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今日は火曜日!
みんなと同じように学校に行けるようになって本当に嬉しい!
今のところ何もなってないし遅刻もなし!
今日も元気に行ってきまs
「痛たたたたたたた……」
!?
「だっ大丈夫!?おばあちゃん!」
「ちょっとそこの階段を降りるとき、足を挫いてこけてしまってのぅ…」
ど………どどどどーしよー!?
「たたた……ありがとう、お嬢ちゃん、これから学校なんだろう?私のことはいいから、学校行きなさい」
「で、でも……」
「いいから、ほら」
「はい……」
おばあちゃん、大丈夫かなぁ?まだ動けないかなぁ?もしかしたらおばあちゃんこの後学校よりも大事なことがあるかも!?そんなの助けるしか…でもさっき学校に行きなさいって………
後悔だけは絶対!したくない!今までたくさんのおばあちゃんと喋ってきた!そのおばあちゃんのお友達だったりしたらアタシ、最低!
もう行くって決めたんだ!まだ遅刻時間まで40分ある!ここから学校までは20分!間に合う!絶対!間に合わせる!
「おばあちゃん!!!!」
「!さっきのお嬢ちゃんじゃない…!学校はどうしたの…!」
「まだ間に合うから大丈夫!それにアタシ、おばあちゃんを助けたいんだ!」
「でも…」
「いいから!さっきのおばあちゃんと今のアタシ、おんなじ気持ちだよ!」
「……じゃあ、助けてもらおうかね…!」
「…!うん!」
「はい!もう大丈夫だよ!」
「ありがとうねぇ…!ほんとに痛く無くなったよ」
「ふふ!昔病院にいた時、おばあちゃんに教えてもらったんだ!おばあちゃんの知恵袋!ってやつ!」
「元気でいい子だね、これお礼だよ」
「!わぁぁ〜〜!可愛い!フェニーくんのハンカチだ!」
「昨日遊園地に行った時にね、今日誕生日だーってお店の人に話したらくれたんだよ、でも私はそういうの似合わないからね、お嬢ちゃんにあげるよ」
「ありがとうございます!!」
「こちらこそ、ありがとう」
「じゃあアタシ、学校行ってきます!」
「はい、行ってらっしゃい」
「ってことがあったんだー!」
「よかったね、咲希。今朝いつもより遅かったのはそんなことがあったからなんだね」
「そうそう!お礼にってこんなのくれたんだー!」
「わぁ、可愛い!フェニーくんのハンカチ!」
「ふふ、いいでしょー!いっちゃん、フェニーくん好きだもんね!」
「いいな…!」
「…!じゃあ今から行こっか!放課後の遊園地!すっごくいい!」
「今から?……今日はいいかな、行こっか、咲希!」
「やったぁ!今日すっごくいい一日!」
「調子に乗って体調崩したらダメだよ?」
「はーい!分かってます!」
「じゃあ行こっか、ミク達にもお土産買っていこ!もちろん志歩達にも!」
「ほなちゃんにはアップルパイかなー?なーんて!みんなフェニーくんだよね!」
「アップルパイも買っていこっか」
「わーい!」