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敬雄
(、、私はもう死ぬのか、、)
と敬雄はベッドに一人横になりながら思った
ベッドで寝ているのは鏡夜の父、鳳敬雄
鳳グループ代表
しかし、敬雄は現在鳳グループが運営している病院で一人寝ている
何故か、、
敬雄
(、、、寿命とは、、避けられないものだ、、)
寿命、、人間の生きられる時間だ
敬雄は突然、仕事中に倒れ
病院に運ばれ、長男である悠一から寿命と聞き、病院で最後を過ごす事にしたのだ
敬雄
(私が死んだあとは悠一が鳳グループを受け継ぐ、、もう私が教える事はない、、)
そう敬雄は思ってふと、サイドテーブルに置いてある家族写真に目をやりそれを手に取った
敬雄
(、、鏡夜、、)
その写真には自分、悠一、秋人、、、
殺された鏡夜が写っている写真だった
敬雄
(鏡夜、、お前が殺されてもう何年か、、、私はお前に父親らしい事が出来なかった、、、、)
敬雄
(鏡夜、、お前から見て私は良い父親だったか?、、、それすらも私は分からない、、)
と敬雄は思い写真を見ているとガラガラと病室のドアが開き、悠一と芙浴美、秋人が中へ入ってきた
悠一
「お父さん、体調は大丈夫ですか?」
敬雄
「あぁ、、何ともない、、」
秋人
「本当ですか?、、医者から聞きましたが、、昨日夕食を食べいないとか、、」
敬雄
「、、あまり空いていなかったんだ、、今朝は食べたから大丈夫だ」
秋人
「なら良いのですか、、」
と秋人が言っていると芙浴美が敬雄の手に握られている写真を見た
芙浴美
「お父様、、その写真、、、」
敬雄
「あぁ、、、鏡夜を思い出していたんだ、、、、、」
芙浴美
「そうでしたか、、、鏡夜さんを、、」
そう芙浴美が言うと悠一達は黙った
それもそうだ、末っ子で悠一達の唯一の弟であった鏡夜はまだ17と言う若さで亡くなった
父親である、敬雄もそんな早く息子が死ぬなんて思うはず無かった
鏡夜が殺されたと方報告を受けたとき、先に鏡夜の元に駆けつけたのは父親である敬雄だった、、悠一達が駆けつけた時には父親である敬雄は鏡夜の体を抱きしめ泣いていたのを今でも覚えている
敬雄
「それより、、、悠一達が来たと言う事は、、今夜当たり私が危ないと言う事だな?」
そう敬雄に言うわれた三人は少し間を開けてから頷き、悠一は話した
悠一
「、、お父さんの言う通りです、、、お父さん、、一昨日、昨日、、そして今日、、血を吐いたそうですね、、、」
悠一
「、、、後は、、お父さん、、言うわなくても、、」
分かりますよね、、と悠一が言うと敬雄は頷く
医者の自分でも分かる、、危ないと
敬雄
「、、今夜は一人でと思っていたが、、お前達が居るなら無理そうだな」
秋人
「、、今夜は泊まります、、俺と悠一兄さん、芙浴美姉さんで」
悠一
「良いですか?、、お父さん」
そう悠一が言うと敬雄は承諾した
承諾を得た、悠一はスタッフを呼んで布団などを用意して貰い、父と一緒に夕飯を食べた
そして、深夜
悠一達は医者からの話しを聞くために部屋から出て行き、敬雄は一人ベッドの上で月を見ていた
敬雄
「今夜は、、月がはっきりと見える、、まるで最後の光景を見せれているようだ、、」
そう敬雄が思っていた時
ドクン!
敬雄
「ぅ!!!!」
心臓が激しくなり、血を吐いた
敬雄
「ゴポ、、、ゴポ、、、」
敬雄は自身の手を見ると手には真っ赤な液体が垂れており、力が抜けるようにベッドへ倒れこんで、掠れていく意識の中、鏡夜を顔を思い出していた
敬雄
(きょ、、や、、、今から、、行く待っててくれ、、、)
敬雄はそう思いながら、手を天井に伸ばすと誰かに手を捕まれた
敬雄は誰だ、、と思い目でみるとそこには
制服姿の鏡夜が手を握って立っていた
敬雄
「迎えに、、来て、、く、れたんだな、、」
と聞くと鏡夜は頷く
そして、敬雄はそれを見てから微笑み、、目を閉じた
そして、数分後
悠一達が部屋に戻るとそこには白い顔で寝ている父親がおり、悠一はまさか!と思い脈を確認する
秋人
「、、ゆ、悠一、、兄さん、、」
悠一
「、、、、医者を呼んでくれ、、お父さんが息を引き取ったと」
そう悠一が言うと秋人達は急いで医者を呼びに向かった
秋人達が居なくなり、部屋に残された悠一は父親の顔を見ると父親は微笑みをしていた
それを見た悠一は父親の持っている写真を見て言った
悠一
「、、迎えに来たんだな、、鏡夜、、」
悠一
「後で、、俺達も会い行くから、、待っててくれ」
そう悠一は言うと部屋から出て行った
表終わり
続く