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茜視点
アオちゃんには前みたいに告白できなくなってしまった。
まぁ、零番様の噂聞けたし、いっか。
「かいちょー」
「どうしたの?」
「噂、ききましたよー」
「!さすが蒼井。仕事が早い。で、どんなのだった?」
「えっとですね」
「こんな噂、知っていますか?
七不思議が零番。屋上の喫茶店
そこは怪異たちに人気のお店。あの七不思議七番のトイレの花子さんも愛用しているという。
通常は此岸に生きている人間は入れない。でも、
満月か新月の日の丑の刻の間だけ生者も入れるようになる。
喫茶店に入るためにはね、屋上のドアの前で
「I have come to ask for your help. Please make way for me.」
と、いえば入れてもらえる。でも、気を付けて。喫茶店のオーナーは
七不思議の中でも異質な「姫様」と呼ばれる存在。もし彼女の機嫌を損ねたら
七不思議をすべて敵に回すということになるでしょう。」
「ふ〜ん木曜日に試そうか」
「なんでですか?」
「満月だし、明日と明後日はお泊まりじゃん」
「そうでしたね」
「それにしても..「I have come to ask for your help. Please make way for me.」か…」
「意味わかります?」
「う〜ん確定ではないけど「神の力をお借りに来ました。道をお開けください」だと思う。」
「へぇ〜そんなかんじか」
「さてと、薬師寺さんを呼びに行くよ」