注意
ご本人様無関係
シャオロンメインのお話
地雷さん回れ右
病み部分などあり
それでもいいよって方はどうぞ!
きょーside
俺が目覚めたとき、横にいたのは、母親だった
泣いて喜んでいた
俺が目覚めたのを
でも、、、俺は、、、
シャオロンも横にいてほしかった
俺にとって、シャオロンは守らなくてはいけない存在
かつて、親と、約束した
今はもう亡き両親と、、、
俺らは、両親を早くに亡くし、孤児院で暮らしていた
そこに来たのが、今の母と、父だった
母親は俺を見るなり、この子を連れて帰りたいといい始めた
俺は、まだ幼いシャオロンをおんぶしているときだった
孤児院の院長先生は、俺たちのことを理解してくれていた
「連れて帰ってくださるのなら、兄弟でお願い致します。ふたりは、いつも一緒でなければ、、、悲しみも、二人で乗り越えていくものですから」
当時の俺には、その言葉は理解できなかった
でも、今はわかる
俺にとって、シャオロンがどれだけ大切な存在かを、、、、
sha「きょー兄?」
シャオロンが、俺を呼んだ
久しぶりに会ったときもそうだったが、ひどくやつれている
やっぱり、虐待のことは否定できないよな、、、
きょー「あー、ごめんな、ちょっと考え事」
シャオロンが、うなずいて、ベッドに寝ている子を見つめた
大先生、と呼ばれているこの子
俺はどこかで見たことがある
どこだっけな、、、目元がそっくりなんだよな
俺の、すぐ近くにいるはずやねんけど、、、
誰やったっけ、、、
まぁ、いつか思い出せるやろ
それに、この子が起きたときにでも聞けるから
きょー「シャオロン、学校は楽しい?」
俺は、シャオロンのことをたくさん聞きたかった
目覚めない間、俺はたくさんシャオロンに迷惑をかけた
これからは、全部返していく
sha「楽しいで?友達いっぱいできたしな」
きょー「よかったぁ、、、」
sha「俺な、部活も入ってるねんで?」
きょー「部活も!?」
部活、、、なに部入ってるんやろ
スポーツ系?
以外と文化部もありかもやなぁ
sha「我々部っていう、部活やねんけど?」
きょー「我々部?」
聞いたことのない部活
きょー「なにするやつなん?」
sha「よくわからへんねんけど、俺は、入部した時に、約束して、、、約束?」
約束っといった瞬間、シャオロンは、なにかを思い出した顔をした
sha「きょー兄、、、約束ってさ、、、あの、、、」
なにか思い詰めたかおをしている
きょー「どうしたんや?」
sha「俺、仲間との約束やぶろうとしてた、、、俺は、また、、、」
そう言うなり、泣き出してしまった
きょー「落ち着きぃな?どうしたん?ゆっくりでいいから、話してみてや」
コクコクとうなずくシャオロンの横で、大先生と呼ばれた子は、ピクッと動いていた
シャオロン、、、
俺が眠ってる3年間、何があったんや?
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