🥂肩書だけ犯す🏢

⚠諸注意⚠

🌈🕒️のライバー様のnmmnです

地雷のある方は閲覧非推奨🙏

最近ハマった新参者でして、キャラクター崩壊はある程度許していただきたいです_(_^_)_

初書き、初投稿になります

文量は減らしてありますがどうしても語彙の問題で読みにくいです

何卒よろしくお願い致します🕊️

内容ー

🥂×🏢

情事の際🏢様が下ですが、前段階🏢様も攻めの姿勢をとっているので有耶無耶です🙏

〜

🏢「」

🥂「」

〜

・恋人じゃないです

・付き合ってもないです

・お互いのことを恋愛的に好きではありません（最終的にくっつくかな…？皆様のご意見次第です）

・拘束、玩具、センシティブあります

・少し暗い心情描写が多めです

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⚠

本格的センシティブは2話以降

今回は序盤ですが、初めと最後だけ濡れてます

深めのキス、エロめの擬音（ｸﾞﾁｭとか゛喘ぎ）あります🙏

ーー

本編文中での名前伏せありません🙏

前置き長くなりました💦

楽しみを共有できてると嬉しいです🍀

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ー社長が持つブランドは、高くつきますかね。

ーどうしたんです？不破さん

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

🌃

🏢「ん…ぅ…あぁ゛…ま゛て、…不破さ…こわｯ…い゛」

甘ったるい声が、同じく甘ったるい色の室内に響く。

艶めかしい水音と、私のとは信じたくない嬌声、それと不破さんの吐息。

🥂「ん、ふ……社長、大丈夫っすか？」

彼も感じてはいるのか、少しことばを詰まらせながらだった。

エロい吐息を含んだからかいと、唆られるサディスティックな表情がなんとも……この行為に私を馴致させている

表情がぼんやりとしか見えない

自分からこの行為を受諾したのに、今になって怯えてしまった。

お互いに恋愛感情で動かないで、利害＋αの気持ちだけで性行為をしている。

🏢「…ん゛っ……だいじょｯぶ…でs…お、おとな、な゛んｯで…」

―――――――――――――――――――――――――

東京の某所にある有名なホストクラブ

そこに、不破さんはNo.1として勤めている。

🥂「ご指名ありゃとうございまぁす。…社長じゃないすか！」

私は気まぐれでなんとなく、不破さんの職場に赴いてみた。

男に気はもちろん無いので、ただ友人の仕事姿を見てみたかっただけだ。

🏢「不破さん…なんとなく、来てみました。迷惑じゃなければ…」

🥂「あはは、社長〜。まあなんか飲みましょうか」

彼はいつになく上機嫌だ。

仕事柄、今日もお酒を流し込んであるんだろう。

シャンパンを開けながら、酒を煽る不破さんはヤケになってるように見えた。

彼の言動が、だんだん空元気に見えてくる。

勧められるまま、お酒を飲みながら

時間を溶かしていった

ーーー

数時間後

🏢「不破さん、あの…」

🥂「なんです？しゃちょ〜？」

なんとなくこのタイミングで、私は心配混じりの疑問を投げかけた。

🏢「ペース速くないですか…？あと、お酒大分酔ってるし…。それに、なんといいますか…、表情が暗いですよ」

彼の綺麗な顔は、今日常に笑顔だった。

不自然なくらい笑ってた。

でも、奥に底しれない黒黒しいものが潜んでいる気がして…。

🥂「いや、そんなこと無いっすよ〜！いつも通りれす俺」

🏢「…嘘つきじゃないですか？無理してないです？」

🥂「いや、ほんとですって…。信じて下さいよ、社長」

この人はもう疲れている。

でもこれじゃあこのまま突っ走ってしまう。

更に問いを投げかけようとした時だった。

店長「不破くーん？ちょっといいかな…？」

いつの間にやら来ていた店長に不破さんが呼ばれる。

不破さんの顔がその刹那にギュッと歪んだのが見えた。

🥂「…はい？……今接客中なので、後で…」

店長「いや、今。すいませんねぇ…お客様、ちょっとで終わりますのでお借りします」

🥂「社長、すいません…。ちょっと離席です」

🏢「あ、えぇ…いえいえ…お気になさらずに」

不破さんは、店長らしき人物と一緒にバックヤードへ消えていった。

🏢「なんだか、心配ですね…。」

しばらくたったが、まだ帰ってこない

自前の腕時計を見ながらソワソワ待っていた。

十五分くらい経ったときだろうか。

バックヤードから不審な音がした。

バンッと、薄壁になにかが強くぶつかる音。

「…いｯ…すいません、ほんとにｯ……ちゃんと、今日はほんとちゃんとやるので」

🏢「…え？」

今の、不破さんの声では？

私は不安になって、進入禁止のバックヤードに近づいた。

そして耳を澄ますと……

🥂「すいませんｯ…店長…でも、俺は」

店長「〜ｯ！？…！」

店長の声はあまりにも怒り狂っていて、聞き取りづらかったが顛末はこういうことだった。

アフター。

ホストには、アフターというサービスがある。

大概は客と店外でデートをするというものだが、リピーターを増やすためにホテルに行ってそういうことをする…なんてのも戦略としてあるらしい。

No.1なのだから、そんなことしなくてもいいとは思ったが…いろいろあるものだ。

事の発端は、不破さんが太客からアフターで強引にホテルに誘われたのを突っぱねてしまい客離れが起きたことだ。

それに店長は怒り、その枕行為を今強制しているらしい。

「金持ちの客をリピーターにさせる」

不破さんがNo.1に登りつめたのは、きっとそういう行為のない清廉潔白さだったと思うのに。

彼自身思うことはあるのだろう、いまだに身綺麗らしいのだ。

しかし、今起こっている暴行度合いからして今日の指名客はそういうのを望まれているらしく

これを断れば彼はもっと…。

🏢（不破さん…。それで暗い顔してたんですね…。）

私に出来ることは…？

考えながら、私は盗み聞きがバレないように席に戻った。

グラスを持ちながら座って待っていると、不破さんが右頬を赤く腫らして帰ってきた。

🏢「え、不破さん…。ほっぺた…」

🥂「あぁ、大丈夫っすよ。転んだだけですわ」

そう言って疲れたように笑う彼を見るのは居た堪れない。

🥂「そろそろ時間っすね。帰り支度しましょうか」

🏢「あ、もうそんな時間でしたか…。ええ。そうしましょうか。今日、ありがとうございました

……ちなみにこの後って？」

🥂「…こちらこそ、仕事中でも社長と話せて良かったわ。…、…あ、アフター入ってるっす」

不破さん、露骨に顔が曇った気がする。

さっき聞いちゃった話が…本当なら彼は今日

好きでもない相手とワンナイトするんだろうか。

🏢「そう、ですか…。」

🥂「名残惜しいっすね笑　じゃ、店先まで送ります」

私は財布から札を取り出しながら、悶々としていた。

🏢「アフターって、もう決まってるんですか？」

🥂「あ、はい。そっすね…。まあ金の力で変わることもあるっちゃあるっすけど、…

社長アフター入れたいんですかぁ〜？」

いつものようにふざけた調子でニヤつかれる。

いつもより傷ついてるのに、通常運転しないで下さいよ。

私は、彼の様子を見て吹っ切れてしまった。

いっさいの迷いなく、カードを不破さんに突きつける

🏢「お金でなんとかなるんですね？言い値で入れます、アフター。私が貰っても？」

勢いに押されて、すごく驚いた表情をしている。

🥂「えぇ…ありがとうございます…でも…て、一旦店長に聞いてきます」

不破さんは、複雑な表情のまま店長を呼びに行った。

店長「お客様…おまたせしました。言い値というのは、嬉しいのですが…その、

お客様本当に払えますか…？」

🏢「…一応お金はあるので。あ、申し遅れました。私、…加賀美インダストリアル代表取締役の加賀美ハヤトと申します。」

名刺を取り出して渡す。

この肩書をこういうふうに使ってしまうのは、とても悔しい気もするが仕方がない。

私の大切な友人が…不破さんがトラウマを抱えないためだ。

店長「えぇ、あの有名な…？玩具会社の…」

🥂「しゃ、社長…」

店長はすっかり面食らったようで、名刺を穴が開くくらい見つめている。

今畳み掛ければ、きっとアフターの権利を貰える。

先約の方には申し訳ないが…。仕方がないよ

🏢「ええ、本人ですよ。…それで、今日アフター入れればこれからも来店しようかなと思っているのですが…」

店長はまだ面食らったように目をパチクリさせ、不破さんは複雑そうに苦く笑っていた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

🏢「ほんっとうにすいません…！」

🥂「いやいや、いいんですよ…。俺も、疲れてたし正直助かったっす」

加賀美社長に頭を下げられる。

俺はそれを軽く流しながら、煩悶を抱えていた。

見慣れた夜の街はお酒による熱はあるものの、肌寒かった。

🏢「これからどうします？もう帰りましょうか、お疲れそうですし…」

さっき店を出たばかりなのに、気を利かせて解散を匂わせてくる。

俺はまた店長に釘をさされた。

🥂「あ゛ー…。折角ならまだ…。ちょっと、コンビニよってもいいすか？」

絶対に俺の行動は間違ってる。

でも、今周りから強制されている行為をこれでパスできても１回限りかもしれない。

もう身綺麗さは捨てるべきなのかもしれない。

この仕事上、もっとはやく腹をくくればよかったものを。

🏢「もちろん、確かあっちですよね？」

🥂「そうっすそうっす！」

歩きながら、そっと社長への距離を詰めてみる。

歩きながらお互いに手が当たるくらいまで

🏢「わ…不破さん近くないですか？フラフラします？もしかして体調が優れない、？」

🥂「…大丈夫っす。全然元気…」

自分でも今、

誰に向かってどんな発言をしているのか理解していない。

ただ前々から溜まっていた【仕事】への焦燥感が、言動を狂わせた。

🥂「折角、お金積んでくれたんすもん。ホストっぽいことしようかなって、」

🏢「ふふ、なにそれ。罪悪感からですか…？私は全然良いんですよ。」

でも、なんでこの人が俺をあそこまでして奪ったのか分からないことには…。

この人が、ホストして俺を求めたのか

俺に今何を求めているのか分からない。

🏢「あ、でも……。なにもしないって、それはそれで罪悪感増えますよね」

俺が呻吟している間に、社長は俺の手をパッと取りそっと包みこんだ。

とても温かい。

🥂「え…ちょ、手」

🏢「ほ、ホストって普段何してるの…かはわからないですが。手、繋いだりもするでしょう？、…い、嫌でした？やっぱり」

🥂「あ、いや…嫌じゃないんすけど。その…わからんくて…。

ホストとして貴方と居るべきなのか…、俺として居るべきなのか…いや、何いってんだ俺」

🏢「あはは、まあまあ…今仕事のオンオフ難しいですよね。一応業務時間扱いですし…。」

社長は繋いだ手を目の高さまで上げると、あどけなく笑った。

🏢「まあこれは客としての唯一のお願いってことで、ふふふ」

🥂「意味分かんないっす、はは笑」

つられて笑ってしまう。

手のあったかさから、心の冷え冷えした感覚も少しずつ溶かされていく。

🏢「あれ、コンビニ着きましたよ。何買うんです？」

🥂「あ、あぁちょっとで済むので前で待ってて下さい」

店内に入ると、ピロピロっと入店音が流れ、続いて気怠げな店員の声が薄く響いた。

買い物はもう決まっているので、迷いなく進む

水を２本と、綿タオルだ。それと…精力剤。

店員「お会計〇〇円になります」

🥂「あざます、あ、袋おねしゃす」

偽の外に出ると、途端に寒さが身を襲う

🏢「早かったですね。帰りますか」

社長はそういいながら、優しい笑顔でこちらに手を差し伸べた。

ごく自然に手を取り、もう一度手を繋ぐ。

🥂「おまたせしました〜。いやぁ…そうだ、寄りたいところあるんっすよ」

🏢「あぁ、良いですよ。夜は長いし、不破さんの休息になれば」

いつもこっちを気遣ってくれるよね。

その優しさを受けながら、俺が今からやることを考えると罪悪感に苛まれたがもう戻れない。

仕事に蝕まれてる。

これから先、愛のない行為でどんどん潔白を失うなら

その最初はこの人にさせてほしい。

社長からしたら嫌な飛び火だろう。

ただこの我儘だけは許してほしい。

🥂「ありゃとうございます、じゃ行きましょ？」

自分の左目あたりが少し痙攣したのがわかった。

社長の手を強く引く。

🏢「わ、…急に…」

🥂「ごめんなさぃ…」

🏢「いえいえ、そんな」

🥂「社長、」

足を止め、社長を振り返る。

社長の両肩に手を置き、縋るように言葉を口にした。

🏢「…へ…？」

社長の顔は夜の街の明かりで照らされると艶っぽかった。

ーーーーーーーーーーーーー

不破さんが、何を言っているのかも

私が何を思ったのかもわからなかった。

ただ、自分がなんで

あんなにも必死に不破さんを守ろうとしたのかも分からないから。

流れに身を任せながら、ただ夜に紛れ込んだ。

不純だ。

🏢「…こういうところ、よく来てるんですか？」

🥂「いや、全然こないっすね」

吐き気がするほど甘ったるいピンクの部屋に、男二人。

本当に流されまくって、今や二人ともバスローブ姿である。

とりあえず、ソファに並んで座り込み気休めに雑談を始めた。

🥂「……社長は、なんで俺に金を払ってまで…その」

🏢「え…？あ、ええと、」

正直、私は不破さんを“恋愛的に”好きではない。

もちろん好感はあるが、襲いたいとかそういうのは全くない。

🏢「それが、わからない…んですよね。」

🥂「え…？」

🏢「それで、不破さんはなぜ私をその…ラブホテルへ？」

また質問を重ねられる前に、先回りしておく。

コンビニから歩き始めて、不破さんは少しだけ様子がおかしかった。

途中、肩に手を置かれて必死に、縋って謝られたが意味が分からなかった。

…それから拒否も受理もせぬまま、腕を引っ張られるがままエロがってる照明のこの箱へと…。

正直、焦った。それに訳も分からなかった。

自分はなにかダメなところまで来たのではないかと思った。

私が彼にお金をかけたのは、他でもないその行為から彼を引き離すためだったのに。

なぜか成り行きに流されて、抵抗もせずに入ってしまった。

🥂「正直…俺もあんまり…分からないっす。」

🏢「え…？」

🥂「俺と同じ反応しないで下さいよ。…なんか、訳わかんないっすね」

眉を下げて困ったように笑う。つられて私もヘッと、不安な笑いを広げる。

🥂「……社長は、なんで抵抗しないんすか？」

🏢「え？不破さんですし、その…あまり自分もこの状況を理解してなくて」

🥂「そっすか…。いや、でも…流石にそこまでうかうかついてきます？普通」

🏢「なんなんですか笑　ここまで来て、もう帰りたいですか？」

🥂「いや…。…ほんとに、そうしようかな」

不破さんの端正な顔は、話す内に歪んでいった。煩悶、呻吟、苦悩。

今まで持ったものが、溢れてきそうだ。

それを受け止めるのが、渡しにできる最善であれば良い。

🥂「…俺、これから先…その誰か。気持ちの無い相手とヤらないといけない…かも、しれないっす」

優しく頷きながら、彼の言葉を待つ。

ゆっくりでいい。

🥂「それが…怖くて。まだ分からなくて…、でも仕事だし、大人だし…。」

🥂「…ごめんなさい、社長。なんか弱音吐いちゃって」

🏢「良いんですよ。年上は頼りなさい？代表取締役だぞ」

ちょっと笑ってみせる。

不破さんの泣きそうな顔が、ムーディな空気で包まれる。

🥂「ありがと…ぅ社長。俺、腹くくろうと思うっす。」

🏢「そっか…でも、やりたくないなら断って逃げ出したって良いと思いますよ。それは逃げでも甘えでもないですし、

自分にできる事ならなにか協力しますよ？」

🥂「社長…。ありがとうございます、…

じゃ、じゃあ…一つだけお願いしても良いすか…？」

🏢「もちろん、」

🥂「仕事上で、行為をする初め…。社長にさせて下さい。

仕事…なので、あの…好きとかそういうのなくて良いので…体貸してください」

相当な決意を胸に、それを口にしたのだろう。

震える声で、震える瞳孔でこちらを刺激してくる。

あ、わかった。

🏢「それで、貴方の荷が少しでも軽くなるなら。助けになれるならもちろん」

私、この人のためになるなら人一倍動くんだ。

なぜか分からないけれど、

大金を支払ったのも

抵抗しなかったのも

スルリと身体を明け渡そうとしていることも。

全部、説明がつく。

私は男に気はない。

未だに不破さんのことも、恋愛対象じゃない。

でもそれを超越してできる。

🥂「…んぇっ…しゃ、しゃちょ！？」

私は不破さんの手をこちらに引き、上体を揺るがせて唇を奪った。

🥂「びっくりした…」

そういいながら自分の唇を撫でて、瞳孔をすぼめる不破さん。

🏢「…ごめん、舌出してもらえません？」

そっと両手の自由を奪う。

🥂「…わーりました…。ごめんなさい、その…誘ったのにそっちから手ぇ出させちゃって」

べっと、桃色の舌か覗いた

無抵抗にこちらに体を預ける様は、これからやってしまう事の冷たさを実感させられた。

🏢「そんなこと、考えてるんですか…。律儀ですね、じゃあ…失礼しますよ？」

舌を出した状態で、不破さんが頷くのを見て私はそこに口をつけた。

ｸﾁｭ…ｸﾞﾁｭ…ﾁｭ…

と、嫌にピンクで粘着質な液体音が響く。

🥂「…ん、…ふ…」

チュパっと音をたてて口を離す。銀糸が垂れる。

時計を見ると一分。随分と長かった気がする。

🏢「……そういえば、考えてなかったんですが。不破さんって、男性でもイケる人なんですか…？始めてに、私を選ぶって…

あ、すいませんね…キスした後に」

🥂「ﾌｰｯ…ｽｰ、ちょ、呼吸が」

深呼吸している不破さんを見ながら、私はしれっと時計を外した。

生肌に当ててしまったら痛いだろうから。

🥂「お待たせっす…。んー、俺は男は無理っすけど…なんすかね…？加賀美社長を、恋愛対象として見たことは無いんすよ！？

でも、なんか…ね？。なんとなく、貴方と最初を切れば楽になれる気がして」

🏢「へえ…そうなんですね。奇遇です、なぜか…私も不破さんを恋愛対象としては見てないんですよね。

なんか、男とやりたいわけでもないのに…」

🥂「なんか似てるっすね笑…まあ、嬉しいすわ。…感謝しか無い」

🏢「いえいえ、とんでも。あれ、ちなみに不破さん男と行為をした経験は？」

🥂「……無いっすよ…。社長は…ちなみに…？」

🏢「あるわけないでしょう」

困ったな。二人とも未経験者とは…先が思いやられる。

🏢「ま、まあ…なんとかなりますよ。身体の相性悪くないかもですしね！」

お互いに恋愛感情じゃないなにかに突き動かされて行く。

気休めに笑って茶化すと、不破さんもそれに乗ってくれた。

🥂「あはは、相性良過ぎて俺のこと好きになっちゃダメっすよ？」

🏢「ふふ、貴方こそね」

ふわっとしたムードから、

さて…

という風に切り替える。

ベッドを横目に見ると、なんとなく２人で察して移動する流れになった。

ただ移動するよりか、ムードがあったほうが良いだろうか…？

私は血迷いまじりに、ソファから腰を浮かせた不破さんを抱き抱えた。

🥂「うおっ…自分歩けるっすよ？」

🏢「雰囲気です、雰囲気。」

なんとなく、「雰囲気」に成人男性２人で乗り気になりサラッともう一度キスをした。

男の唇の柔らかさを知ってしまったな…、

そっと不破さんをベッドに降ろす

🥂「…うおっ。あ、あざます…」

🏢「…いえいえ、……さて、どうします…？」

嫌な間が生じる。

二人とも無垢なのだ…。

とりあえず、と私が無言で不破さんのバスローブに手を掛けるとパシッと腕を握られた。

🏢「え…？あ、嫌でしたか…？」

驚きながら聞く。

🥂「…社長に先導されてしまってるんす…。」

🏢「…つまり？」

🥂「いや、言うの忘れてたんすけど…。お、俺が上でも…いいすかね…？」

どちらが上か下かという大切な話を抜かしてしまっていた。

そうか、不破さんはこれから女性とするほうが多い…必然的に上に慣れることになる。

🏢「…なるほど。つまり、私が女性役ですか…」

言葉にすると少し背筋がビリっとしたが、すぐに紛れた。

🥂「申し訳ないっす…。」

🏢「じゃあ…先導していただいても…？やっぱり、これからのためになるならそういうののが…よろしいでしょうし」

🏢「あ…、度胸が出なければ全然代わりますからね？」

自分で横たわることも出来たが、少しからかい混じりに聞いてみた。

少し静かになって、調子乗りすぎたかなと焦っていると不破さんの目が一瞬光った気がした。

先程捕まえられた腕が引っ張られ、視界が反転する。

ボフッと、ちょっと硬いベットシーツに仰向けに倒れ込んだ。倒れさせられた。

🥂「社長、随分と積極的ですね…？俺の為ですか…？」

優しい不破さんの目は、いつもの優ではなくもっとなにか強い力が働いている。

🏢「雰囲気にのまれないと、途中で萎えちゃいますからね」

私が半笑いで答えると、不破さんも笑った。

🥂「じゃ、初めましょっか」

そう言って、私達は３回目のキスをした。さっきまでは、自分が入れている側だったからあまり自覚しなかったが、人の舌が口内に入るだけでこんなに…変な感覚になるものなのか。

キスをしながら、不破さんの手がローブを弄ったり指を絡めたりしてくる。

時計を外したから分からないけれど、凄く長いキスだった。

🏢「ん…ｯ…」

思わずでた声に、内心これから激しくなるであろう情事を不安に思った。

口から不破さんが出ていく。

ちょっと見つめ合った後、不破さんは私にもう一度深く乗った。両手を上でクロスさせられる。

片手で強く交差部分を握られ、未動きが取れなくなった。

🥂「…あ、ここ棚の中に色々…。あ！」

なにか発見したみたいで、目を輝かせている。

ガチッという金属音が頭上でなった。

手錠だ。

🏢「あ、あの？なんで私手を不自由にさせられるんですか…？」

🥂「いやぁ……雰囲気？っすかね」

不破さんの目がらんらんと輝きだしている。この人は男で…。

ガチャガチャ

手を動かすと手錠のせいで少し痛んだ。

それで理解せざるおえなかった。

🏢「…もう、ノリノリじゃないですか…」

ローションみたいなものや、オトナの玩具を次々と取り出しては眺めている不破さんを見上げる。

この人は思ったより男で、私は予想よりも深く犯されるかもしれないと。

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１話閲覧ありがとうごさいます🍀

大分読みにくかったと想います💦

長いと感じた方も多いのでは…

はやくヤれと思った人も多いのでは…！？

自分も、描いてておもいました笑

BLに、センシティブ。どちらも初めてで難しかったですが楽しかったです

腕も上げていきたいですし、リクエストどしどしお待ちしてます🙏

では👋