テラーノベル
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この度は数多の作品の中から、拙作『あなたを想う時』を見つけ出して読んで下さり、ありがとうございました。
最後までこのストーリーにお付き合い下さった皆様には、感謝の気持ちしかありません。
この小説を書き始めた頃、『なるべく10万字前後でまとめたい!』と思っていたのですが、前作同様、文字数が相当多くなってしまいました。
終盤を執筆している時、なかなか筆が進まず、終章に登場した4曲(スクリャービンの悲愴、ラフマニノフのプレリュード2曲、T–SQUAREの WHEN I THINK OF YOU)のプレイリストを作成し、ひたすらリピートして聴きまくりながら、とにかく完結を目指して何とか書き切ったのが、既に懐かしく感じます。
音楽を絡ませたストーリーは、以前から書いてみたいと思っていたので、今作は私の好きな音楽を、これでもかっ! て思うくらい、色々な楽曲やアーティスト様、作曲家様を登場させました。
趣味全開になってしまって、本当に申し訳ないです……。
この小説を書くにあたって何かしたか、といえば、葉山怜の自宅最寄り駅がJR中央線の豊田駅の設定なので、ロケハンに出向き、ウン年振りに降り立ちました。
以前の職場が豊田駅周辺でしたが、かつての職場は無くなって大きなマンションが建ち、街並みが全く変わってしまい、南口も再開発途中なのか、かなり広くなっていて、驚き過ぎて、お口ポッカ〜ン半開き状態のロケハン。
隣の八王子駅にも、数年前のDQ11のオケコンサートに行って以来、立ち寄ってみましたが、たった数年でも景観が変わっていてビックリでしたのを覚えています。
に、しても。多摩地区やっぱりいいな。多摩地区大好き! 多摩地区最高!!
このストーリーを書いているうちに、怜と奏が自分の家族のような存在となり、完結した今、2人が巣立っていくような、旅立っていくような、少し寂しい気持ちもあったりします。
前作『ただ、それだけの関係……』の主役の2人、豪と奈美の時も同じような気持ちを抱いたので、今作で2人をスピンオフ要素っぽい感じで登場させてみました。
恐らくですが、私の中では豪と奈美夫妻&怜と奏カプが、ワンセットになっているのかもしれません。
執筆中、行き詰まる事も多々ありましたが、読者の皆様の『いいね!』が後押しとなり、楽しみながら執筆できました。
意味不明なあとがきになってしまいましたが、改めましてこの小説を見つけ出して読んで下さった皆様、
本当にありがとうございました!
2025年7月27日 管野アリオ
コメント
2件
お疲れさまでしたね。楽しみにしてた甲斐がありストーリーを読んでて私に書けない文章、音楽は全然分かりませんが奏さんさんが昔のトラウマを解消してくれた彼を愛し続けていくストーリーが私の昔の思い出に似てると思いましたよ。これからもたくさん書いてください応援しますよ