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注意
ご本人様無関係
シャオロンメインのお話
地雷さん回れ右
病み部分などあり
それでもいいよって方はどうぞ!
sha side
俺は、まだ目覚めない大先生をじっと見つめていた
長いまつげが、すこしピクッと動いた
sha「大先生!?」
死んでなんかいない
生きている証拠だった
sha「なにか夢でも見てるんやろか?いい夢やったらいいけど」
トントンいわく、手などがピクッと動いているらしい
sha「起きてくれるとエエなぁ」
ふと窓からの景色が目に入ってくる
どこまでも続いているような、澄んだ青色
きれいだなぁ
大先生の目みたい
コンコンコン
病室のドアが鳴った
トントンが来たんだろうか?
生徒会で忙しいはずやのに?
sha「開いてるで」
そう言うと、ドアがガラッと開いた
そこにいたのは、トントンでもなく、我々部のメンバーでもなかった
きょー「やっぱり、ここにおった」
sha「きょー兄、、、」
俺は、慌ててイスを引っ張ってきた
きょー「ありがとうな」
そう言って、きょー兄はニコッと笑った
sha「母さんは、、、?」
きょー「来ないように言ってある。俺ももう大人だからね」
俺はコクコクとうなずいた
きょー「前にいいかけてたこと、、、なんやったん?聞いてもええ?」
俺はうなずいて話始める
sha「きょー兄が寝てしまったとき、俺は両親から責められたんや、、、きょー兄が目覚めないのは、俺のせいやって、、、それで、虐待を受けてさ」
俺はそう言って、服をまくった
きょー「え”?これって、、、」
虐待の傷
もちろん、この中には、おれ自身がつけたリスカのあとも残っている
sha「きょー兄が目覚めなかった3年間、俺の心は死んでったんや、それで死のうとして、、、でも、大先生が助けてくれてな。俺をかばってくれたんや」
きょー「大先生って、この子のことやろ?、、、え?この子、どっかで見たことある、、、似た顔を見たんやけどなぁ、、、どこで見たんやっけ?」
え?
見たことあるって、、
きょー兄はうーん、、、と考えた
大先生の兄弟とかかな?
兄弟のことは、大先生、なにもいってなかったけどな
sha「皆、何かしら過去を持ってるんやな」
俺はそう呟いた
きょー「それは、俺らも一緒やろ?」
一緒、、、?
sha「きょー兄って、なんかあるん?なんもなくない?」
きょー兄はただただ、寂しそうに笑っているだけやった
もしかして、、、
きょー兄もなにかあんの、、、?