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私の首がくっつき、舌も生えてきてようやく喋れるようになる。
「閻魔神についてデェ模んは何か知ってることありますか?本当は閻魔神への説得にデェ模んも手伝ってほしいところですが、協力してくれなさそうですし。」
「アナタに閻魔神の情報を話してモ、ワレにハ何の得にもならないワヨ。」
「……さっき紙塔は、デェ模んが阿鼻界で罰を与える日々に退屈してるだろうみたいなことを言うとったんやな?その言葉使って上手くデェ模んに協力を仰げへんか?」
「ワレをどうにかする方法ノ提案ハ、ワレがいないとき二やりなさいヨ。」
「たしかに、人間に罰を与え続けるだけの日常って飽きそうだよね。デェ模んは何歳?」
「自分ノ年齢なんて知らないワヨ。でもアナタ達よりハずっと前カラ存在しているワネ。」
「新しい刺激が欲しくはありませんか?例えば、阿鼻界が崩壊するとか。」
「……ワレは現生界に行っテみたいト思ったことはあるワ。でモ、死人に罰を与えることだけガ存在意義であるワレにそれは叶わナイ。」
「俺達がデェ模んを現生界に連れていってみせるで。そのためにはアンタの協力が必要不可欠やねん。」
「そんな無責任なこと言ってもいいのかい?獄使を現生界に連れていけるかどうかもわからないのに。」
「阿鼻界を崩壊させる目標に比べれば、このぐらい容易いものでしょう。私達はデェ模んを現生界に連れていくための協力をするので、デェ模んは阿鼻界の消滅に少し手伝っていただきたいです。」
「手伝うノはホントに少しダケヨ。」
「おおきに!ここじゃ他の獄使に見つかりそうやから、場所移そか。」
私達は玄武岩の地面を数分歩き、防空壕のような洞穴を見つけてその中に入る。
「少し暗いのが難だけど、この中なら人目につかないね。なんか秘密の会合って感じ。」
「ワレが閻魔神二ついてわかってることヲ話すワヨ。閻魔神ハ元々人間だったノヨ。アナタ達はマタールナという物質ヲ知ってるかしら?」
「マタールナが閻魔神に関係あるんか!?」
「マタールナって何だっけ?」
「他の物質と化合することで、幻惑やレーザーの発射、物体の操作ができる物質です。月にありますね。」
「マタールナは魂を司る物質デ、來雨が言った能力の他にモ死後の魂の運命を決められる力を秘めていたノヨ。人だった頃の閻魔神ガその力だけヲ完全に抽出シテ、自分の能力二したワ。その代償トシテ、閻魔神の精神ハ悪い意味デいつまでも若いままだけどネ。」