに積み上げたの、」
謙「すみませーん」
「長尾さんですか、、もう、、ちょっと探すの手伝ってくださいよ、、」
大「なぁさっき謙杜って言いかけたよな?」
駿「言いかけましたね」
コンコン
山下「すみません、板垣先輩、、あ」
「山下くん?どうしたの?」
山下「この企画書が紛れてて。」
「それでわざわざ?」
山下「はい!先輩の顔も見たかったし!」
「デスクに置いてくれてたらよかったのに。ありがとうね」
山下「いえ!」
和「明らか後輩くん狙ってるやん」
恭「あんな堂々とアプローチされてんのに気付いてへんの?」
謙「あ、あったあった。」
謙「○○さん。」
「へっ?」
謙「ありましたよ?」
謙「もー、おっちょこちょいなんやから。」
ぐいっと顔を近づけられる。上目遣い攻撃。
「うんっ!?ご、ごめん、?」
謙「あー、それ次使うやつやんー。後輩くんありがとうなー。」
山下くんから奪い取るようにして受け取る謙杜。声も何だか怒ってるみたいだし。。
山下「いえ、」
謙「自分の仕事戻ってくれてええよ?」
ガチャン
流「嫉妬やw」
謙「なぁ」
「ん?」
謙「さっきの。」
「さっきのって、、後輩の山下くん。私の事凄く慕ってくれてるの」
謙「や、慕ってるというより、、まぁええわ」
謙「もっと可愛いって自覚持って」
「…え?」
謙「あんためちゃくちゃ可愛ええんやから」
「いや、それなら謙杜だって」
謙「俺?」
「さっきの。上目遣い、あんなのされたら好きになっちゃうよ」
謙「○○にしかせぇへんよ」
「じゃなきゃ困る」
「…あ」
丈「なぁなぁ〜??ここまで来たら言い逃れは出来んぞ〜??w」
謙「彼女です」
大「ヒュー!!」
「はぁ、、秘密って言ったのに、」
謙「これは○○がヘマしすぎ。w」
謙「そんなとこも好きやけど。」
「…謙杜のばーーーかっ!」
ガチャン
流「かわい、」
謙「可愛ええでしょ」