魔央建設

『魔央建設』あらすじ

魔法の知識と建築技術を融合し、あらゆる地に「まち」を創る──

それが、大企業（魔央建設）。

未知の土地に足を踏み入れ、王や魔族、時には言葉すら通じぬ存在からも依頼を受け、

その願いに応じた“唯一無二の都市”を建て上げる。

設計に関わるのは、個性豊かな建築デザイナー57人と、

言葉を持たず、絵で意志を示す美術担当の球体生命体イネくん、

危険と謎に満ちた新天地を調査する未知土地開発部隊35人。

彼らが対峙するのは、燃え続ける湖、宙に浮かぶ崩壊寸前の島、記憶を消す霧の谷……

“常識では建てられない”場所ばかり。

だが、魔央建設には魔法がある。

そして、どんな依頼にも“形”で応える意志がある。

これは、

世界のどこにも存在しなかった「まち」が、

今日もまたひとつ、生まれる物語──。