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鬱注意
捏造
その日は綺麗な空だった。
みことがぽそっと、プリンを食べたいと呟いた。
🍵「そぉだねぇ。俺も抹茶のスイーツ探したいし、コンビニでも行ってくるよ。」
👑「うぇえ!やったーっ!」
すちが会議室から出て、車を出す。
そして、すちは事故にあった。
すちの運転が悪かったのではなく、土砂崩れが起きて……すちの車に直撃したそうだ。
急いですちの居る病院に向かった。
👑「……すち……くん……?」
医者「…目立った外傷はありませんが、
当たり所が……悪かったみたいで。
彼は、もう目を覚ますことはありません。」
👑「……ぇ……?」
🌸「……は、?」
全員、現実が受け止めきれず立ち尽くした。
👑「……うそ、だ……」
「ど…ドッキリ……ドッキリだよ、これ…
すちくん……わ、笑えないから……起きて…
ねぇ……」
🌸「……み……こと……っ」
涙の滲んだ視界で、すちを弱々しく揺さぶるみことの肩を抱えた。
👑「お……おきてよ……ほら……は、配信……時間だよ……」
みことは涙も流れなかった。
汗が吹き出し、震える声で、すちを揺さぶっている。
👑「す……ち……」
🌸「みこと……っ」
それから、誰もお見舞いに行かなかった。
配信ではすちのことは伝えていない。
すちが事故にあい、日を重ねる毎にみことがおかしくなっていった。
🌸「なぁみこと……すちについてどう説明する」
👑「……?」
きょとん。
「……すち?誰それ。」
🌸「……は?」
みことは、こわれていった。
👑「らんらんのお友達?」
笑顔。いつぶりに見ただろう。
こわれていった、いや、みことは壊れないために、本能的に。すちを頭から消去しようとした。
俺達は、みことに合わせて5人組を演じることしか出来なかった。
👑「俺達は5人で最強や!」
🌸「……そう、だね。」
5人。その言葉が重くのしかかる。
眠り続けるすち、壊れたみこと、見て見ぬふりを続ける俺達。
小さな希望に縋り付く、俺達なりの生き延び方だったのかもしれない。
すちが一生起きないなんて信じたら。
大切な仲間が眠り続けるなんて、信じたら。
きっと俺達はいつも通りに過ごせないだろうから。だからみことに縋って、合わせてやる、なんて言い訳をして、
すちのことを俺達も、
記憶の奥底に押し込んだ。