テラーノベル
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意識が戻ると、私は病院の一室にいた。
「…ぁえ?」
周りを見ると紙切れが1枚。
『起きたらナースコールへ。』
と書かれている。
あぁ…倒れちゃったのか。
きっと看護師さんが運んでくれたんだろう。
申し訳ないな…。
ナースコールを押すとすぐにお医者さんが来てくれた。
「お目覚めですか?」
「あ、はい。すみません…。」
「いえいえ、…でも、要注意ですよ?」
「…?」
もしかして、病気が再発してしまったのだろうか。
「それは…どういうことでしょうか…?」
「…睡眠不足」
「…ぁ゙(ビクッ」
「栄養不足、運動不足。」
「ぅ、ぁう…」
「…努力することはいいことですが、
こんなに無理をしていたら倒れるのも無理はありません。… 薬は飲んでいるようですが、体調不良は他の病気の原因にもなります。体が弱ってますからね。」
「…ハイ、そのとおりデス…。」
…恥ずかしい。
確かに最近根詰めてたかもしれません…。
「せっかく直ったんですから、気をつけてくださいね。」
「気をつけます…!!」
「では、また2ヶ月後こちらに来てください。」
「はい。ありがとうございました…!!」
「…何事もなくてよかった…。」
「いや、何事もなくはないでしょ。」
「ぅわあ!?…ぴょんたろうか…。
びっくりさせないでくださいよ〜」
「…はあ?のっきがしんどそうにしてるからこっちに来てあげたのに。
僕に感謝してもいいんじゃないの?」
「…アリガトウゴザイマス」
「棒読みだなぁ!!」
…あ、。
ーーーーー
(※きみゆめ、そらねこがメンヘラ化しましたの動画後半)
💚「wwwゼンゼンキヅカナカッタゼ!」
💛「…そらちゃん…ドッキリの腕、アゲタネー」
🩵「うん!」
💜「棒読みだなぁおい!」
ーーーーー
「…みんな…。」
「……………。のっきはさ、」
「はい?」
「グループにまた戻りたいって、思わないの?」
「…思いませんよ。迷惑はかけたくないので。」
「…ふうん」
…嘘。本当は思ってる。
でも…
ーー
『さよなら』
ーー
…あんなこと言っちゃったら、今更合わせる顔はありませんよ。
「…ごめんなさい。」
「?え?画材?画材買いに行くの?」
「………。そうですよ!擦ると色が変わるボールペンがあるらしいので!!」
「へ〜!僕描いてよ!!」
「まあ?特別に描いてあげますよ?アップするのとは別に!」
「えぇ!?なんで!?」
「バレるじゃないですか。のっきだって。」
「あ、そっか。」
『画家』…嘘だったとしても、皆を裏切るわけにはいきませんもんね。
“目指してる”という設定はちゃんと守りましょう。
「じゃ、早く行こ〜!!」
「あ、待ってください!!」
コメント
1件
第9話、拝読しました。 病院で先生に「睡眠不足、栄養不足、運動不足」とずばり指摘されるシーン、思わず「あるある…」とうなずいてしまいました。倒れるほど頑張ってしまうのっきさんの不器用な健気さに胸がぎゅっとなります。 特に心に残ったのは、ぴょんたろうに「グループに戻りたい?」と聞かれて「思いませんよ」と答えた直後の《嘘。本当は思ってる。》という一文。本音と建前の間で揺れる心情が、短い言葉なのにすごく伝わってきて…切なかったです。 「画家」という設定を守りながら、皆に優しい嘘をつき続ける姿に、もどかしさと愛おしさが込み上げました。 次話も楽しみにしています🌷
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