テラーノベル
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はじめに少しR要素あり。(🍫×🍼)
1話目は、ほぼ🍼視点。
〚 R 〛 誘惑大作戦 の続きとまではいかないけど、話は少し繋がってます。🙇🏼♂️
(大した繋がりは無いので見なくても大丈夫ですが、そっちも見たら話の流れが少し理解できるかもしれないです。)
〜注意〜
・ご本人様方には一切関係ございません。
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・コメント時、ご本人様方のお名前表記は各自で対策お願い致します。こちら側は一切の責任を負えません。
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詳しくは、自己紹介の投稿でご確認下さい。🙇🏼♂️
これらを守れる方だけ、ご閲覧下さい。
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side 🍼
ある朝。
ベッドで横になりながらスマホを見てると、メグロからLINEが届いた。
🦞『ショウタくん、今度の土曜の夜って空いてますか?』
久しぶりのメグロからの連絡に、呑みかな。と思い、スケジュールを確認して返信。
🍼『仕事終わりなら空いてる』
すると、LINEを開いたままなのかすぐに既読がつき、また更に返ってくる。
🦞『ショウタくんがよければ仕事後でもいいんで、呑みに行きませんか?久しぶりに一緒に呑みたいです』
やっぱりな。とか考えてたら、向こうを向いていた恋人が寝返りをうち、目が合った。
岩 ) どうした?ショウタ。
ヒカルは嫉妬深いし、心配もさせたくねぇから言っとくか…。
渡 ) …やっ、メグロが久しぶりに呑まないかって。
前から2人で呑むことも多かったし、そこら辺を考慮したうえで、ヒカルなら許してくれるだろう。
とは思いつつも、普通に断られる可能性もあるから、一応控えめに言う。
岩 ) いつ?
渡 ) 今度の土曜の夜。俺が仕事終わったあと。
岩 ) 2人だけで?
渡 ) この書き方的に、おそらくな。
岩 ) …..ふーん。 ( 口尖
あ、ちょっと妬いてるかも…。笑
渡 ) 行ってもいい?
岩 ) ……遅くなんないなら。
渡 ) ふははっ、!りょーかい。笑
岩 ) ……なに笑ってんだよ。 ( 拗
渡 ) お前、分かりやすすぎ。笑
ケラケラと笑いながら馬鹿にする俺の口を、ヒカルの口で塞がれる。
舌を絡められ、俺の好きな熱いキスにすぐに力が抜け、抵抗できない。
なにも着てないのをいいことに、すでに勃つヒカル自身を俺に擦りつけてくる。
渡 ) あっ、ん、は……..朝から? ( トロン
岩 ) …ん、ショウタが悪い。
煽んじゃなかった。今更もう遅いけど。
自分の口から漏れる抑えきれない声を聞くたびに、俺はつくづくヒカルに弱い男なのだと実感させられた。
目 ) なんか、久しぶりっすね。笑
渡 ) そうだな。
2人呑みのときはよく通ってた居酒屋で、久しぶりに対面で呑みながら話す。
渡 ) それで、なんで今日なの?明日でいいじゃん、俺もオフだし。
目 ) だからこそですよ。せっかくのオフなら、ゆっくり休みたくないっすか?
普段はおおいに天然ぶりを発揮してるくせに、こういう所はしっかりしてんだよな、こいつ。
渡 ) …..気遣ってくれて、さんきゅー。 ( 照
目 ) いえ。笑
渡 ) でも、なんでまた急に呑みたいって?
目 ) あー…..ちょっと、ショウタくんに相談?というか、聞きたいことあって。
渡 ) 聞きたいこと?なに。 ( ゴクッ
目 ) ショウタくんはイワモトくんと、どれくらいの頻度でシてますか。
渡 ) っ”、?!? ( ゲホッ ゴホッ
予想もしてなかった斜め上すぎる唐突な質問に驚き、激しくむせる。
目 ) えっ!大丈夫ですか?! ( 驚
渡 ) おまっ、!…..急に変なこと聞くなよ!吹き出すとこだったわ! ( 口拭
目 ) …なんか……すみません。 ( ペコッ
どこで天然発揮してんだよ。
そもそも、そんな真剣な顔つきで聞けるような内容じゃねぇだろ、今の。
渡 ) ……お前、急にどうした。
目 ) …最近、フッカさんとできてなくて……同じ最年長のショウタくんはどうなのかと。
渡 ) いや、意味わかんねぇよ。笑 つか、そんなん人によるだろ。
目 ) ……やっぱ、そうっ…すよね……。 ( 苦笑
落ち込んだようすでビールを呑む姿に、胸が少し苦しくなる。
渡 ) …まぁでも、とりあえず話は聞くから。
目 ) ……え?
渡 ) 相談って言うくらいだから、悩んでんだろ?
正直、今でも自分のことで手いっぱいで、他人の夜の話をされたところでうまく相談にのれるかは分からない。
…でも、フッカにはこの前の借りがあるし。
渡 ) ……聞くことしかできないかもしんねぇけど…それでもいいなら。 ( 目逸
目 ) …っ、ありがとう、ショウタくん。 ( 優 微笑
少しでも役に立てんなら、嬉しいだろ。
目 ) えっと…まず、なにから話せばいいんだろ。笑
渡 ) 知らねぇよ。笑 メグロが相談したいことからでいいんじゃねーの?笑
目 ) あー、なるほど。そうだな…。 ( 考
話まとめてから相談したいとか言えよ。と思いながら、少しぬるくなったビールのジョッキに口をつける。
目 ) えっと……前提として、ショウタくんも知ってると思うんすけど、フッカさん、腰弱いじゃないっすか。
渡 ) まー、そうだな。
目 ) だから…….夜の営みは、フッカさんがシたい時だけシようかと。
渡 ) ………へぇ〜。 ( ゴクッ
こいつらは、そんな感じなのか。と勝手に自分の中にインプットする。
よくねぇかもしんないけど、こんな話、他では簡単に聞けねぇし、俺の勉強もかねて許してくれ。
……と思ってる俺も俺だけど。
渡 ) それは2人で決めたの?その、ルール的な。
目 ) いや、俺がそうしたいなって思って。でも、フッカさんにもそのことは前に少し話しました。
渡 ) ふーん。そんで最近、フッカから誘われないと。?
目 ) ……うん。 ( 俯
メグロは悲しそうな顔で机を見つめる。
渡 ) でもそれ、お前もきつくない?相当、我慢してんじゃねぇの。
目 ) シたいなって思う時もあるんすけど、やっぱフッカさんのこと考えたら…って思うと言い出せなくて…..。
渡 ) なんで。メグロがシたい時もすればいいじゃん。
目 ) …いいわけかも知んないすけど、フッカさんって見るからに細いじゃないですか、腰。だからなんか、自分のせいで壊れたら…というか、ほんとに壊しちゃいそうだなって、怖くて……。
渡 ) …..なるほど。
目 ) 俺、フッカさんのこと傷つけたくないし、大切にしたいので。
その言葉と表情に、メグロが本当にフッカのことを思ってるってのが分かる。
…俺の彼氏とは真反対だな。
こんなこと、本人には死んでも言えねぇけど。
渡 ) 優しいな、お前は。 ( 酒呑
俺らの事情を知らないメグロは、そうっすか?と、一言。
渡 ) ……じゃあ、なに。結局お前たちはどれくらいなの?する頻度。
目 ) そうっすね……フッカさんの気分とか、日によると思うんですけど、まぁ月に2、3回?とか。
渡 ) はぁ?!!!
月に2、3回!?
ほぼ毎日のようにヤってた俺らからしたらありえねぇんだけど?!?
え…..?ごく一般的には、それが当たり前なのか??
いやでも、さすがに少なくね……?
目 ) ……どうしたんすか?
渡 ) 週じゃなく……??
目 ) ん?はい。
渡 ) ……マジで?
目 ) えっ、あ、そういえばショウタくんたちは、どれくらいなんすか?
言っていいものなのか分かんねぇけど、俺も聞いた以上は答えるしかないか。
渡 ) ま、まぁ……週に2、3…?いや、3、4回?くらい……かな。
目 ) えっ、?!…多くないすか……?
渡 ) ……これでも減った方だよ。 ( 呆
目 ) …やっぱさすがっすね、イワモトくん。笑
そんな茶化す余裕はあるみたいだが、表情には明らかに焦りが見える。
渡 ) …つっても、俺らが異常なだけかもしんねぇから、あてになんないと思うけど。
目 ) うーん……。
渡 ) てかさ、結局、メグロはシたいんだよな?
目 ) まぁ……そうっすね。
渡 ) じゃあ、頻度とか気にせず誘えばいいだろ。
なんか、似たようなセリフをフッカにも言われた気がする。俺が。
目 ) ……でも、フッカさんOKしてくれるんすかね。
渡 ) そこは知らん。前はどうだったの?あんま乗り気にならない感じ?
目 ) 俺から誘ったことないんでわかんないです。
渡 ) ……………え? ( ポロッ
え、今の俺の聞き間違い?
動揺で、持ってたやきとり落としちまったんだけど。
渡 ) え、今なんつった?
目 ) 俺から誘ったことないんで、OKしてもらえるかわからないって。
渡 ) は、誘ったことないってお前ガチ?今まで、ただの1度も?
目 ) ……?はい。 ( 首傾
誘ったことなかった俺が言うのもおかしいかもしれないけど、意外っつーか、なんつーか……。
そこで、ふとフッカの言葉を思い出した。
〈 似たもの同士 〉
そういう意味だったのか。と、やっと理解する。
渡 ) それ…..あいつ期待してんじゃねぇの??
目 ) え?期待って…..なにを?
渡 ) お前から誘われんの。
おそらく、フッカが言わなくなったのもそれが原因だろう。
渡 ) そのっ…..お互いに我慢する必要なんてないんだからさ、たまにはメグロから誘ってみるのもアリなんじゃねぇか?
目 ) 俺から…….たしかに。 ( 頷
これで正しいのかはわかんないけど、状況も近いし、俺が言われたようにメグロにもそう返す。
目 ) …..誘うって、どうやるんすか。
渡 ) …し、知らない。自分で調べろ。 ( 照
目 ) 俺…うまく誘えるかな…..。
渡 ) そこはお前次第。
メグロは決意を固めて、進んでなかった箸を口に運びだした。
目 ) ショウタくん。今日はありがとうございました。
渡 ) べつに、大したことしてねぇよ。
目 ) いや、俺にとっては大したことです。 ( ニコッ
渡 ) …….そっ。 ( フイッ
思わず素っ気なくしてしまったが、メグロは俺の熱を持つ顔を見て、笑っていた。
目 ) ありがとう。また今度、呑みましょうね。
渡 ) 予定が合えばな。
それじゃ。とお互いに軽く挨拶して、それぞれの帰る方角を向く。
別れぎわに、振り向いて言った。
渡 ) 自然にすればいいと思うぞ。
すると、メグロも振り返り笑いながら返してきた。
目 ) 自然がいちばん難しいじゃないっすか。笑
渡 ) …..そこは、なんとか頑張れ。笑
下手くそなアドバイスだけ残して、そのまま帰宅した。
side 🦞
目 ) …..ただいまー。 ( 扉開
静かだが、奥からかすかに聞き馴染みのあるBGMとゲーム音が聞こえる。
フッカさんが最近ハマってるゲームを、リビングでやってるのだろう。
その音に引き寄せられるように向かう。
目 ) フッカさん、ただいま。 ( カチャッ
リビングのドアを開けると、ソファに寝転びながらゲームに集中するフッカさんがいた。
…..気づいてないかも。
邪魔しないよう隣の床にそっと座ると、チラッとこちらを見てすぐに笑顔になる。
深 ) おっ!メグロおかえり!わら
目 ) ふふ、ただいま。 ( 微笑
深 ) てかごめん!気づかなくて!!
目 ) 大丈夫ですよ。それより…俺の帰り…..待っててくれたんすか。
深 ) うん…まぁね。わら
目 ) もう遅いから、先に寝ててよかったのに…。俺のために、ありがとうございます。 ( 優 頭撫
深 ) んふっ、いいよ。わら ( 照
反応がかわいくて撫で続けると、ちょっとぉ〜。と、くすぐったそうに体をねじる。
深 ) もう少しでクリアするから、ちょっとだけ待って!
目 ) わかりました。ゆっくりでいいですよ。
フッカさんが真剣にみつめる画面に俺も視線を向け、俺には理解できないくらいのスピードで進んでいくゲーム画面に、やっぱりうまいな。なんて考える。
そして、同時に今日のショウタくんとの会話を思いだす。
俺から誘う…..か。
考えはじめると、急に胸の奥がソワソワしだし、鼓動が早くなる。
…….あれ?なんだろう、この気持ち…。
深 ) …ぃよしっ!クリアしたぁ〜。わら
︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎お待たせ!じゃあ、寝よっか!メグ ( 遮
目 ) シたい。
深 ) へっ、? ( チュッ
考えるより先に体が動き、気づけばフッカさんに口づけをしていた。
❅┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈❅
続く。
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