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#謎解き
金華にょこ
585
ゆずき
256
3
どもどもお久しぶりの主です!
最近前書きどころか投稿すらできず申し訳ない…
完全復帰も間近というわけですが…とりあえずサブ垢は更新します!
何卒よろしく…
~あらすじ~
書かな過ぎて忘れてたけど、ちょうど結末前だった
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王狐様が消えたのを確認し、裏口ルートから地上へと戻ろうとする。
しかし、それを阻む者が現れた。
「朝妃お嬢様。これはどういうことですか」
少し怒気を孕んだ口調で立花家のメイド長の北屋敷が止める。
「どうしたも何もわたくしは曜とその仲間を殺しただけですわ」
「嘘つかないでください!殺してないじゃないですか!幻術にかかったふりして乗り
切ろうとするんですか!」
口裏を合わせたあの出来事も見られていたようだ。
「いえ。わたくしはしっかりと殺しましたわ」
一応否定しておく。
「とぼけても無駄ですよ!お嬢様がやらないなら不肖、北屋敷が…」
「…曜を殺すつもりですの?」
「ええ!お嬢様の代わりに任務を…」
北屋敷が言いかけたところで、朝妃が魔法を発動する。
「メイドごときがしゃしゃりすぎですわ。『星喰惑星』…です
わ」
「え…?」
次の瞬間、黒い物質が朝妃の指先に出現し北屋敷を吸い込む。
そして満足したかのように黒い物質は消えていった。
「弟は…曜は殺させませんわ…わたくしが…永遠に…守りますわ」
決意を固めるようにそう言って裏口へと進んだ。
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「第2回、情報共有会議~」
私たちは地上に戻って早速会議を開いた。
もちろん荷物とかそのままで。
さらに言えば私の家で。
「じゃあ情報を整理するわね」
そう言って美香が今まで手に入れた情報をどこから持ってきたかわからん、ホワイト
ボードに書いていく。
「まず「月陽」さん…もとい、立花朝妃さんは曜先輩の実の姉に当たる人物で、私た
ちを殺そうとしたっと」
美香がきれいな字でホワイトボードに書き込んでいく。
「そして…近づいたのも信頼を得るため…これだけかしら…?」
「この作戦には当主が関わっているであろう」
「じゃあ…当主の命令でいいかしら?」
「うむ」
5分くらいで今までの情報を書き終わったようだ。
「まだまだ謎が多いわね…」
書き込んだホワイトボードを見ながら美香がつぶやく。
「朝妃さんはこれで終わりだね。じゃあ次は…少年のことかな?」
「そうね。先にそっちもまとめちゃいましょう」
ということでまだ埋まってない下の部分に狐の情報も付け加えていく。
「そうそう!あのダンジョンルール破ったけどトラップ発動しなかったよ!」
「そうね。じゃあルールは……ってまた破ったのかしら!?」
「いやいや!前に言った後からは何も……いや破ったね…」
そういや忘れてたね…地下室ぶっ壊したこととか…
確かルールにあったよね。ダンジョンへの攻撃を禁ずるとかって。
「!確かにそうですね…私たちもあの狐に対して攻撃を加えててもトラップも発動し
なかったのです!」
「そういえば眞籠先輩たちも攻撃してたわね……ほんとにトラップなんてあったのか
しら…」
確かに異常だよね…
ルールがあるから難しいって話なのになかったら簡単すぎになるし…
「一応、それぞれの破ったルールを確認しておきましょうか…私はなにも破ってない
わ」
「私は~狐への攻撃と、ダンジョンへの攻撃だね!」
「己も眞籠も同じだな…」
「そうなのです!」
美香以外全員破ってる件について…
「結局私以外が破ってるのね……しかも全員同じ。これじゃ推測しようにもできない
わよ…」
確認したものの進展せず。
結局ルールについてはそんなものだったという結論を出し、終わらせた。
ワタシ、ムズカシイコト、ワカラナイ。
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「とりあえず話は戻して狐のことを書きましょうか」
ルールを話した後いろいろ脱線した結果、振出しに戻ってきた。
「まず…強い!」
「そう…とは言い切れないけれど…絶対弱くはないわ。そう書いておきましょうか」
「あと自分の興味だけで動いてるのです!楽しそうとかで私たちのことを助けてます
し!」
「身勝手っと…」
「あとは…そうだな…幻術の類に関してはありえないほどの精度とばれにくさがある
な…」
「幻術がすごいと…」
さらさらとみんなで考え出したが、結局大した情報は出なかった。
「これぐらいかしらね…」
美香が朝妃さんと少年についても書き終えたホワイトボードを見つめながら、そうつ
ぶやく。
書き終わったし、共有も終わったし、そろそろ解散かな?
やっと寝れる~…
ダンジョン泊だと寝袋とかだからね…ベッドで寝たい…
「そして…最後に…曜先輩…話があるわ」
「え?」
曜先輩が反応するよりも早く口から漏れ出てしまった。
「どうしたのかしらなつ?もしかしてもう終わりだと思ったのかしら?」
「ギクッ…そんなわけ…」
「まあ、それは後ででいいわ」
ちゃんと「後で」言うのね…
「ま、それは置いといて…曜先輩に聞きたいわ。今回、少年の気まぐれがなければ私
たちはあなたの姉に殺されてたわ…そんなことが次はあなたが起こすかもしれない…
その可能性を抱えたまま…私はパーティーを組んでいられない。本当に信頼できるの
か、後ろから刺されることはないのかを」
酷く冷たいと受け取られてもしょうがない、声色で美香が問う。
パーティーを組んで命がけでダンジョンに行く都合上、信頼は絶対必要だ。
だからこそ美香は聞きたいのだろう。
「…最初に謝らせて欲しい。任務とは言え姉、ひいては己と関わったせいでこれに巻
き込まれたということを。すまなかった」
そのまま曜先輩は続ける。
「信頼という話だが…己は絶対に裏切らない。何があろうと。そう…誓える。だが確
証がない以上口約束みたいな形になってしまうが…いずれは書状にしよう」
曜先輩は言葉を濁さず言い切った。
しかし美香は難しい顔をしていた。
「ちょっと待った!」
手を挙げる。
「何かしら?今は真面目な場よ。ふざけるなら容赦なら焼き捨てるわ」
「こわっ!?」
「で何かしら?」
「曜先輩は信頼がおけること!」
「だから確証がないから難しい話になってるんでしょ。焼き捨てるわよ」
「早まらないでって……とりあえず考えてほしい!曜先輩が裏切るならいつでもタイ
ミングはあったはずじゃん?」
「…続けなさい」
「例えば…寝込みを襲うとか…あえて守らず死刑執行人に倒さ
せたり!あと料理に毒入れたりできるわけじゃん?そんな隙だらけの時さえも裏切り
どころかそんな挙動すら見せなかった!それが確証になるんじゃない?」
我ながらとてもいい理由だと思える。
それ以前に結構無防備だったなと感じる…
「そうだけれど…それすらも信頼を得るための行動かもしれない…その可能性がある
限りはうなずけないわ…」
しかし私の考えよりも現実は冷酷だった。
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重苦しい雰囲気の中、曜先輩が口を開いた。
「己は…代々魔法に秀でた人材を輩出し続けてきた名家、立花家の
出来損ないだ」
唐突なカミングアウトに驚く。
そんな私たちを置いて曜先輩は続ける。
「そんな家に生まれ、魔法職の適性がなく盾役の職に就いた。それから
家族から差別されてきた。当然周りからはいろいろな目で見られてきた。さらに言え
ば直接手を出してくる輩もいた。そんな中、己を受け入れ出自関係なく
仲間として扱ってくれたのが眞籠だ。そして今は夏世や美香も己を信じ、背中を預け
てくれていた。そんなものが裏切れるか?そう問われれば…己は全力で否定する。唯
一と言っていい居場所を壊したくない」
「確証もない、信じられないであろう。だが信じてほしい。どうか…」
そう語る曜先輩はいつもの威厳ある姿ではなく、居場所を守りたい、壊
したくないという17歳の弱弱しく訴える少年の姿であった。
「曜先輩…」
言葉が詰まる。
こんな時どうすればいいか…案どころか言葉さえ浮かんでこない。
「…美香…これでも信じられないのなら…私が…保証人になるのです…曜が何か害を
なせば私ごと処罰を下してほしいのです」
「そうだよ!私も保証人?になるよ!それで美香が信じてくれるのなら!」
難しい顔の美香にそういう。
「……正直に言えば信じきれないわ。確証もない、ただの口約束。だけれど…信じさ
せてくれるかしら?」
ここまで曜先輩に言われ揺れているのだろう。
どこまで信じていいのか。
自分や仲間に本当に危害が及ばないのか。
「死刑執行人戦やほかのダンジョンでも…曜先輩には助けられてきたわ。だからこ
そ…信じさせてほしい…」
場に重い沈黙が流れる。
「誓おう。己の名に懸けて」
曜先輩が片膝をついて言う。
「ついでに私と夏世もです!」
数秒の熟考の末、美香が結論を出した。
「…ここまで言われて信じないというパーティーメンバーがいるかしら?曜先輩…す
みません…トラウマを思い出させるような形になってしまって」
「いや…大丈夫だ。命を懸ける上で信頼は絶対。それがなくてはならない。そのため
とあらばな」
「曜先輩…これからは信頼して頼らせてもらうわ」
「うむ。ならばこちらも回復については頼らせていただこう」
美香と曜先輩が笑いあう。
「む~…私も夏世もいるのです!」
「そうそう!回復以外にも必要でしょ攻撃役!」
「ふふっ。そうね!全員必要!お互いに頼り頼って、信頼し合っていきましょ!」
「うむ」「任せるのです!」「テキ、スベテ、ヒネリツブス」
私たちの仲が…信頼が完璧に築かれた瞬間だった。
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※結構ハイテンションです。
おまけ
「そういえばパーティー名決まって無くない?」
「そうなのです!曜と二人の時から決めてなかったのです!」
「ならちょうどいいタイミングね!今決めちゃいましょ!」
「なら、全員一つずつ案を出していこうじゃないか」
なんやかんやあって眞籠先輩の『ふりーだむ』になった。
由来はほぼ全員が自由人だかららしい。
なんでだろうなー(棒)
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あとがき
終わった!第2章終了✨
本来ならもっと早く終わるはずだったのですが…いろいろ重なって…
しかしながら既に30話(別サイトにて投稿済み)までは終わらせているためこれからは安定して投稿することでしょう…
とりあえず来週火曜日から週1でガンバリマス…
コメント
2件
お疲れ様ですっ!!! もう一回1話から読み直してみたんですけど、やっぱりこのパーティーメンバーえげつなっと思いました笑 最後の曜さんのところがもう好きすぎてうわぁぁぁ!ってなりました(?) 続き楽しみにしてますっ!!
うわああああ第29話読んだよー!!😭💕✨ 朝妃お嬢様、まさかのブラックホール魔法でメイド長消しちゃった…マジで姉としての執念が重いし怖いけど、弟想いなのは確かなんだね…🥺💦 そして何より、美香が曜先輩に「本当に信頼できるのか」ってガチ問い詰めたシーン、めっちゃ胸に来た…!!でも曜先輩が片膝ついて誓ったところ、完全に尊い…「唯一の居場所を壊したくない」って台詞にもうやられた…😭💖 最後にみんなでパーティー名「ふりーだむ」に決まったの、めっちゃ笑ったwww確かに自由人すぎぃ!次回も楽しみにしてるよ!!⋆♡