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俺は大学時代、ダンス部に所属していた。
俺が3年生の頃、
子犬のように人懐っこい後輩が入った。
その名も「向井康二」
俺は正直、そういう人は苦手だった。
はずなのに。
気付けば、あいつの笑顔を見る度に
胸がぎゅって締め付けられるようになった。
いつも以上に彼を気にかけるようになった。
fk) ふぅ~ん、お前も恋するんだな
nb) はぁ?!そんなんじゃねえし。
fk) 相変わらずお前は素直じゃねえな。
『あいつ優しいから取られるかもねぇ、笑』
それから俺は康二と連絡先を交換し、
何気ないことも話すようになった。
一緒に帰るようになった。
大学卒業後も康二と連絡を取り合っていたが
『俺、恋人できた!』
突然の文章に衝撃がはしった。
『あいつ優しいから取られるかもねぇ、笑』
ふっかの言葉が頭をよぎる。
「おめでとう。幸せにな」と伝えたが、
悔しかった、
その後も連絡を取り合っていたが、
2年後、文面から伝わった。
康二の元気が無くなったことに。