コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
住む家が決まるまではと、パームの家に泊まった翌朝。
二階の寝室で寝ていた俺は、耳障りな喧騒に起こされた。
何事かと硬い木製のベッドから起きると、外は大騒ぎだった。
「魔族の襲撃です! 住民は地下壕かお屋敷に避難してください! 繰り返します! 魔族の襲撃です!」
昨日、パームが乗っていた馬に乗った男の人が声を張り上げながら、外の通りを駆け抜けていった。
「魔族の襲撃って……」
俺はステータス画面を開くと、マップを選択した。
マップの範囲を広げて村の外まで映すと、千体の敵反応が外周部に集まっていた。
廊下が騒がしくなってきて、階段の下を見下ろすと、正門から次々村人が避難してくる。
「あ、レイトさんっ」
パームが一階から駆け上がって来た。
「これはどういうことだ。治安はいいんじゃなかったのか?***************************
*********
************************
****************
**********
******
******************
*********************