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fura
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七瀬⛄️
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ab.side
仕事がひと段落した夜。
スケジュールを確認しようとおもってソファーに腰を降ろすと、狙ってました。って顔をしながらめめが紅茶を持って来てくれた。
めめは紅茶の匂いをただよせながら、それからぽすっと隣に座ってきた。
mg「阿部ちゃん、来週ちょっと空いてる?」
「うん、火曜日と水曜日なら空いてるよ」
「あっ、めめも空いてるね」
「じゃあさ――温泉いかない?」
おんせん?
いきなり飛び込んできた言葉に予想してなかったから思わずきょとんとしちゃった。
めめの顔を見ると、そんな俺がおかしかったのかちょっと口元が笑ってる。ばれてるからな。
「温泉?」
mg「うん、その二日間だけ。二人でゆっくり出来たらいいなっておもって」
「めめが誘ってくれるのうれしいな」
mg「阿部ちゃん、最近特に忙しかったでしょ。だから、のんびりできるところ連れていきたいなって」
めめのほうが俺の何倍も忙しくしてるのに、いつだって気遣ってくれる。優しいな、俺の彼氏。
誇らしげに思いながら、胸がじんわりあったかくなる。
「めめありがと~ 温泉いいね、行こっか!」
mg「ほんと…!?」
「うん。めめがせっかく誘ってくれたし、楽しそうだな~って」
俺がそう言うとめめの目がキラーンって輝いた
嬉しそうに口をひらく
mg「阿部ちゃん、あべちゃん」
めめが急に身を乗り出してきて、紅茶がちょっとこぼれたとおもったらテーブルに置いていたスマホをぱっと掴んだ。
さっきまで落ち着いた声だったのに、少し弾んだトーンなっている。
写真フォルダには俺の写真とともに大量の宿泊宿の画像がのぞいた。
いっぱい考えたんだなって考えるとうれしくなる。
ん?そんな写真とらせたっけ…?まあいっか。
その中の写真から一つをタップして俺にみせてくれる。
写真には、木のぬくもりを感じられる静かな温泉宿。
露天風呂からは山が見えて、夜は星が降るみたいに輝くのが綺麗なんだって。
いかにもめめが好きそうなすてきな宿だな~
「めめ、こういうの好きだよね」
mg「好き。っていうか、阿部ちゃんも絶対こういうの好きだよなって思って。素敵な植物とかたくさん見えるみたいだよ。」
満面の笑みでこっちを見つめるめめから無邪気さが覗くのがかわいい笑
嬉しそうにその宿の説明を読むたびに「あ、これいい」「うわ、こんな綺麗なんだ」とか弾んだ声が漏れて、そのはしゃぎ方が子供みたいで見てるこっちまでワクワクしてくる。
「めめ、テンション上がってるね」
mg「だってさ、阿部ちゃんと温泉にいけるんだよ?」
そりゃテンション上がるよってめめはちょっと照れながら笑う。でもその笑顔の奥には、ほんとに楽しみにしてる気持ちが隠し切れずににじんでいる。
mg「ねぇ、ここさ、夜に散歩できる道があるんだって。ここ阿部ちゃんと歩きたい」
「歩こうよ! めめが行きたいところ、全部つれてって」
mg「やった…!」
めめは小さくガッツポーズをして、また画面を見ながらはしゃぎ気味に説明を続ける。
その姿があまりに楽しそうで。
来週の旅行が、もうすでに始まってるみたいな気がした。
fin?
再
コメント
5件
続きお願いします。

新しいおもちゃでも貰ったかの様な はしゃぎ用が🖤めちゃ可愛い😍💕 それを冷静に見ている💚 本当は凄く嬉しいんだろうな☺️
うわあああ、めめちゃんの「阿部ちゃんと温泉行けるんだよ?」が尊死案件すぎる…!!😭💕 仕事終わりのまったりした空気感とか、紅茶持ってきておねだりするところとか、めめちゃんの健気でストレートな愛情がじんわり伝わってきて胸がきゅーってなったよ。特に「ここ阿部ちゃんと歩きたい」って言うめめちゃんのキラキラ感、完全に推せる…!2人の日常の温かさが染みる素敵なお話だったよ〜🌸