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道枝×○○
ファン×アイドル
「これで最後か。。」
「わっ!すみません!」
?「こちらこそすみません!」
?「そのコーデ可愛いですね!」
「ありがとうございます!お姉さんも可愛らしくて素敵です!」
?「嬉しい!1人なの?」
「あ、、そうなんです、、」
?「じゃあ開場まで一緒に居よう?」
「え!嬉しいです!」
静「私、静です!」
「○○です!」
静「名前まで可愛い。。」
静「じゃあ、結構初期からのファンなんだ、」
「はい。静さんも?」
静「うーん、、まぁ、そうなるかな。」
「私、この公演でライブ来るの控えようと思うんです」
静「そうなの?」
静「何で、とか聞いてもいいの?」
「お仕事を頑張ろうと思って。みっちーも頑張ってるし。私も頑張らなきゃなって。」
静「そっか。」
静「ちょっとごめん、席外すね。」
「ドキドキする〜、」
静「楽しもうね!」
「はい!」
こうしてライブが始まった。
静「しゅ、道枝!!こっちこっち!!!」
みっちーが近くに来た時に、静さんは大声を張って私を指差してくれる。
その声が聞こえたのか、みっちーがこっちを見る。目が合った瞬間、時間が止まった気がした。その後、静さんを見て、静さんは目を手で覆った。
「え?静さん?」
静「みっちー見てな」
そう言われ、またみっちーに視線を戻すと、優しい笑みを浮かべてこちらを見ていて。心臓が高鳴るのがわかった。ファンサうちわの指ハートもしてくれたし、口パクでありがとうって言ってくれた。
静「ファンサもらえた?」
「もらえました!!もう後悔ないです!!」
静「そっかそっかw」
お次は謙杜くん、恭平くんが近づいてくる。周りには長尾担が多くて、笑顔で手を振ってる謙杜くん。すると、何かに気がついて反対側でファンサしていた恭平くんに何かを伝え、恭平くんもこっちを向いた。そして2人でピース。
「きょへなが尊…」
静「熱気が凄かったね〜!」
「何か、いつもよりファンサ多めだった、?」
静「それはよかった!」
静「あ、○○ちゃん少し時間ある?」
「少しなら、、」
静「よかった!ちょっと付き合ってもらいたくて。」
「?はい。」
そう言って静さんについて行くと、関係者以外立ち入り禁止の紙が貼られたところに。
そこにいた警備員さんと何やら話して、
静「行こ!」
って私の手を取って奥へ進んで行く。
「え?いや、ここ、関係者以外立ち入り禁止、」
静「ここね。」
そう言って部屋の前で立ち止まった。
ガチャッ
静「皆んなお疲れ様〜」
?「静さん!お疲れ様です!来てくれて嬉しかったです!」
「…え?」
静「あ、○○ちゃんです!例の道枝担の子です!」
「え、あ、」
和「あ〜!例の子ね!」
「え、なにわ男子、」
流「そやで〜」
「え、静さん、、お知り合いだったんですか、」
静「うーん、まぁそうだね。」
ガチャッ
駿「うわっ、姉ちゃん来て、、え?」
静「お疲れ。」
「え、、姉ちゃん、」
静「そ!弟の道枝駿佑です!」
「…えぇ!!!!??」
大「え、知らんかったん?」
「え、はい、、」
丈「え、じゃあマジの奇跡やん」
静「そうなんよ」
謙「○○ちゃん緊張しすぎw」
突然の謙杜くんからの名前呼び。
「え、いや、え、」
静「そりゃそうなるよね!w」
「あ、、きょへなががこっち見たのって、静さんに気付いたから?」
恭「あー、そうそう。謙杜が居るよって。」
静「駿佑いいの〜?」
駿「うるさい」
お姉さんに反抗的なの、意外かも。
和「○○ちゃん、みっちー意外と思春期男子やなって思ってる?」
「え?あ、、はい、」
静「あははっ!だってよ!w」
駿「余計なこと言うから、、」
そういうみっちーは顔が真っ赤。
流「連絡先交換したら〜?」
丈「ええやん!みっちーと○○ちゃん交換!」
駿「えぇ!?」
「いやいや!そんな!」
📞𓂃𓈒
「あ、私だ。すみません、」
「…分かりました。早めに。はい。」
「すみません、お仕事戻りますね。」
大「もう行っちゃうん?」
「はい!皆さん、すごくすごくカッコよかったです!それでは!」
もう最後は逃げ出すかのように走ってその場を後にした。
静Side
📞𓂃𓈒
静「あ、駿佑?」
駿「もー、なに?準備忙しい、」
静「あの子と会った。何なら席隣。」
駿「あの子?」
静「道枝担の。あんたが好きな子よ。」
駿「え」
静「しかも、このライブでしばらく来ないらしいよ」
駿「は、」
静「しっかりアピールするから気付きなさいよ」
駿「いや、席教えて、」
静「あんたはライブ集中しなさい」
静「せっかく流星が連絡先交換するチャンスつくってくれたのに。」
駿「だって急やったもん、、」
丈「めっちゃ顔真っ赤やったなw」
謙「でも○○ちゃんは原因は気づいてなさそうでしたけどねw」
大「鈍感さんやなぁ」
○○Side
今日は早く起きれた。いい事がありますように。そう願ってバス乗り場へ。
バスを待っていると、1台の車が隣に止まる。後部座席の窓が開いて、君が喋る2秒前。
みっちーSide
あの後ろ姿が見えて。マネージャーに車を停めてもらうようお願い。
あの日から、散々予習してきた、あのセリフを言おう。そう心に決めて、窓を開けた。
そして口を開いた。
駿「あの、連絡先、交換してくれませんか」
君が頷く5秒前。
そして2人が付き合うまで、2ヶ月。